avr-x1700hと比較して、avr-x2700hを間違えて買ってしまいました。今思えば完全にミスったなと思っています。この二つで何が違い、なぜavr-x1700hをおススメしているのか分かりやすく説明します。
avr-x1700h avr-x2700h違い 1700が圧勝のdenonアンプ比較


avr-x1700h 2700hの性能比較
まず、2700hの方が高性能高価格で、1700の方が廉価モデルです。
しかし、発売したのは1700hの方が後。
つまり、余分な機能と価格を削って出されたのが1700になります。
avr-x1700h | avr-x2700h | |
スピーカー出力 | 80W(2ch、20Hz~20kHz、8Ω) 120W(1kHz、6Ω) | 95W(2ch、20Hz~20kHz、8Ω) 125W(1kHz、6Ω) |
オーディオ入力 | 2系統 | 4系統 |
コンポーネント入力 | 無 | 2系統 |
HDMI出力 | モニター×1 | モニター×2 |
コンポーネント出力 | 無 | 1系統 |
機能面は大きく分けて、端子の数、スピーカー出力、2モニター出力などが違います。
なぜavr-x1700hの方が良いのか
ひとえにコスパです。
1万円ちょっと違いますが、その価格差に見合っていません。
どうしても2出力必要な場合はアリですが、一般家庭にはほとんどいません。
スピーカーの出力Wが高い方が高音質なんじゃ?と思う方。
実はそうでもないのです。
アンプは高出力W(ワット)=高音質ではない
率直に言えば、アンプにW数とか要りません。
一般家庭では1W+1Wくらいしか使っていないと言われているからです。
高出力W数なら、何となく高音質だろうという人々を狙った一種の商法です。
スピーカーにおけるW数は、その出力まで余裕をもって耐えられる、というものです。
限界値を超えて出力することが普通にありえないので、不要な要素となります。
端子の数は多いけど、コンポーネントとかいらない

今やHDMI全盛の時代です。映像で言えばdisplayportが定着しつつあります。
そんな中、コンポーネント端子とか要りません。
一般的に、格付けは以下のようになります。
コンポジット<S端子<D端子=コンポーネント端子<HDMI
わざわざ古い時代の端子を使う必要がなければ、端子の数が増えても無駄なだけです。
モニター2画面出力できるけど、複製のみ。拡張はできない
僕がハード面の知識不足でバカだったんですが、
アンプで2画面に繋いだところでPC画面の拡張はできません。
複製のみです。
PCで拡張を行う場合、グラボの方で線を分ける必要があります。
今は「displayport-PC」と「hdmi-アンプ-PC」に分けています。
僕はアンプ一つで統一できたら良いと思っていたんですが、デュアルモニターをするとき拡張ができない間違いに気づきました。
なので、複製のためにわざわざアンプの2画面出力なんて必要あるの?という感じです。
結論 コスパで1700hが圧勝

結局、値段が1万円安く、本体もすっきりしたavr-x1700hがおすすめです。
特殊な例を除いて、2700hを買う必要はありません。
一つ注意点ですが、avr-x1700hはサブウーハーをつける際、アンプ内蔵型が必要になります。
いわゆるパッシブウーハーはダメで、パワードウーハーしか繋げません。

見分け方は簡単で、コンセントをつないで電源が必要になるのがパワードウーハーです。
denonのウーハーは品切れ状態のままで、転売価格か中古品しか売っていません。
無理して合わせる必要もないので、僕は安くて音質の良いYAMAHAのウーハーを買いました。
自宅のリビング程度であれば、このくらいの音質と出力があれば問題ありません。
ボタンが後ろについていて、後ろ向きでセットしないといけないところが難点ではありますが。
