この記事は初心者用にグラボを簡単に説明しています。
グラボって何でしょう。ないとどうなるでしょう。
実は必須ではありません。ゲームでも絶対必要な役割というわけではありません。
グラフィックボードのゲーム以外の効果について解説します。

グラボがないとどうなる?グラフィックボードのゲーム以外の効果とは
GPUとグラボの違い
PCが動くために必要なものがあります。
・CPU(パソコンの脳みそ)
・メモリ(作業台)
・電源(エネルギー)
・記憶装置→SSD HDD(作業したのをしまうところ)
肝心のCPUには親戚みたいなのがいて、それがGPUです。
CPU は「Central Processing Unit」
GPU は「Graphics Processing Unit」
どちらもプロセッサー(処理装置)と呼ばれ、動作に関わってきます。
CPUはパソコンを開けたことがない人は見たことないかもしれません。四角いやつです。
右に4枚差さっているのがメモリです。

これは脳みそとして非常に優秀ですが、同時進行で物事を処理するのが得意じゃありません。
一方GPUは同時進行するのが得意で、主に画像を描写するのが得意です。
CPUはマザーボードに、GPUはグラフィックボードに取り付けられます。
つまり、GPUは装置、グラボはその入れ物です。
マザーボードはその名の通り母体となるので、グラフィックボードやら電源やらを取り付けていくのです。

GPUはPCのもう一つの脳みそ
でも、動くならGPUって必要ないの?って話ですが、パソコンは動くだけじゃ画面が真っ暗で操作できませんよね。
そこでPCはCPUとは別に、もう一つの脳みそであるGPUを使うのです。
漫画に例えると、CPUは話を作れても絵を描くのがそんなに得意じゃない原作者です。
じゃあ、絵は得意な人に任せますよね?それがGPUです。

パソコンはこんな風に画像を描写していきます。
CPU的には「俺はPC動かすのに集中するから、君が絵をかいといて」って感じです。
最終的にGPUが計算した絵をモニターに出力して、我々の目に届くわけです。
グラボの機能は実はCPUに入ってる
最初にグラボは必要ないと言いましたが、実はCPUにGPUが内臓されている製品がたくさんあります。

一番上に12400「F」ってありますよね。
これは「GPU搭載してません」という意味になります。
GPU内臓されていないと、CPUの価格が安くなります。
逆に一番下は12700だけで何もアルファベットがありません。
無印は「すでにGPU入ってるCPUだよ」という意味です。

Ctrl+Shift+Escキーを同時に押してみてください。
GPU内臓型だったら、GPUの欄を見ると右上にIntel Graphicsとか書いてあります。
(Intelの場合)
グラボを積んでいるとNvidiaとかRadeonとか出ます。
動きの激しいゲームをする場合、内臓GPUはしょぼいので画像描写を処理しきれません。
だからみんなグラボグラボ言っているわけです。
わざわざグラボを買う必要性はあるのか?

ノートでもデスクトップでもそうですが、
ゲーム・画像や動画編集・マイニング・一部プログラミング(機械学習等)
このあたりをしないなら必要ありません。
逆にちょっとゲームしたいくらいなら、簡単なグラボを積んだ方が快適です。
安いのでいいので、買いましょう。
グラボは株みたいにすぐ高騰したり下がったりと相場があるので、できれば安い時に買いたいです。
なるべく新品で安く買いたいなら、アマゾンアウトレットを利用しましょう。