水泳で使えるイヤホンはまだまだ種類が少ないです。そんな中、音質・耐久性・使い勝手を加味して優秀なのがShokz OpenSwimです。
Shokz OpenSwimレビュー 骨伝導水泳イヤホンのおすすめ

いわゆる骨伝導で、耳にかけるだけで聞こえます。
- 耳から外れない
- 耳の穴が痛くならない
といった大きなメリットがあります。
ボタンも単純で、電源と音量の-+のみ。bluetoothもありません。ていうか水泳目的なら直接機器に音楽入れるので、bluetoothは不要でしょう。
骨伝導は音質が劣るし音もシャカシャカしたタイプが多いのですが、耳の穴が痛くならないし、ポロっと外れて落ちることがないので、スポーツ用途に便利です。

特に水中では防水機能&装着感が必須なので、骨伝導はかなり適しています。

防水仕様なので、充電の仕方ががちょっと変わっています。
マグネット端子になっていて、充電口をくっつけてふたを閉めます。

骨伝導ってケーブルイヤホンと違って形状が固定されているので、収納とか持ち運びに困ります。
でもOpen Swimはしっかり専用ケースを用意してくれてます。
ちゃんと水に濡れても乾燥できるようにゴム製で穴が開いています。

プールのサンダルみたいでダサいですけど、これは結構良い配慮だと思いました。
鞄に裸で入れると勝手にon offになるので、普通に困ります。
ケースに入れて充電器のカバーつけるとその心配もありません。
Shokz OpenSwimメリットデメリット
Shokz OpenSwimのメリット
- 音質が低音まで聴こえて良い
- 外部音があっても割と聴こえる
- 充電残量を通知してくれる
- ボタンのレスポンスが良い
- IP68仕様
音質が低音まで聴こえて良い
骨伝導は当然普通のイヤホンより音質が良くありません。
Open Swimに関しては骨伝導の中でも結構良い方です。
特に平らな音になりがちな部分を低音までしっかり拾ってくれています。
音質は良い方と言えます。
外部音があっても割と聴こえる
骨伝導は外部音があると結構聴こえづらいです。
そのために耳栓するのですが、耳栓なくても結構聴こえやすいです。
充電残量を通知してくれる
電源onしたときに毎回充電残量をアナウンスしてくれます。
当たり前の機能のように思えますが、安い奴だと意外と搭載されてません。
ボタンのレスポンスが良い
一番好きな点なんですが、ボタンのレスポンスが良いです。
押してすぐ反応してくれるし、操作音で押したか分かります。
当たり前じゃんて思うかもですが、安いやつはレスポンスが悪く無反応で、押したか分からなくなります。
水中で操作難が発生すると普通にムカつきますし。
IP68仕様

(引用:https://www.taroumaru.jp/ip/67)
防水仕様の中でもトップの性能です。
IPというコードは防塵防水性能を表します。
左の数字が防塵でレベル6、右が防水でレベル8と言う意味です。
防水は7と8でどのくらい違うかと言うと、下のようになります。
レベル | 機能 |
---|---|
7 | 一定の水圧で一定時間(30分間 水中に浸けても有害な影響がない |
8 | 連続的に水中に置いても有害な影響がない |
なので、水泳目的なら8にするべきでしょう。
Shokz OpenSwimのデメリット
- 締め付けがやや強め
- 価格が高い
締め付けがやや強め
メリットで音が聴こえやすいって言いましたが、単純にホールド感の問題かもしれません。
強く体に当てれば音が聴こえやすいわけです。
Open Swimは締め付けがやや強めです。
体の大きい僕でこのくらいなら、女性や小顔の男性は気にする必要はないです。
価格が高い
水中で使えることを考えてもちょっと高いです。
2022年12月の価格で20000円ほど。
もちろん水中だけでなく、ランニングやスポーツ用途にも使えるわけですから、用途が広い人ほど元が取れるかもしれません。
Shokz OpenSwimと Hacray Seahorseの比較

同じような製品でHacray Seahorseがあります。
結論から言うとこっちはお勧めしません。壊れやすいからです。

何回か交換してそしてぶっ壊れました。水泳用としては耐久性に問題があります。
具体的には勝手に電源がon offなったり、bluetoothモードになったりしました。あと他人のレビューですが、充電できない不具合も散見されました。
機能的な部分で言うと、on offの切り替えが聴こえづらいとか、専用のケースがないので鞄に入れる人は困るとかあります。
ボタンのレスポンスも良くないです。結構イライラします。
一方で価格はOpen Swimの半額程度だし、ちゃんとIP68の防水仕様だし、付け心地は柔らかくてこっちの方が好きでした。
耐久性さえあれば、半額で買えるこっちで普通に満足していたと思います。
あとで知ったのですが、youtuberに結構提供されていたようです(この動画はプロモーションを含みます的なやつ)。
プロモーションであることと、長期使用のレビューではないので、彼らの話を鵜呑みにして買うのはお勧めしません。
水泳やるなら買い。スポーツ用ならもうちょい安いのでもいい

水泳用途なら、現状ほぼこれがベストです。
一方で他のスポーツ、特にランニング目的ならOpen Runという選択肢もあります。
こちらは走る用の骨伝導イヤホンです。
防水仕様がIP67に下がっていますが、価格が安いです。
IP67でも水泳用途はできなくはないでしょうが、長時間使用だと怪しいです。
泳ぐ選択肢が少しでも入るなら、Shokz Open Swimの方を買いましょう。