GPRO Superlight2 Dexがlogicoolから最新ゲーミングマウスとして出ました。
現状左右非対称マウスとしては最強。ほぼ欠点のないマウスで、キーボード王者G913(もしくは後継のG915)と合わせれば完璧なゲーミング環境が出来上がります。
この記事の結論
- 左右非対称が欲しいなら買い
- 万人向けの持ちやすさとサイズ感
- 欠点はほぼない。ソールやホイールは好み次第
やっと発売したlogicoolの左右非対称マウス
ゲーミングマウス買う場合、サイズやボタンの配置も大事ですが、なにより好みが分かれるのが左右非対称かどうか。
いわゆる右手持ち形状とかエルゴノミクスとか言われますが、ゲームをするうえで非常に大事な要素です。
一般的に左右対称マウスは繊細なポインターのずれが気になったりする人や、形状が合わなくてエルゴノミクスとか余計なお世話だって人に向いてます。
好み次第なんですが、僕は断然左右非対称派。単純に持ちやすいし、長時間使ってて疲れないからです。
手が大きい以外は一般的な手の形してるので、メーカーのデータ内というか、きちんと形に沿って持つことができます。
logicoolは左利き配慮か、もしくは嫌がらせかってレベルで頑なに右利き用出さなかったので、Dex2でG703以来5年ぶり。待望の左右非対称マウスが出たんですね。ということで買いました。結論、欠点がない素晴らしいマウスです。
Dexのメリット
- 万人向けに持ちやすい形状
- バッテリー時間が長い
- 親指の安定感
まず60gと軽いだけでなく持ちやすい形状をしています。後述しますが、Razerなんかの対抗商品と比べると極端に出っ張っているところもなく、サイズも並。右手にすっぽり収まるし、持った感じ嫌な感じがする人はほとんどいないと思います。
また、バッテリーの駆動時間が常時稼働で95時間。結構長いです。それなりに使い込んでみたものの、「あれまだこんな充電残ってるんだ」って思うことが度々。
そして、形状と類似する話なんですが、エルゴノミクス形状のおかげで親指が安定します。きっちりくぼみのところに収まるので、毎回違う持ち方をしてズレたりしないし、いい感じに指を休ませておけるんですよね。
その他材質の質感とか価格とかその辺はいつものlogicoolって感じ。前モデルともそれほど変わりません。
逆に欠点らしいところがなく、かといって左利き以外は人を選ぶ点もなく、万人向け王者のマウスという立ち位置にいます。
Dexの好み次第な点
- DPI変更ボタンがない
- マウスソールの質感
- ホイールが柔らかい
- カチッとした押し心地
- 703hからの乗り換えは傾斜が気になるかも
- ライティングがない
素晴らしいマウスですが、マウスはマウスなので好みが分かれる点がいくつかあります。
まず、DPI変更ボタンはありません。これは操作してて誤操作してしまうことがある僕にとってはない方が良い。
あと、良く言われるのがマウスソールの質の悪さ。ガラスパットだと飛ぶとか、エッジ部分が気になるとかそういう話をちょいちょい聞きます。僕個人としてはそこまで気にならないですけど、引っ掛かり等に関して最高かと言われればそうではない感じ。
その他操作面で言うと、ホイールが柔らかめです。FPSやってると下ホイールとかにキー割り当ててることもあるので、ここはカチカチしてほしかったところ。
逆にクリック感はメイン、サイドともに一つ一つカチッカチッと押した感が強く、キッチリしている印象です。ゲーム専として考えれば質感はかなり良いですが、仕事とかで併用するなら疲れるかも。
さらに注意点ですが、一応本機種はSuperlight DexというよりG703hの後継的な位置付け。なんですが、左への傾きが結構あります。乗り換えた人は少し戸惑うかもしれません。
そして、最後にどうでもいい点ですがロゴは光りません。
ポーリングレートは8,000Hzだけど個人的にはどうでもいいかな
ポーリングレート8,000使いたい人はソフトから変更できます。
ワイヤレスレポートレートという項目があるので、125Hz~8,000に変更可。
RazerのDeath Adderなんかだと8Kドングル別途購入しろという商法してるんですが、Dex気軽に試せるのは良いこと。
有名な話ですが一応説明すると、Hz数が高いほど1秒毎に情報をどれだけ送れるか、つまり操作性が滑らかになるかというもの。ただし高くし過ぎると低スペックなCPUだと重くなったりFPSが下がったりします。
個人的には8,000Hzにしたところで劇的に変わるわけではないので、別にいいかなという感じ。ラピッドトリガーとかもそうですけど、こういうのって宣伝文句用な側面が大きいんですよね。体感できる人はいるんでしょうけど。
これも超個人的な意見ですけど、ワイヤレスゲーミングマウスって完成されてる感あって、昔と違って大手各社でそれほど遅延の違いとかもないですし、色々宣伝文句として出してきてる感あります。
比較対象はRazer Death Adder V3 Proあたり
左右非対称マウスの703hはもう5年も前の商品なので、今から値段以外の理由でこれ買う必要はないです。
比較対象としては同じく非対称のRazer Death Adder V3 Proあたり。僕はこのマウス好きで1年くらい使ってました。非常に使いやすく、今なら中古とかで安く買えます。
大きな違いはサイズ感。Razerのマウスって大きいので、基本手の大きい人向けです。特にV3 Proはお尻部分がボコっと持ち上がっているので、被せ持ちしたい人向けって感じでした。
- Superlight2 Dex 125 x 67. x 43mm
- DeathAdder V3Pro 128 x 68 x 44mm
V3Proは少し縦長で、ラージサイズに相当する勢い。dexはまあ普通のサイズ感です。
さらにv3Proの方がお尻部分が高くなっているため、人によっては好みが分かれそうです。
僕は被せて持っていたのでこの点が好きで買ったんですが、dex使っているうちに「あれ?別に普通の形状でも良いじゃん」と思うようになりました。
左右非対称マウス好きなら買いの一択
結論、左右非対称マウスが好きならおすすめ。
ゲーミングマウスを選ぶうえで性能的なことは宣伝見れば良いんですが、実際の手触りは以下のことを気にして選んでいくと良いです。
- クリック感
- ボタンの位置
- 左右対称 or 左右非対称
- サイズ
- ボタンの個数
クリック感は一番大事で、これが気に入らないと絶対に使いたくありません。
次にボタンの位置。手や指の形は千差万別なので、他の人が良いと言ったからって自分にも当てはまらない点。なので、じっくり検討する必要があります。
左右対称・非対称の要素はその次くらいじゃないでしょうか。持ち心地全体に関わってきます。
サイズ感とかはぶっちゃけある程度慣れてくるし、ボタンの個数もゲームやるだけなら左サイドに二つあるだけでいいです。
こんな感じで選んでいきましょう。