カメラの保管といえば、ドライボックスか防湿庫です。防湿庫は高いし邪魔じゃん?と思う方もカメラ持ちはすぐ買った方が良いです。もし買うなら安いhokutoがおすすめですが、全自動除湿機能ってのがあります。有り無しで何が違うのか、外観やレビューとともに説明します。
湿度とか関係なく防湿庫は専用棚として便利
防湿庫はちょっと高いですし、カビでダメになった経験無いよって意見もあるでしょう。
ですが、買ってみると何とも便利な専用棚になります。
防湿庫は置き場所を固定できるし、取りだしやすく、カメラ用品をまとめてぶちこんでおけるのです。
防湿庫のデメリット
- 場所を取る
- ドライボックスより高い
- 電気代(2か月で缶コーヒー1本くらい)
防湿庫のメリット
- 取り出しが容易
- 保管場所の固定
- カメラ用品をまとめて突っ込んでおける
結局のところ湿度がどうこうより、カメラ用具を全て一括で収納できる、これが防湿庫の本質です。
プラス湿度も管理してくれて、カビやほこりから守ってくれるわけです。
まあただの棚じゃカビだけじゃなくホコリとかもやばいですからね。
ドライボックス収納は取りだすのが面倒なのもそうですが、道具が増えるとどうしても小分け保管になります。
カメラ用品って本体・レンズ以外にもフィルターやら電池やらジンバルやら色々ごちゃるんですよね。
hokuto防湿庫 全自動除湿機能の違いは何?
hokutoの場合、HOKUTO HSとHPがあり、HPが全自動除湿機能・内蔵LED照明・デジタル湿度計(電池交換不要)がつきます。
上下矢印ボタンで数値を決め、SETボタンで湿度何%かを設定できます。あと、↑ボタンで内臓LEDのon offです。
全自動があると、つまみをいじって調節する必要がありません。
例えば、カメラが必要な時に扉を開けると中の湿度が変わりますよね。
湿度の適正は40-50%くらい。
通常閉めるときにつまみをいじって湿度調整をする必要があるんですが、全自動除湿機能は手間いらず。
元々セットしてある湿度40%に勝手に戻してくれます。
防湿庫によっては室内につまみがあったりと、結構面倒です。
hokutoは外側にパネルがあるので操作が便利です。HAKUBAと違ってデジタル表示で見やすいですしね。
一応安いのが良い人は全自動除湿や内臓LEDがないHSシリーズというのもあります。
まあ数千円しか変わらないので、基本はHPをおすすめします。
hokuto防湿庫 (48L全自動)の外観とレビュー
防湿庫なんで当然でかいんですが、重さはそれほどでもありません。
買うなら必ず棚位置変えられて、スライドできるものが良いです。
奥にあるものがとりづらくなります。
hokuto HPはそのへんちゃんとおさえていますね。
あと、内蔵LED照明とかいらんでしょって思ってたんですが、意外に使えます。
日中でも本体カラーが黒なので影で奥が見えづらいです。
使う機会ないと思いますが、真っ暗な時でもLEDをつければ普通に見えます。
細かい話ですが、湿度表示の赤字はそんなに光らないので、電気を消して近くで寝る場合も気になりません。
あと、動作音も全くなし。部屋が狭い人も同居して大丈夫です。
おまけに鍵もついているので金庫代わりにもなります。
マッチングアプリで出会った人を呼ぶときはこれで貴重品に鍵をかけときましょう。
付属のアダプターは1mくらいなので、やはりコンセントの近くに置く必要がります。
Amazonで縦横奥行を確認の上置き場所を考えましょう。
防湿庫はどのくらいの容量が良い?
僕は全自動48Lを購入したので、そのサイズを前提に話します。
先に言っておくと、自分が想定している大きさよりも1、できれば2サイズ上を買った方が良いです。
単純にカメラ本体とレンズだけなら、
- 500gカメラ×2
- 500gレンズ×6
くらいは普通に入ります。
人によってはフィルターやらジンバルやら、アクションカメラやらあると思います。
あくまで目安ですが、僕の48Lだと
- α7Ⅳ・gopro・dji pocket・フィルター類・バッテリーもろもろ (上部)
- 500gレンズ×3 (中部)
- DJI RS3ジンバル一式 (下部)
くらいなものです。
レンズを縦置きすればもっといけますが、転倒が怖いので横置きです。
高さが結構空いているのですが、手を入れづらくなるのでとりあえずこのままです。
上部にぶつけたり、機器が干渉するのもちょっと怖いですし。あと一段目の上のでっぱりがちょっとつっかかりそうになります。
やはりジンバルやアクションカメラ系も含め、カメラ用品を一括管理できると便利です。
カメラ用品は増えるものなので、基本は現在必要分の2サイズ上くらいが良いでしょう。
ちなみに公式はテトリスのごとくめちゃくちゃピッチリ詰め込んだサンプルを挙げてます。
さすがにもうちょっと余裕を持って考えた方が良さそうです。
防湿庫はすぐに湿度が下がらない
一点注意点ですが、防湿庫の湿度ってすぐに変わりません。
割と丸一日放置してて気づいたらセットしてた基準値になってるかなーくらいです。
じっくり待ちましょう。
別に急いで下げる必要があるわけでもないですし、大きな欠点とも思いません。
なので、カメラ持ちは保管が楽だからとにかく防湿庫を買った方が便利ですよ、という話でした。