amazonプライムで無料で見られるおすすめ恋愛映画をご紹介。少女漫画も入ってるので一応女性向けということで選出してますが、別に男性が見ても面白いやつばかりです。
amazonプライムの恋愛アニメや女性向けアニメ 無料で見られるおすすめ
スキップとローファー
主人公の美津未(ミツミ)は中学卒業とともに石川県から東京の高校へ進学。T大法学部を首席で卒業する!という野望があったものの、素朴で素直な性格の女子高生でした。
彼女は慣れない東京で道に迷ってしまい、入学式に遅刻しそうになったところを同じ学校に通う予定だった見知らぬイケメンに助けてもらうことになりました。
ただでさえ焦っていた上に見知らぬ同世代がいない世界で育った彼女は、「そんな世界の終わりじゃないし」と気を遣ってくれるイケメンに対して、「それはあなたにとってはでしょ」と邪険にしてしまいます。
以降彼女は、人との距離感のつかみ方が自分は違う、という壁にぶつかりながらも、ポジティブで人当たりの良い性格から周囲に溶け込むようになるのでした。
今までありそうでなかったような作品です。本作はいかにも少女漫画風な感じですが、実はアフタヌーンの青年漫画。
最初主人公の顔を見たとき、「え、これ??絶対つまんなそうじゃん」と思ったわけですが、彼女の見た目はスクールカースト上位ではないってことが結構キモ。
「人との距離感や人の感情って分からない」というネガティブな思い出というか、思春期特有の悩み事を、鬼メンタルで底抜けにポジティブな主人公が吹き飛ばしていってくれます。
面白いのが彼女自身特殊な環境で育ったため、人との距離感がバグっていること。普通自分が地味だったら地味な子と仲良くするし、派手だったら派手な子と仲良くするものです。彼女にはそれがなく、誰にでも踏み込んでいける人当たりの良さがあります。
みんな学校生活で容姿とか性格とか様々なことでコンプレックスを持ったり人との境界線を引くわけですが、主人公引き寄せられて心情に変化がでていくのです。
©「スキップとローファー」製作委員会
いなり、こんこん、恋いろは。
伊奈里神社の近所に住む女子中学生の伏見いなりはある日けがをしていた狐を助けて、学校に遅刻していしまいます。
どんくさい面があるものの人の良い性格だった"いなり"は、同級生の丹波橋 紅司(たんだばし こうじ)に恋心を抱いていました。
そんな彼女は狐を助けたことがきっかけで、神社の神である"うか"と出会い、願いをかなえてもらいことに。
しかし勘違いにより、思惑とは別の願いを授けられた"いなり"は、お詫びとばかりに他人の姿に変化できる能力を得ることになったのでした。
このアニメの何がいいかって、登場人物全員ちゃんと関西弁を喋っていることなんですよね。(神様は標準語だけど)
実は京アニなんかも京都を背景にしているわりに、全員標準語。「響け! ユーフォニアム」なんかも原作が関西弁なはずなんですが、アニメは声質・演技・さらに関西弁がしゃべれるなんてハードルが高いらしく、標準語。(と、立石監督が言ってました)
やっぱり関東者からすると関西、特に京都の話し方はすごく可愛らしく、登場人物たちが一層好きになります。
舞台も京都伏見を基としていて、絵になる映像美とともに恋愛模様が展開されていきます。
©いなり、こんこん、恋いろは。製作委員会
ハイスコアガール
舞台は1990年代で対戦型ゲームとゲームセンターが大ブームとなった時期です。
主人公で小学生の春雄(ハルオ)はゲームセンターで遊ぶことが日常で、特に「ストリートファイターII」にドハマりしていました。
ある日、ハルオはクラスのお嬢様である昌(アキラ)と対戦。
こんなやつに負けるわけないと思いきや苦戦を強いられます。
二人の因縁はやがて高校生まで続き、三角関係を挟む恋愛関係に発展していくのです。
これも超面白いです。
僕は世代じゃないんですが、特に格ゲーブーム真っただ中を体験した人は感慨深いかもしれません。
主人公のハルオは勉強もできて人気もあるアキラに負けたくないと必死になるのですが、やがて二人はゲームを通じてライバルでありながら、お互いをお互いだけが理解し合う関係になっていきます。
恋愛に疎いハルオはこの気持ちがなんなのかよくわからないまま、アキラにジレンマを感じるのです。
笑いあり、ノスタルジーありの不思議と引き込まれる作品です。
最初3DCGアニメだから変な感じを覚えるかもしれませんが、すぐにストーリーに引き込まれるので安心して見てみてください。
©ハイスコアガール製作委員会
五等分の花嫁
主人公の高校生、風太郎(ふうたろう)は家計を助けるため、裕福な五つ子の家庭教師のアルバイトをすることになりました。
姉妹たちは性格や趣味、特技などが全く異なる五つ子姉妹。名前は一花(いちか)、二乃(にの)、三玖(みく)、四葉(よつば)、五月(いつき)で、みんな癖のある個性を持っています。
風太郎は当初邪険にされながらも、次第に彼女たちとの関係が深まっていくのです。
ハーレム物かとおもいきや、結構ミステリアスな物語だったりします。
冒頭で風太郎は5人のうちの誰かと結婚することになるのですが、その花嫁とは誰か?が物語の最重要の謎となります。
人気投票なんかで一番人気っぽいのが三女の三玖(みく)ですが、個人的には五女の五月(いつき)ちゃん派だったりします。
彼女だけが5人の中でかなり特殊な立ち位置だったりするんですよね。
ちなみに1巻の表紙も彼女で、当初は大本命的な扱いでした。
誰が花嫁か、だけでなく、自分は誰推しか的な見方も楽しいです。
グイグイ見れちゃうミステリー×恋愛物ですね。
©「五等分の花嫁」製作委員会
彼氏彼女の事情
県内随一の進学校である県立北栄高校の生徒である雪野(ユキノ)は学力、ルックス、性格と全てそろっている超絶優等生。
彼女は裏の顔があり、虚栄心の塊で、他人からの賞賛や注目を浴びるために努力を惜しまない性格でした。
ある時、自分がやるはずだった新入生総代の座を有馬(アリマ)という同級生に奪われてしまいます。
自分以上に優等生をしている彼にジェラシーを感じた雪野は、猛勉強で学年1位をもぎ取ったのですが、ささいな油断から自分の仮面優等生ぶりを知られてしまうのでした。
このアニメはただの少女漫画というわけではく、時代や監督に色付けされた”ソレっぽい感”ある内容です。
監督はエヴァの庵野秀明だったり、同時代は「少女革命ウテナ」がやっていたりと、「あ、なんかそういう系だろうな」という作風。
前半は普通の少女漫画っぽく進んでいくのですが、後半になって(監督お得意の?)絵が雑になってきたり使いまわしが多くなったためか、登場人物の内面に迫ることが多くなります。
非常に叙情的なシーンやせりふ回しに富んでおり、センチメンタルな気持ちになりたいときに見る恋愛アニメです。
ちなみに、アニメ版では未完なので、その後は原作で補完することになります。
©GAINAX、J.C.STAFF
true tears
絵本作家を目指す高校生の眞一郎(シンイチロウ)は、両親を亡くし仲上家に引き取られてきた同級生の比呂美(ヒロミ)と両親4人で同居しています。彼女は家の中があまりうまくいっておらず、眞一郎の母に比呂美は辛く当たられていました。
ある日、眞一郎は学校の裏庭で、木に登って降りられなくなった少女・乃絵(ノエ)と出会いました。
彼女は過去に起こったある出来事がきっかけで、「涙が流せなくなった」と言います。
眞一郎は彼女との出会いをきっかけに、比呂美をはじめとした様々な人間関係に変化が現れるのです。
「パリピ孔明」や前述の「スキップとローファー」を制作したP.A WORKSが最初に手掛けた作品です。
舞台は同社が存在する富山県。
2人の男の子と、3人の女の子が絶妙なさじ加減で物語を展開する恋愛アニメです。
主人公は絵本作家を志しており、劇中に出てくる些細なキーワードが実は結構比喩に富んでいる、みたいな考察もされている作品です。
あと、報われない恋みたいなのが結構多くて切ない。
©true tears製作委員会
スクールランブル
主人公の女子高生・天満(テンマ)は、同級生の烏丸(カラスマ)に恋していました。
運良く同じクラスになり喜ぶ天満でしたが、持ち前のドジっぷりでなかなか思いを伝えることができません。
そんな天満の様子を密かに観察している男、不良の播磨(ハリマ)。彼もまた、天満に恋心を抱いていて、アピールしては失敗を繰り返していました。
二人を中心に、学校全体で数々の恋愛事情が発展していくのです。
面白いのが、主人公二人だけでなく、クラスメートの数だけ話が広がっていくことです。
ちょくちょく出ていたキャラがいつの間にかメイン扱いになっていたり、実はこの子とあの子が…という流れになっていたりします。
事実上の主人公の播磨は、見た目「え、ダッサwグラサンかよw」だったのですが、今では大好きになりました。
彼は不良でありながら漫画家になるため天満の妹と協力体制を築くのですが、この二人も人気のカップリングです。
©スタジオコメット
俺物語!!
主人公の猛男(たけお)は、体格が非常に大きく顔立ちも荒々しい高校生です。しかし、その巨漢の外見に反して、心優しくて純粋な性格を持っています。
ある日、電車で痴漢に遭遇していた女子高生の凛子(りんこ)を助けます。その勇敢な行動に感動した彼女は、猛男に興味を持ち、次第に彼に惹かれていくことに。
しかし生まれてこの方モテなかった猛男は全く気付く素振りすらないのでした。
コテコテの少女漫画というか青春アニメなんですが、2つ大きな点が違います。
まず、主人公は細身のイケメンではない。むしろ女性に生理的に嫌がられる外見をしていることです。これって少女漫画原作的にはかなり異質ですよね。
もう一つが、付き合うまでが少女漫画の楽しみなのに(大体の少女漫画って付き合い始めたらつまらなくなりますし)、この作品では付き合った状態から物語が始まっていきます。
結構不意を突いてくる設定でありながらも、しっかり青春アニメしてる良作です。ていうか、マーガレットなのに男性目線のストーリーなので、男でもとっつきやすいです。
©「俺物語!!」製作委員会
山田くんとLv999の恋をする
女子大生の茜は、彼氏から好きな子ができたと言われフラれてしまいます。
その後、手持無沙汰で元彼に勧められて始めたゲームで、同じギルドの仲間の山田と会って冷たい態度を取られ、泣きっ面に蜂状態。
それから元彼が行くであろうゲームのイベントが気になり茜は現地へ赴くのですが、偶然にもイケメンと出会います。その正体は山田だったのです。
名前からしてよくあるくさいラノベか?と思ったのですが、全然違くてむしろ少女漫画でした。
主人公は割とごく普通の女子大生なんですが、飲んではやらかしたり、色恋沙汰で男に振り回されたり、結構大学でいがちな女の子。
そんな彼女がイケメンとはいえ、高校生の年下でしかもゲーマーの山田と恋に発展するか否か微妙なさじ加減で物語が進んでいきます。
©山田くんとLv999の製作委員会
たまこラブストーリー
(この作品だけ映画です)
主人公・北白川たまこは餅屋の娘で、お餅が大好きなバトン部所属の高3です。
そんなたまこの幼なじみであり、向かいの餅屋の息子でもある大路もち蔵は、幼馴染のたまこに恋心を抱いていました。
高3年に進級したもち蔵は、卒業を機に東京の大学の映像科に進学することを決めます。同時に、たまこに自分の想いを伝えることを決意するのでした。
この作品は元々アニメシリーズの「たまこまーけっと」の続編でしたが、映画単体として見たも面白いです。(というかシリーズの方はあまり評判が芳しくありません)
監督は「けいおん!」の山田尚子さん。この監督は本当に行間の表現が素晴らしいというか、言葉にして言えない絶妙な距離感や空気感が切なく伝わってきます。
あと、元シリーズは割とコメディや日常物寄りだったのが、劇場版はシリアスな恋愛物になって、グッと見ごたえがあります。しょっぱなから「たまこラブストーリー」を視聴してもいいのですが、時間のある人は「たまこまーけっと」からの視聴をおすすめします。
(C)うさぎ山商店街
(C)「たまこラブストーリー」製作委員会
アマプラ期間外ならU-NEXTで視聴
アマゾンプライムは日々映画を入れ替えているので、見れないのは大体U-NEXTで視聴可能です。
とにかく映画の数が半端じゃなくて、ストックが尽きることはありません。
僕も実際に加入した上でアマプラ以上に映画を視聴しています。
永遠に加入する必要はないので、暇なときに加入して見まくるのが良いと思います。
Netflixと違って、加入前でも映画名検索できるので、試してみると良いでしょう。