高額なゲーミングPCを買おうと思う場合、PS4やPS5で十分とか使わないで後悔しそう、と思う人もいるかもしれません。どうすれば後悔しない選び方になるのでしょう。
この記事の結論
- ゲームするだけでいいならPS4・PS5
- FPS値・高い性能を求めるならゲーミングPC
- 一人でオフラインゲームする人はPS5、それ以外はゲーミングPC買え
- PS5とゲーミングPCがダブるとPS5不要になる
ゲーミングpcいらないでps4やps5で十分?使わないで後悔しない選び方
PS5・PS4のCPUやグラボ性能比較
PS5本体 | スペック |
---|---|
CPU | Ryzen Zen2 8コア/16スレッド 3.5GHz (Ryzen 7 3700X相当) |
GPU | 10.3TFLOPS, AMD Radeon RDNA 2 (RTX2060 Super ~ RTX2080相当) |
メモリ | GDDR6 16GB |
ストレージ | 825GB SSD |
消費電力 | 最大350W |
価格 | 通常版 ¥60,478(税込) デジタル・エディション ¥49,478(税込) |
PS4 PRO | スペック |
---|---|
CPU | AMD Jaguar 8コア 2.1GHz |
GPU | 4.2 TFLOPS, AMD Radeon (GTX 1060相当) |
メモリ | GDDR5 8GB |
ストレージ | HDD 1TB/2TB |
消費電力 | 最大310W |
価格 | 39,980円+税 |
現状PS5のCPUに相当する3700Xは2023年5月現在で、大体5万円弱。
RTX2060Superなら6~7万で買えます。
(が、在庫薄で高騰しているからであって、上位機種の3060なら4,5万で買える)
この時点でPS5は恐ろしくコスパに優れているということになるでしょう。
ただし、ゲームやるかBlueray見るかしかできないので、用途がかなり限定されています。
FPS・高い性能を求めるならゲーミングPC
PS5は一定層のゲーマーに特化してコスパ◎ですが、色々不便な点があります。
- FPS値が最大120fps
- steamの一部タイトルはできない
- マウス操作が一部禁止
- オンラインプレイにPS Plus加入必須(12ヶ月で5,143円)
- MODは使えない
要するにオンラインの対戦型FPSや、マイクラ・スカイリムのようなMOD前提ゲームに向きません。
あと、ゲーム実況者なんかはどうせ動画編集するでしょうから、問答無用でゲーミングPCが必要です。配信者もしかり。
あと、対戦型FPSなんかではPS5でのマウス操作が禁止されています。
コントローラーよりマウスでのエイムの方が強いので、きっちり区分けされているわけです。
オンラインプレイ自体にPS Plus加入が必要なので、見た目以上にPS5は高くつきます。
家族で共有するならPS5もありですが、独り身なら不要です。
要するに、一人で一人用ゲームする人はPS5、それ以外はゲーミングPC買えという話です。
個人的な話ですが、攻略とかyoutube見ながらゲームすることが多いので、ゲーミングPCとモニター2台あればPS5ほぼ不要になります。
ダブるといらなくなるのはPS5です。
なら、最初からゲーミングPC買った方が賢い買い物ということです。
PS5とゲーミングPCの耐久年数とメーカー保証
PS5とゲーミングPCのメーカー保証と延長保証
また、PS5はメーカー保証は1年間。延長保証も含むと3年。
一方で、BTOメーカーのドスパラを例に挙げると、ゲーミングPCの保証は1年。
延長保証もつけると、5年まで伸びます。
(このへんはBTOメーカーによりますが、大体1年が目安です)
パーツごとの耐久年数
PS5のコントローラーの耐久年数は約417時間。
PS5本体は正直あまりデータがないので、良く分かりません。
一般的にゲーミングPCは消耗が激しいので、3~5年が耐久年数と言われています。
PCのパーツごとの耐久年数は以下の通りです。
パーツ | 耐久年数 |
---|---|
CPU | 10~20年 |
GPU | 4年 |
メモリ | ほぼない |
電源 | 2~5年 |
マザーボード | 4年 |
PCの場合は故障したパーツを交換すれば済む話なので、その辺修理に出してしばらく使えないってデメリットがありません。
また、交換パーツ代が修理代に相当するので、修理代いくらするか送るまで分からんみたいなことがありません。
PS5比較で自作PC、BTOの値段
PS5本体 | スペック |
---|---|
CPU | Ryzen Zen2 8コア/16スレッド 3.5GHz (Ryzen 7 3700X相当) |
GPU | 10.3TFLOPS, AMD Radeon RDNA 2 (RTX2060 Super ~ RTX2080相当) |
メモリ | GDDR6 16GB |
ストレージ | 825GB SSD |
消費電力 | 最大350W |
価格 | 通常版 ¥60,478(税込) デジタル・エディション ¥49,478(税込) |
上記を元に自作PCを組むと、以下のような形になります。
自作例 ¥159,952
パーツ | 価格 | |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 7 3700X | ¥49,000 |
グラフィック | Palit GeForce RTX 3060 Dual 12GB | ¥45,400 |
マザーボード | ASRock マザーボード B760 Pro RS | ¥21,900 |
電源 | KRPW-GA750W/90+ 80PLUS GOLD | ¥12,691 |
メモリ | CT2K8G4DFRA32A [DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組 | ¥4,975 |
SSD | Western Digital 1TB WD ブルー SN570 | ¥10,240 |
ケース | CORSAIR 4000D ATX (ケースファン120mm ×2付) | ¥12,483 |
CPUファン | Cooler Master Hyper H412R | ¥3,263 |
ケースファン | CoolerMaster MasterFan MF140 Halo 140mm | ¥3,284 |
ケースファン | CoolerMaster MasterFan MF140 Halo 140mm | ¥3,284 |
ケースファン | CoolerMaster MasterFan MF140 Halo 140mm | ¥3,284 |
合計 | ¥169,804 |
現在RTX2060 Superは品薄で高騰しているため、代わりに3060にしています。
当然ですが、RTX3060の方が高性能です。
場合により、移行するWindow11のライセンスがない場合、別途ライセンスの購入が必要です。
Windows 11 Home 日本語版が2023/05/24現在でamazon価格14,500円です。
なので、合計で¥184,304ってとこですね。
また、同等程度のBTOパソコンを買うとなると、このモデルです。
PG-P13H (¥148,000円 税込)
Intel Core i5-13400(10コア/16スレッド)
DDR4メモリ 16GB / RTX 3060
NVMeSSD 500GB / Windows11 Home 64bit
おすすめはStormというメーカーです。
ドスパラのガレリアのような知名度はないですが、最近はミドル~ロー帯であれば異常なくらいコスパが良いメーカーです。
利点はこちらの方がCPU性能が圧倒的に上です。
また、BTOなので組み立ての労力も必要ありません。
Windowライセンスがいらないなら、その分価格を差し引くこともできます。
欠点と言えば、このモデルのマザーボードはmixro-ATXになるので、小さいモデルだということです。
つまり、省スペースな分あとで拡張するとき拡張性に乏しいって話ですね。
また、自作例で出した物と比べSSDが500GBになっていますが、この辺GB数はカスタマイズできます。
15万でこれだけの性能があれば、中々良いなと思いました。
PG-P13H予算があるなら、BTOでPC買った方がいい
結論、本当にゲームだけするならPS5でも問題ないです。
一方、マルチタスクやFPS、高い性能でのプレイを求めるならゲーミングPCが良いです。
あとで買いなおしたり、やりたいことができないってなるくらいなら、ゲーミングPCを買っておきましょう。
ただし、予算にも限りがあると思うので、15万も出せないし出したくないって人は素直にPS5を買いましょう。