フランスの大手化粧品会社であロレアルがだしてるヘアオイルですが、匂いが独特すぎて僕は無理でした。一方で、質感は悪くなかったのでレビューします。
ロレアルパリのヘアオイルは臭くて無理だった
まず独特なのが香りです。いくつか種類があってその一つなんですが、僕が使ったのは「エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクストラリッチ フィニッシュ」。
フローラルバニラという香りで、バニラの香りを何倍もきつくしたような匂いで気持ち悪くなりました。
電車とかに乗ると、時々女性でこの香水つけてる人いたんですが、もしかしたらロレアルのヘアオイルだったのかもしれません。
なので、女性ウケはいい香りなのかも。ただ、男性はやめとくべきです。
好みもあるとは思うんですけど、別に柑橘系で甘いのは全然問題ないんですよ。でもバニラとかで甘すぎるとやばいって話です。人間果物の甘さは気分を害しませんけど、ずっと生クリームの匂い嗅いでると気持ち悪くなっちゃうでしょ?あれと同じです。(いや個人感ですよ?)
使ってみたいという人は、とりあえず少量30mlのやつとか買ってみたら良いんじゃないでしょうか。一番売れてるのがフローラルバニラのリッチフィニッシュですけど、もしくは違う種類のやつ買ってみるとか。
使ってみた質感は悪くなかった
一方で、使ってみた質感は悪くありませんでした。オイルの伸びも良く、ツヤも出るし浸透する感じがあります。
成分
イソドデカン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジメチコン、ジカプリリルエーテル、ジメチコノール、トリメチルシロキシケイ酸、サリチル酸ベンジル、スクワラン、ヒマワリ種子油、(カプリル酸/カプリン酸)グリセリズ、ヤシ油、ベンジルアルコール、トコフェロール、リモネン、カミツレ花エキス、リナロール、ビサボロール、ヒポファエラムノイデス種子油、サリチル酸エチルヘキシル、ゲラニオール、ガーデニアタイテンシス花、ヒドロキシシトロネラール、イソオイゲノール、ファルネソール、ヘキシルシンナマル、カニナバラ花エキス、ハス花エキス、アマ花エキス、香料
以下、僕は化学者じゃないのであくまで調べた限りの話です。
成分の主となるのはイソドデカン。以前はシクロペンタシロキサンという成分が使われていて、別に安全上問題ないとされていたんですが、最近は色々と敬遠されてるらしく、EUなんかも0.1%以下にしろ的な規制を設けてます。
で、その代替えとして配合されてるのがイソドデカンというわけです。有名なのだと無印のマスカラ用クレンジングなんかにも使われてます。効果としては、表面をツヤツヤに覆うもので、安全性も高く、変化が起きにくいオイルと言われています。
酸化で臭くなる等どうこういわれる理由
ですが、一部で酸化により臭くなるとも言われています。実はこれ、本商品にも入っているトリ(カプリル酸/カプリン酸)が原因ではないかとされています。元々はアルガンオイルが臭くなるという話で、このトリが取り上げ下られてました。(シャレではなく)
こちらはイケメン美容youtuberかずのすけさんのブログ見て「へー」っと思ったんですが(あの方も専門家に聞いたそうですが)、トリ(カプリル酸/カプリン酸)は本来臭くないし酸化も全然しないものだそうです。
ただし、アルカリ性条件下か、リパーゼという酵素があると臭くなる可能性があります。簡単に言うと、アルカリ性シャンプー使ってたり、リパーゼという酵素が体質的に多い人だと異臭の原因になるらしいです。
一方で、何も問題ない人はないので、臭くなる人からすれば「え?なんで?」って話なんでしょうね。
別に怖がる必要はなく、やっぱり一度合うか合わないかは少量で試してみるのが良いと思われます。
結論、質感的にはアリだけど匂いがナシ
僕の結論としては使いたくありません。一方で使ってる人がいても別におかしくないヘアオイルだと思います。
質感はホント悪くなかったんですよね。なので、機会があったら別に種類のオイルで匂いを試してみようと思います。