ROG TUF PRIMEの違い。ASUS Intel12世代用マザーボード

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ROG TUF PRIMEの違い。ASUS Intel12世代用マザーボード

マザーボード購入時、TUF、PRIME、ROGという用語をみなさん見たことがありませんか。

訳の分からない表記だと思いますが、実はちゃんと意味があります。

これはASUSの製品についたランクと用途別の表記です。

自作PCを組みたいけど、マザーボードの購入でこんな悩みの方いませんか?

「とりあえずIntel第12世代が良いって聞いた」

「でも小難しいこと分からない…」

その気持ち、とっても理解出来ます。

なので、見やすく格付けをしようと思います。

自作初心者向けの記事なので、用語の注訳を入れ、分かりやすさ重視で解説します。

ROG TUF PRIMEの違い。ASUS Intel12世代用マザーボード

ROG PRIME TUFのランク付け

価格帯ランク

ROG MATRIX、ROG CROSSHAIR > ROG STRIX >PRIME >= TUF

用途別

ROG MAXIMUS、ROG CROSSHAIR

 → 最上位。

 →オーバークロック(PCに無理させて処理を速くすること)可能。

 → SLI(グラボを複数繋いでパワーを上げるやり方)可能モデル有。

ROG STRIX

 → ヘビーゲーマー向け。MAXIMUSやCROSSHAIRに劣るがゲーム特化の用途。

 → SLI可能モデル有。

PRIME

 → 様々な使い方ができる万能型の用途。

 → 一般的にTUFよりスロットが多い。

TUF

 → ライトゲーマー向け。一般的な処理速度でゲーム主体の用途。

 → PRIMEより耐久性があるためゲーム向き。

実はグラフィックボードも似た表記があります。

例えばRTX3070でもROGとかTUFとか、さらにメーカーの違いで表記も異なります。

BTOで最新版が組まれているように見えても、実際は安いメーカーや安いモデルが使われている場合もあります。

ROG TUF PRIME それぞれの特徴

ROG MATRIX&ROG CROSSHAIR

これが最上位モデルです。

ガチゲーマーなら候補として考えても良いかもしれません。

僕のガチゲーマーの分類は何かというと、大会クラスの人。

性能的に言えば、オーバークロックするかどうかです。

Intel製CPUは語尾に「K」がついているものがオーバークロック可能です。

オーバークロックとは?

クロックという処理の信号の速さ(Hz)を高めて、より早い処理性能を達成できるものです。

処理の速さはHzという単位を見ると分かります。

個人的には上位モデルCPUの処理速度ならあまり必要ないと思っています。

また、保証の対象外で自己責任。実用性がちょっと乏しく難易度が高いです。

一般的な価格帯としては5万円くらいが目安です。

ROG STRIX

最上位ではないものの、充分高いスペックを誇ります。

2022年8月現在、B660シリーズなら値段も下がってきて、結構お買い得になってきています。

一般的な価格帯としては3~4万円台くらいでしょう。

PRIME

この辺りから一般層向けになります。

汎用性が高いと言われるのがPRIME。

汎用性とか万能とか何だよって話ですが、差せるスロット数が多かったりします。

特にゲームに特化するか分からない。様々な用途が予想される。など無難に選択されます。

主力製品の価格帯としては2万円台くらいです。

PRIMEも「-P」とか「-A」とか色々ありますが、製品によってスペックが多岐に渡り過ぎるので今回は省きます。

TUF

PRIMEとそこまで値段が変わりません。

ASUSの位置づけとしては一応PRIMEより下ですが、同じくらいな印象です。

PRIMEとの違いは少なくともゲーム向けということです。

ゲームに必要なVRM強度が高いと言われています。

(VRMは電力供給や冷却性能に関係する用語です)

なので、汎用性のPRIMEに対し、耐久性が高い位置づけとなります。

ちなみにコスパ重視、ゲームそこそこ、4k動画編集などの用途で、僕はこれを使っています。

Intel第12世代は600番台のマザーボードが必要 Z670 H670 B660の違い

同じマザーボードでも価格帯のランクが存在します。

マザーボード別ランク

Z670 > H670 > B660

ランクによってスロットの数が違ったり、高度な性能を誇ったりします。

チップセットの種類
~X語尾に「X」が付く超高性能CPU対応型
Z~オーバークロック可能型
H70が付く一般的な価格型
Bが付くコスパ追及型
H10が付く最も安価型

2022年現在、Intel第12世代のCPUがメジャーなCPUです。

12世代は12000番台。使用できるマザーボードは600番台です。

その他購入時の注意

・電源

その他電源の種類がATX、Mini ATX、Micro ATX、ITX等あります。

マザーボードと合致する電源を買いましょう。

・メモリ

メモリがDDR4かDDR5かも確認が必要です。

マザーボードがDDR5用だった場合、DDR4の互換性はありません。

本記事では価格も高くコスパに見合わないDDR5のマザーボードは紹介していません。

コスパの良いおすすめの組み合わせ

まだ用途が決まっていない。コスパを求めたい人向けの組み合わせです。

CPUは、第12世代に使えてコスパが良いマザーボードはPRIME H670-PLUS Dがおすすめです。

用途が決まってない人のおすすめ

CPU    → Core i5-12400F

マザーボード→ PRIME H670-PLUS D

CPUで「F」がついているのはグラフィックボードが未搭載のものです。

値段がちょっとだけ安い代わりに、グラフィックボードの取り付けが必須です。

なので、「KF」はオーバークロック可能でグラボがついていないCPUのことです。

そこそこゲーマーの人のおすすめ

CPU     → Core i7-12700

マザーボード → TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4

こちらも12700Fでも構いません。もっと言えば、Core i5-12400Fでも事足りることが多いでしょう。

12700はマルチスレッドと呼ばれる性能が12400よりはるかに高いです。

マルチスレッドは主に動画編集などで役に立つ処理方式のことです。

ただ、価格帯が2022年7月現在で、12400比較で倍近くします。

無難に12400でも充分満足感を得られるでしょう。

補足ですが、僕の組み合わせは Core i5-12400F + TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4 の組み合わせです。

4k動画編集やゲームをそこそこするものの、それほどハードにやるわけではないので、半額の12400Fを使っています。

一般層ならPRIMEかTUFで充分。第13世代も600番台は使用可能

ガチなゲーマーやデザイナーでなければマザーボードにお金をかけるのはおすすめしません。

それよりもグラフィックボードやSSDにお金をかけた方がコスパが上がるからです。

また、2022年10月にIntel第13世代が発売されます。

嬉しいことにマザーボード600番台は13世代も使用できるので、今買っても問題ありません。

というか、コスパを考えたらCore i5-12400FCore i7-12700は2023年も無双しそうです。

迷っているなら、万能な組み合わせのCore i5-12400F + TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4あたりが無難でしょう。

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