みなさんはグラボのRTX4080とRTX3080どちらが高性能か分かりますか?4080ですね。ではROGとTUFはどうでしょうか。
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簡易スペックでは全く分かりません。同じRTX3080でもグラボには種類があります。メーカーによっても呼び名や性能が違います。
BTOで最新グラボと書かれていても、実は安い物が使われていたりします。
この記事の結論
- ROG、TUF、DUAL等はASUS製グラボの種類
- 光らせたいならROG、光不要で安さならTUF
- ミドル帯はRTX4070かRTX4070Tiがおすすめ
ASUS ROG TUFグラボの違い グラフィックボード性能比較と評判
ROG、TUF、DUAL等はASUS製
ROGとかTUFはグラボに名づけられた種類のことです。
ASUSが呼称していて、他のメーカーは使っていません。
まず、RTX何番が同じなら、グラボの指標となるCUDA数は変わりません。
ただし、クロック数や、サイズ、ポート数等細かいところが変化するのです。
「ROG Strix」
![ROG RTX3080](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_300,h_268/https://cybersocean.net/wp-content/uploads/2022/08/2022-08-10_18h05_22-300x268.jpg)
ROGはRepublic of Gamers、つまりゲーマーのみなさん向けだよ、という意味です。
StrixとかMatrixとかPOSEIDONとかありますが、覚えるのはStrixだけで良いです。
MatrixとかPOSEIDONはほとんど主力の商品にはありません。
さっき例に出したTUFとの違いですが、主にROGは派手に光らせる目的のグラボです。
一応ですが、ROGの方が高性能です。
TUFよりブーストクロックが高かったり、冷却性能が良かったりします。
といっても、TUFとの性能差は誤差程度です。
ピカピカ派手に光らせたいならROGを選ぶ。決め手はこれです。
「TUF」
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光らなくて良い人はTUFを選びましょう。
Aura Sync対応で光らせることはもちろん可能ですが、ROGほど派手に光りません。
良い意味でシック、悪く言えば地味な作りです。
補助電源で何が違うの?と思うかもしれませんが、
オーバークロックした際に高い性能を狙える、ということになります。
「別に派手に光らなくて良い」ならこちらを買いましょう。
ROGより安い傾向にあります。
「Dual」「Dual Mini」
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Dualはファン数が2つの物を指します。
なので、省スペースかつ値段も安いです。
(TUFでも1000番台は2ファンもありますが…)
ただ、ファンが減った分冷却性能は落ちます。
RTX3080なら、ROGで幅約300mm、Dualなら約200mmです。
DualとDual Miniの比較ですが、名の通りMiniの方が省スペース。
RTX3060Tiを基準だと、Dual比較でDual Miniの方が約70mm狭いです。
値段もROGやTUFと数千円しか変わりません。
PCケースの中を測って、ROGやTUFが不都合ならDualを検討しましょう。
「Phoenix」
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こちらはファンが1つで値段も安く、さらに省スペース設計です。
mini-ITXなどケースが小さい場合に選択されます。
ケースに問題がなければ冷却性能なども劣るので、選択肢に入りません。
余談ですが、GAINWARDというメーカーが作っている「Phoenix 」とは別物です。
「Turbo」
Turboは2000番台の時に2080Sや2070Sといった高性能グラボについていた呼称です。
3000番台では出ていないため、こちらも検討する必要はないでしょう。
スペック上の違い
モデルによるスペックの違いは主にブーストクロック値、推奨電源、サイズ、スロット幅、ファンなどの冷却性能が違います。
ASUSの場合は推奨電源は同じですが、その他の部分で少しずつ性能が異なっています。
RTX4070Ti 12G OC版 比較 | ROG Strix | TUF |
---|---|---|
OCモード | 2790 MHz | 2760MHz |
デフォルトモード (ブーストクロック) | 2760 MHz | 2730 MHz |
推奨電源 | 750W | 750W |
サイズ | 336 x 150 x 63 mm | 305 x 138 x 65 mm |
スロット幅 | 3.15 Slot | 3.25 Slot |
細かい話をすると、ROGのファンはスケールアップにより31%、TUFの方は21%増しで空気を送り込めるように設計されているようです。
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また、基盤の部分でも構造が異なっています。
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![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_1024,h_420/https://cybersocean.net/wp-content/uploads/2023/05/2023-05-15_05h18_50-1024x420.jpg)
2023~2024年おすすめのグラフィックボードは?
FPS系ゲーム、4k動画編集、ディープラーニングやマイニングなど用途の方。
買うならRTX4070かRTX4070Tiが良いです。
用途や負荷の割合にもよりますが、全般的におすすめできるのが70番台です。
RTX4070は前回のRTX3080相当、RTX4070Tiに至っては3090に迫る性能があります。
ピカピカ光らせたいならROG、否定派はTUF。ねらい目はRTX4070Ti
総括すると、アマチュア~セミプロレベルで活動するなら以下のグラボがおすすめです。
おすすめグラボ
光らせたい派 → ROG
4Kゲームを堪能したい → ASUS ROG Strix NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti
ピカピカいらない → TUF
4Kゲームを堪能したい → ASUS TUF Gaming NVIDIA® GeForce RTX 4070 Ti
コスパを追求したい → ASUS TUF Gaming NVIDIA® GeForce RTX™ 4070
あとは他メーカーとの比較です。
自作用おすすめのケース
光らせてバリバリゲーミングPCにしたい場合
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せっかく光らせるならカッコよくやりたいですよね。
おすすめは「CORSAIR iCUE 4000X RGB」。
3連ファンも付属して、派手にインテリアを彩ってくれます。
僕は光らせない派なので、下の4000Dを購入しましたが、4000Xでも良かったかなーとちょっと思っています。
光らせたくない場合
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こちらが「CORSAIR 4000D」です。
僕は寝るときもPCつけっぱなしなので、こちらを選択。
汚れを気にして黒にしました。
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ネジが黄色に装飾されていたり、ちょっとしたところが洒落ててで気に入ってます。
マザーボードも似たような種類がある
実はROGとかTUFという名前はマザーボードにもついています。
一般的にROGのマザーボードならROGのグラボ。
TUFならTUF。と合わせるとデザインがしっくりくると言われています。
光らせる際に同期するからです。
もちろん別々でも互換性はありますが、自作をするならこちらも知っておいた方が良いでしょう。