世の中は色々な情報で満ち溢れています。そんなあなたに、ブロガー兼youtuberとして稼いでいる中堅クラスが、作ってはいけないクレカ四天王と作った方が良いクレカを情報操作なしでお教えします。
(2024/09/30時点)
作ってはいけないクレカ
- JCBカードW
- 三井住友カードNL
- エポスカード
- オリコカード
JCBカードW
"アマゾン クレカ おすすめ"の検索で大抵出てくるのがこちら。ほとんどのクレカブログやyoutubeで紹介されてます。
はっきりっておすすめしません。
アマゾンを例に出すと、ポイント2倍とか専用サイト経由するとポイント4倍なんて話をしてますが、還元率で言えば0.7%。パートナープログラム含め1.4%です。アマゾンカードが常時2%なので勝てません。
スタバで効果的って言いますけど、せいぜい月に10杯とか。6~7,000円が良いとこじゃないでしょうか。メインに据える、もしくはサブに持つには効率が悪い。
いや俺達にはプレモチャージがある、というJCBガチ勢の悲しい叫びが聞こえますが、amazonでの取り扱いが一時停止になりました。(2024/09/02時点)。”OkiDoki P→ JCBプレモカード → Amazonギフト券"という流れで還元率2%。
復活したとしても同じことで、じゃアマゾンマスターカード使えば良いじゃんってんなります。時間かかるし超めんどくさい。
一応アマゾンを例に僕の大好きな計算式を出すと以下。非常に複雑です。
(okidoki 1P = 3.5円換算)
通常還元率
0.7% = 1,000円で2P / 2P = 7円 / 1,000円で7円
プログラム利用
1.4% = 1,000円で4P / 4P = 14円 / 1,000円で14円
プレモチャージ(現在停止中)
2.0% = 0.5%×4P / 1,000円で20円
実は作ってはいけない四天王最強だからコレクションしとこうと思って持ってるんですよ。しかも桜柄。めっちゃセンス良い。
...というのは冗談で、使い勝手を確かめるため実際に使ってみた次第です。
三井住友カードNL
必ずしも悪いカードではなく、SBI証券使う人なら強制イベント。タッチ決済は該当の店舗なら還元率がかなり高くなります。具体的にはセブン-イレブン、ローソン、マクドナルドあたり。
そのほかの点でこのカード使う理由がないです。還元率も高くない。
10万円使ったとして、500Vポイント。500Vポイントは引き落としに充当すれば1P = 1円なので、0.5%還元。
アマゾンギフトカードに充当すると0.4%還元となります。
SBI証券はNLかoliveカード使うしかポイントが付かないので必須。あとは該当の店舗でタッチ決済むちゃくちゃするって人。
そうじゃないなら不要。特化用途ならなんとか使えますが、わざわざ該当店舗だけタッチ決済出すのが面倒。コンビニなら総額もそんな大きくない。
スイカなりpaypayなり決済方法統一した方が生活的に楽ですし、メインは荷が重すぎるカードです。
こちらも実際に持ってます。SBI証券使ってたので。前に楽天・SBI・マネックス・au株コム全部で積立投資してポイントつけようみたいな異様なことやってて、作ったんですよね。新nisaで分ける意味合い薄れたのでやめましたけど。
エポスカード
強烈にプッシュされている上位2枚に比べると落ちますが、それでも紹介している人は多いです。
なぜよくないかというと、基本メリットになることが何もないこと。
還元率は0.5%。マルイ使う時だけ年4回マルコとマルオのセールで10%offになるくらい。
一応使われる理由として、ゴールドカードの存在があります。
50万以上使うとエポスゴールドが永年年会費無料になります。ゴールドは100万円ほぼちょうどで使う、などのなんとも言い難い条件が合えば1.5%還元。(さっきさっき話した三井住友NLも同じようなゴールドカードがあります)
なので人気があるんですが..
基本ゴールド以上って条件のリスクが伴うので、確定的に使う機会がないとおすすめしません。
後述する1.2%のリクルートカードや、ポイント含め1.3%のP-one Wizなんかはノーリスクで1%以上出せるので微妙です。
オリコカード
通常還元率は0.83%。
アマゾンだと60,000円分買って600オリコポイント→500円分のアマギフ。60,000円で500円だから還元率0.83%(んもうまぎらわしい)。
還元率はオリコモール経由でアップしたり、アマゾンや楽天で特定カテゴリの還元率アップもあるんですが、普通にアマゾンカードや楽天カード使えばOKなので、利用するタイミングがない。
こちらもエポス同様JCBカードWや三井住友NLほどプッシュはされてません。が、微妙なのに紹介されてるカードです。
おすすめのクレカ四天王
- アマゾンプライムマスターカード(特化型)
- 楽天カード(特化型)
- リクルートカード(メイン)
- P-oneカード(メイン)
- ビックカメラSuicaカード(ビューカード) (特化型)
いやいや四天王なのに5人いるじゃん、クロマティ高校かよって人。
メイン候補のp-oneとリクルートカードは使い方次第なので二つ上げてます。一切手間なく使いたいならP-one。還元率求めるならリクルートカードって感じです。
アマゾンプライムマスターカード
アマゾン用最強です。アマゾン使用なら常時2%、月一とかでやってるセール時は最大3%。
ポイントもすぐついてすぐ使えます。交換の手間がありません。強い。
注意点としてはマスターカードのみってことくらいです。
机に入れてアマゾン用のカードとして使いましょう。
楽天カード
楽天市場で使う場合、常時2%、楽天銀行使ってる場合は2.3~2.5%です。
こちらも机に入れて特化型として使いましょう。
日本人はアマゾンか楽天使うことがほとんどなので、この二枚作っとけばOK。
リクルートカード
通常還元率が全方向に1.2%と高いアベレージを誇ります。
じゃらんを使う場合は3.2%。
ポイントもポンタポイントと交換できるので、じゃらん、ホットペッパービューティー、最終的にはローソンで使用できたりと使い道には困りません。定期的に髪切ると思うので、ホットペッパービューティーで使い切るんじゃないかと。
難点としては、ポイント交換の手間があること。あと、端数は切られます。200円買い物したら2.4Pつくはずですが、小数点以下切られて2Pになります。デメリットはそのくらいですかね。
P-oneカード
こちらも全方向に還元率1.3%です。何がすごいって、引き落とし計算時に勝手に1%引いてくれます。ポイント交換の手間いらず。
極めてめんどくさくないカードということになります。価格ドットコムで「お前はこのカードを知らなくていい」というレビューがあり、言いえて妙だなと思いました。
デメリットとしては割引は1回ごとの買い物で端数は切られること。1390円の買い物だと13円割引。13.9円ってできないので。ひと月の買い物じゃなくて1買い物ごとなので、バシバシ切られます。ただし、1買い物で1円切られるかどうかって話なので、あっても数十円くらいです。
残りの0.3%はポイント。1,000円ごとに1P、1P = 3円で支払額とかに充当できます。
ただし最低300P以上にならないと使えない。30万円以上使ってようやく交換できます。アマゾンや楽天抜かしての支払いなので意外と溜まるの遅いんですよね。
また、P-one WizとP-oneスタンダードがあって、違いは以下。
P-one Wiz → ポイントが付く。リボ払いがデフォルトなので解除が必要。
P-one スタンダード → ポイントが付かない。
P-one Wizの方が還元率が高いんですが、デフォルトがリボ払いで手数料取られるので、解除する必要があります。
基本はwizをおすすめですが、例外的にポイント一切興味なくて支払方法変更とか良く分からんって人はスタンダードってことになります。
年1回以上旅行する人 → リクルートカード
旅行しない&めんどくさがり → P-one Wiz
超めんどくさがり → P-oneスタンダード
メインは、年2~3回旅行する人とかは、じゃらんで3.2%なことも含めて個人使用ならリクルートカード。
ポイント交換なんて面倒って人はP-one。旅行しないけど少しでも高い還元率でポイント交換したいって人もP-oneです。
ビックカメラSuicaカード(ビューカード)
交通系でポイントが付くのがビューカード。
基本は年会費が取られるんですが、ビックガメラSuicaだけ年一回使えば年会費無料。あとビッグカメラの買い物が高還元。
ってことで日本人なら必須級です。作っときましょう。
クレカ情報で惑わされないためには
クレカ情報で惑わされないためにはどうしたらよいか。自分で還元率を計算しましょう。
以前JCBカードWおすすめしないって動画上げたとき、一部の人は「そんなことない私は得だった」というコメントもありました。
よーく考えてほしいんですが、プレモチャージが仮にあったとして、そんなめんどくさい方法は生活の質的に損してます。
クレカは使うだけで得するのは当たり前。得した度合いが本当は10もらえたのに、6しかもらえなかったとしたら、実は損しているともとれます。
発信者側の事情も考えた方がいいです。JCBカードWを例にして言うと、確かにポイントもらって得はしたかもしれません。でも割合でいうと紹介者が8:あなたが2くらい。
ブロガー兼youtuber視点から見た割合なので、かなり正確と思ってくれていいです。
広告張るのが悪いって言ってるわけじゃなく、正しくて利用価値のある情報ならどんどんその人の広告利用してあげてほしいし、逆に曲がった情報で発信者有利ならそれは良くないよねって話です。
もちろん僕の話も疑った方がいいんですけどね。
じゃあ騙されないにはどうしたらいいかって、用途をはっきりさせたうえで還元率を計算しましょう。数字は嘘つきません。
そのうえで僕は、ポイント交換を最低限にする時間効率・簡潔さを重視してます。
後日youtubeで出す動画では、価格ドットコムのランキング上位を精査する内容も加えたいと思います。