btoでよく使われているグラボメーカーがInno3DやManliです。別に無名メーカーでも問題ありません。ていうかOEMの側面も考えると、知らないうちに彼らの製品を使ってる場合もあります。
この記事の結論
- 別に無名メーカーでも使う分にはそんな問題ない
- 実はZotac、Inno3D、Manliの大元は一緒
- btoで安いPCはたいてい無名メーカー
Inno3Dグラボの評判やManliグラボの評価 どこの国のメーカー達?
別に無名メーカーでも使う分にはそんな問題ない
まず、知らないメーカーですが、使う分には問題ありません。
これらはBTOメーカーによって採用されているメーカーで、品質が悪ければ組み込まれることはないからです。
(最近は速攻SNSで共有されるし、bto側もメーカーを厳選している感じです)
例えば、高品質グラボメーカーELSAはInno3DがOEM元です。
つまり、Inno3Dで製造した物をELSAが売っているわけです。
ELSAは検品をかなりの数やっているので、全く同じというわけではないでしょうが、仕組み上品質は同じってことになります。
Inno3DやManliはどこの国のメーカー?どんな会社?
実はZotac、Inno3D、Manliこの3社の大元は一緒で、PC Partner Group Ltdという香港の会社です。
Zotacは昔から日本市場に出回っているから知っている人も多いでしょう。
株価も公開されていて、イギリスのロイターやInvesting.comなどに載ってます。
主にグラフィックボード、マザーボード、その他のコンピューターアクセサリーを設計、開発、製造しています。
PC Partnerは、AMD、NVIDIA、Intelなどの主要なチップセットメーカーとパートナーシップを結んでおり、独自のグラフィックカードやマザーボードを製造しているようです。
- 1998 設立
- 2006 自社ZOTACブランドのビデオグラフィックスカードの販売を開始
- 2006 NVIDIA GPU ベースのビデオ グラフィックス カードの製造を開始
- 2008 ManliグループとInno3D、Manli ブランドの60%を取得
- 2009 独自のミニ PC シリーズを ZOTAC ブランドで設計および販売
- 2011 Manli グループを完全に買収
最近になって市場に流通するようになった
実はinno3dはアマゾンなどでも売っています。
ほとんど無名メーカーではありますが、価格的にはかなり安い部類です。
種類は3つで、ICHILL、INNO3D、Gaming OCといったモデルがあります。
btoで安いPCはたいてい無名メーカー。でもそんな心配いらない
Manliはフロンティア、Inno3Dはストームで採用されています。
この2社は数あるbtoメーカーの中でもかなり安いです。
一番有名なドスパラのガレリアはPalitが使われています。
こちらは市場に出回っているものなので、一応無名メーカーという扱いではないでしょう。
(まあ最安値ですけど)
Inno3Dもamazonなんかに売ってますけど、わざわざ買う人はいないし、在庫がほとんどありません。
無名メーカーのメリットは、安いということに尽きます。
一方でメリットは売るときも安いということです。
一番心配な故障率のデータというのも特に公開されていないので、心配するだけ損です。
ただ一つ言えるのは、こうした無名メーカーがOEM元となって様々なグラボメーカーに商品を供給しているので、無名だから過剰に敬遠する必要はないってことです。
btoメーカーに採用されている点や、Zotacと大元が同じという点でも、Inno3DやManliに関しては悪くない信頼度だと思います。
ちなみに無名で安い方がコスパ自体は安くなるので、ストームとフロンティアは結構おすすめです。
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