2025年にグラボ最新シリーズのRTX5000シリーズが発売予定です。待つべきか悩む人もいるでしょう。結論待つ必要なく4000シリーズでもOKです。また、進化ポイントを初心者に超絶分かりやすく解説します。
rtx5000シリーズ待つべきか。進化ポイントとは
- TSMC 3nm採用
- GDDR7の採用
- 帯域幅の改善
- 価格がむちゃくちゃ高くなる
今のところ進化ポイントとして言われているのが上記。
TSMC 3nm採用。で、何が変わるの?
3nmチップが採用される予定です。一言で言うと省電力性と性能向上が見込めます。
よくチップの5nmと3nmとかが話に出てきますが、nmはナノを表し、要はどれだけ細かく作られているか。
数字が小さいほど細かくなり、チップの性能と価格も向上します。
上記のグラフでは何nmだといくらか、を表しています。
ようわからん、って人はとにかく性能向上もするけど価格も高くなるよって覚えておけばOKです。
GDDR7の採用
現在のメモリにはGDDR6/GDDR6Xというものが使われています。
5000シリーズだとGDDR7に変わるのでは?という話。
GDDR7になるとより高速化が見込めるうえ、電力の消費も少なく、実装するコストも低いと言われています。
rtx5000番台だけでなく、Radeon RX 8000でも採用が見込まれているそうです。
帯域幅の向上
このGDDR7が実装されるにあたり、メモリ帯域幅も改善するという話。
帯域幅はいわゆるデータの通り道のようなもので、特に4Kのような大容量でゲームをする際に影響していきます。
RTX4000番台はここが弱くて、Radeonに大きく差をつけられていました。この辺が改善されるかも、ってことですね。
当初は5090で512bitになると言われていましたが、現在は448bitになるのでは?というのが主流の説です。
また、帯域幅が上がるのも最上位モデルの5090だけであとは変わらないかも...なんて話もあります。
価格がむちゃくちゃ高くなる
価格が高くなると言われているのは理解できると思います。
毎回1000→2000→3000→4000とくるたびに高騰するグラボ。4090の最上位モデルは新卒の給与では買えないレベルに到達。
5000シリーズは新技術を積み込む代わりに大きく価格が向上すると言われています。
4090の初値1,599ドル → 5090の初値 1,699ドル~という説が強いです。
4090時で29万円そこそこだったので、とうとう大台の30万円台突破が予想されます。
ただし、”Moore's Law is Dead”というゲームハード系youtubeチャンネルによると、性能も4000比較で1.7倍アップなんて大見栄も切られていて、高いのか良く分かりません。
rtx5000番台発売日の予定
2025年初頭に発売が予定されています。
発売順はいつもの流れなら最上位モデルの5090を皮切に順次下位モデルへ下っていく感じ。
当初は2024年後半と言われていましたが、AMDのRadeon8000番台も2025年から順次発売していくため、延期されたのだとか。
rtx4000シリーズを今買うべきか
グラボは欲しい時に買いましょう。なので、4000シリーズ買っても全然問題ありません。
今現在の4000シリーズでも上位モデルを買えば4KゲームやAIイラストなどにも必要十分な性能が得られます。
実のところ、グラボは最上位モデル以外はほとんどコスパの若干良い焼きまわしです。
5090の性能が欲しいなら別ですが、今までの歴史から言って5070くらいの性能であればワンランク上、つまり4080級を買っておけば手に入るわけです。
しかも近年は発売日が最も高い価格になります。発売直後も少し待たないといけません。
最新グラボは新しい技術が積み込まれたり省電力性が加わったりしますが、あまり先ばかり見るのはおすすめしません。
さっさと買ってしまい、どうしても欲しくなったら、持ってるのを売れば良いと思います。
グラボの見方をもっと知りたい、という人は下記記事参照してください。番数ごとやメーカーごとの特徴が書いてあります。