グラボには同じRTX3080でも違いがあります。
ASUSではROGやTUG。
MSIでは主にGAMINGやVENUSなどが使われています。
では一体何が違うのでしょうか。
この記事の結論
- 基本はGAMINGかVENTUSを買っておけばいい
- GAMINGが高価格、VENTUSは廉価モデル
- 他メーカー比較で悩むならデザインで決めるべき
MSI GAMING VENTUS SUPRIMグラボの違いを性能比較
GAMING VENTUSはMSI製グラフィックボード
GAMING、VENTUS、SUPRIM、AERO、この辺りはMSI製のグラボです。
グラボは同じRTX30XX番台でも、種類があります。
各メーカーはランクや購買層の区分けで名前をつけているのです。
GAMING TRIO

一般的にハイエンド向けのグラボです。ASUSではROGに相当します。
VENTUSとの一番の違いは、派手な見た目でピカピカ光ることです。
価格もこちらが多少上。
もちろん機能も高性能なんですが、VENTUSとほぼ変わりません。
例えばブーストクロックが数十MHz多いですが、そんなの分かりませんよね?
なので、RGBでバリバリ光らせたいならこちらを買いましょう。
また、種類も「GAMING X TRIO」、「GAMING Z TRIO」があります。
Zシリーズの方がほんの少しだけ高機能です。
RTX3080を例に挙げると、Zのブーストクロックが15MHz高いです。
(X→1815MHz、Z→1830MHz)
また、HDMIが120Hz対応。
さらに、メモリが10GBと12GBの製品があります。

VENTUS

こちらは廉価版です。ASUS比較ならTUFに相当します。
種類は「VENTUS 3X PLUS」と「VENTUS 3X」があります。
違いはGAMINGのXとZシリーズと同じです。
見た目はGAMINIGより大人しい感じ。
なので、光らせる必要がないならVENTUSを選びましょう。
こちらの方が安価です。

個人的には結構おススメで、こちらの記事でも挙げています。
SUPRIM

最上位モデルになります。
正直値段が高額になるので、ここにお金をかけるならRTX何番台を上げた方がコスパが良いと思います。
違いは銅製のベースプレートで冷却性能が高いこと。
デュアルBIOSでゲーミングモードとサイレントモードが選べることなどです。
サイレントモードにすると静音性重視になります。
MECH

こちらは2ファンになり、主にRadeon RXモデルとなります。
ASUSではDualの位置づけです。
AERO

基本1ファンモデルです。(2ファンも一応ありますが)
ITXなどの小型PCケース用です。
ファンが1つしかないので、冷却性能はかなり劣ります。
結局はRGBで見栄えを気にするか
RTX30XXの部分が同じなら、それほど機能に違いはありません。
違いはデザイン、あとは僅差の性能。それだけです。
- ガンガン光らせたい → GAMING
- 光らせる必要ない → VENTUS
- ケースが狭い → AERO(Radeonが良いならMECH)
- とにかくグラボが命 → SUPRIM
あとは他メーカーとの違いですが、同じことで性能差は微々たるものです。
ただし、価格やデザインは違うので、考慮に入れましょう。
悩むなら相場とデザインで買え
結局一番の決め手はその時その時の価格です。
グラボはアマゾンなどでも結構価格変動しています。
デザインで候補を絞り、価格がその場で安くなっているものを買いましょう。
2022年8月現在、コスパが一番良いのはRTX3070Tiだと思います。
新品で安く手に入れたいなら、アマゾンアウトレットの出品商品を狙うといいです。
箱が少し潰れたとかで、2~3万ほど安く買えます。

僕はRTX3080がアウトレットに出てたので、こちらを買いました。
あと、念のため自身のケースにグラボが入るか長さも測っておきましょう。
RTX30XX番台は思ったよりも縦横が大きいので注意しましょう。

