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今やamazonで物を検索すると良く知らん中華メーカーが上位表示されます。なぜ彼らは格安中華品を排除しないのでしょうか。
- なぜ中華セラーは増えたのか
- 悪質中華を排除できない理由
- 激安サービスamazon haulの始動
今回はこの3つの話をしていきたいと思います。
中華セラーが増えた理由① 中国参入失敗

なぜamazonは評判の悪いにもかかわらず中華セラーを抱えるのか。
これは単純明白。中国は最も大きい市場だからです。ここをモノにしないことには世界一のECサイトにはなれません。安い商品もラインナップしないと、人は集まらず、自分たちが衰退することも目に見えています。
てことで、2004年に中国に参入。amazon chinaを設立したことがありました。で、失敗したわけです。
中国参入で失敗したのは非常に興味深い話。

ライバルはジャック・マー率いるアリババ。
アリババは在庫を持たないモール型。つまり楽天市場に近いビジネスモデル。
日本はamazon一番、楽天二番。でも中国でamazonはアリババに勝てませんでした。なぜ逆転の現象は起きたのか?
amazonは手数料が高かったし、技術も決め事もシアトル次第でスピード感も遅い。
さらにamazon自体が中国の独特の文化を理解しようとしなかった点もあります。
中国販売者たちはamazonのように管理される文化を好みませんでした。それこそ自分たちで価格を決めるし、顧客にWe Chatでリーチするし。メルマガでしか顧客にアピールできない楽天市場とは結構違います。

これは憶測として言われることですが、共産党と親交を築かなかったのも原因かもしれません。
中国でテックジャイアントが商売するってことは政治も味方につける必要があります。ベゾスはその辺興味なかったし理解しようともしませんでした。
ベゾスのライバル。テスラのイーロンマスクは中国参入に大成功しています。政府と良好な関係を築いていたイーロンは上海ギガファクトリーを作り上げ、中国政府もまた国家のEV戦略にテスラを利用。最大級の優遇措置を与えました。
この点は中国人であるアリババのジャック・マーもぬかりなく。
結局amazonは思うような成功が得られずほとんどのサービスが引き上げることになりました。
中華セラーが増えた理由② 格安品の大波

時は流れて2010年。そこそこ伸びてきたマーケットプレイス市場とFBA(倉庫)に脅威になる存在が台頭しました。
それが元グーグル社員・シュルチェフスキーが設立したウィッシュドットコム。
今も昔も中国で製品を作って自国でラベルを張る、いわゆるmade in chinaが一般的。
そこでウィッシュは中国製造の物を無印のまま直接消費者に届ければ安く済むのでは?という発想をもとに格安ノーブランド品に目をつけます。

当時アリババによる中国のインターネット商売が栄えていたため、国外に販路を構えたい企業は多くいました。時期も良く、多くの中国販売業者が集まります。
時同じくしてアリババのジャック・マーも同じ構想を抱いていました。これが「中華の闇を暴く!」系youtuber御用達サイトであるアリエクスプレスに繋がります。
無印の格安中華品が世界中で大洪水のように押し寄せてきたわけです。

amazonピンチ。既存のセラーだけでは太刀打ちできず。若者や低所得者はみんなそっちに流れていく恐れがありました。まさしく通販で物を買う購買層の人達です。
こうして、再び中国と向き合わざるを得ない状況となりました。
彼らがなぜ中華製品と関わりを持つのか?と不満に思う人もいるでしょう。正確には関わりを持たざるを得ない歴史があったわけですね。飲まれるくらいなら自分たちが飲み込んでやろうと。
実際、真面目な中華セラーだって多くいるわけです。彼らを迎え入れられれば、また一皮むけることが可能。
かつて中国で敗れたamazon。乾坤一擲、今回は絶対に負けるわけにはいかないと中華セラーを集める大号令がかかります。
とにかく幅広い商品の充実を目指し、中華セラーをモノにしようとしたんです。これは事実上、商品の質より量を重視する決断でした。

社内では通称マルコポーロ構想と呼ばれました。
あのフビライハーンに仕え、アジアの見聞をヨーロッパに伝えた大冒険家の名前を冠したわけです。
- セラーセントラルの中国語翻訳
- 北京にカスタマーサポートの設置
- 輸出入の効率化と費用削減 (ドラゴンボート構想)
中華セラーに対し、様々な優遇措置がとられました。
2015~2016年のセラー登録は1日数千件に到達。とんでもない数です。
もちろん玉石混交。悪くない物もあれば粗悪品もあったり。
しかし高価なブランドだけのラインナップとノーブランド品も並べた品ぞろえでは後者のほうが優れている、というデータもありました。
中にはankerのような化け物もいて、amazonのセラーからスタートしたこの企業は今や日本では渋谷・表参道・銀座に店舗を構える世界有数の企業となりました。
悪質セラーとの闘い

アリババでは予め悪質業者を弾く手法がとられていました。支払は数か月後、新規登録には保証金を求めたりと、明確な詐欺対策が行われていました。
このへんアメリカと中国のビジネス感というか、やっぱり中国人の方が中国セラーのことを良く分かってたんでしょう。
販売業者は一緒の方向を向く仕事仲間か、せめて契約の関係くらいに判断してたamazonは一杯どころか何百杯と食わされます。
当時のamazonはほぼ無防備な状態で、詐欺の標的になってしまいました。

例を挙げると、ホバーボードという電動スクーターに組み込まれたリチウムイオン電池が次々と発火。他にも欠陥バッテリー問題は続き訴訟問題に発展します。
さらにサクラレビューが横行。アカウントバンされても次々と新規アカウントで登録し直されます。
巨人amazonと揉めることを避ける欧米セラーに対し、一線を平気で越えまくる有象無象の中華セラーたち。
ハイリスクハイリターンの暴れ馬を迎え入れた結果、amazonは多額の負債と既存セラーの恨みを抱えることとなるわけです。
購入者より苦しい販売者

中華製品を大幅に取り入れたことで、多くの欧米セラーから苦情が来ます。
怒りの声に加え、ナイキやイケアといった有名ブランドが次々と撤退し ていく事態に。
真面目にコツコツレビューを重ねている良質なセラーたち。
対して、怪しげな中華業者はサクラレビュー・アカウントの新規開設の繰り返し・同業者への星1レビュー、さらには無印コピー商品など横暴を繰り返していきます。
価格で勝てないうえ、何か出すとすぐパクられるわけですから、欧米セラーたちの怒りも当然というわけです。

そもそもamazonは米国企業です。もっと言えばアメリカ、ドイツ、イギリス、日本。この4か国が消費者のトップ4を占めます。
にもかかわらず、「なぜ中華業者をそんなに優遇するんだ?」「あなたたちは一体どこの国に根付く企業なんだ?」と。セラーからすればそういう想いかもしれません。
こんな話があるんですが。アマゾンで第一回アパレルセラー会議が行われたときのこと。まさしく中華業者が猛威を振るい始めた矢先。
中西部でTシャツを売っていた女性が「良いデザインを出してもすぐ中華セラーが安くコピー品を売り始める」、「販売期間を奪われている」と15分もの間マイクを手から離さなかったそうです。
その他「やつらはルールを守っていない」、「正規の代理店なのに追いやられる」「検索すると中華が必ず上に来る」など批判の嵐だったそうです。
これは明らかに正しい批判です。かつて多くの実店舗がamazonによって葬られましたが、これは市場の原理です。

一方、彼らが中華業者に追いやられたのは、ルール無視による不当なものだったのは間違いありません。
もちろんamazonも数々の対策に乗り出しました。
2020年代には偽レビューへの法的措置。2024年以降はAIを利用して約3億件近いレビューをブロックしたと報告。
さらに新規アカウント対策として、住所・IP・端末・連絡先・銀行口座などが同じ関連アカウントもバンする方針に。
不正なセラーに対する強化は年々厳しくなっています。
といっても、全部膿を取り切れるわけありません。
未だにサクラレビューはあるし、抜け穴使ってアカウント開設する人間もいます。
だからamazonは「何かあれば返金するよ」という姿勢を貫いています。
消費者は通常なら「じゃそれでいいや」ってなるわけですが、販売業者はそういうわけにもいきません。
別にamazonもセラーたちをイジメたいわけでもなく、数が多くてどうすることもできない。これが正直な答えでしょう。
ある程度理解した上でうちで売ってくれと。amazonからしたらそういう気持ちかもしれません。
今時、企業の公式サイトでチマチマ会員登録して物買う時代じゃありません。amazonで荒波に飲まれると分かっていても、販売業者たちはここで売るしかない。
格安中華品で真に苦しいのは、物を買う人たちより、真面目に物を売る人たちなわけです。
広告は悪なのか① 上位表示される中華業者

世界に中華製品がはびこったのは安いから。
しかし安いだけではamazonを制することはできません。
検索上位になるには多くのレビュー、売上実績といった独自アルゴリズムを攻略しなければなりません。

中華セラーが大量に入ってくると、各販売業者は検索上位の取り合いを繰り広げます。
新規販売業者は入り込む隙間もありません。
登録者0人のyoutube投稿者さながらです。はじめは既存客なんていません。みんなブラック企業の飛び込み法人営業みたいな「絶望」から始まるわけですね。

そこで必殺の一撃スポンサー広告がでてきます。金さえ払えば検索上位に表示させることができるんです。
みなさん知っての通り、スポンサー広告とか出てくるやつ。これはお金を払って上に来るようにしている広告商品です。
やっかいなのが、明らかに検索意図と違う商品が出てきたり、正規代理店や公式の商品を飛び越えてくることです。
さらにやっかいなのが付属品関連。
例えばTLM103というマイクのショックマウントを買うとして、「TLM103 ショックマウント」と検索します。
すると一番上に出てくるのは全然関係ないマイクアームの広告。検索欄の一番上は全然互換性のないオーテク製のショックマウントです。

これやられると最悪。合致しない付属品を買ってしまうかも。PC操作はまだいいですけど、表示数の少ないスマホだと事故る可能性があります。
多くの人はもはやそんなの承知でしょうから、「ハイハイ」って下にスクロールするでしょうけど、年配層やamazonを使わない人からすれば、あまり親切とは言えません。(それでも楽天市場を始め、他のサイトより見やすいのが悲しいところですが)
広告は悪なのか② 小売り部門と広告部門

「amazonはスポンサー広告と中華ばっかり!だから使いたくない!」
こういう人、いるんじゃないでしょうか。
別に好き好きだから良いと思いますけど、今や広告まみれなのはamazonだけじゃありません。

googleだってXだってInstaだってそうですよね。みんな広告料は企業の大事な収入です。これがあるから良いサービスを無料で使えてるわけです。
amazonには"弾み車"という言葉があります。
どこかで仕組みを作る。それがコスト削減・利益を出す。その分は投資や値下げに使う。当たり前のことですけど、このマインドが大事にされています。
amazonの小売り部門は全く儲かっていません。大量の在庫管理や返品処理・発送・カスタマーサービス。山のように人と場所が必要です。
広告料が入れば、価格に転嫁。顧客に還元されます。その大元は中華業者たちが払った大量の広告料が元手です。
つまり、僕たちと中華製品と広告は持ちつ持たれつの関係なのです。
みなさん「格安中華は消えろ」と親の仇のように言いますが、実は知らずに恩恵を受けている可能性もあるわけです。
ただし。スポンサー広告によってUIが使いづらくなったのも事実。
広告部門は言います。少し広告を我慢すればみんなに利益がある。会社も儲かるし、顧客へ値下げもできる。
これを世界一顧客を大事にすると豪語するamazon内部で反対しなかったのか。もちろんしました。

特に小売部門は大反対。顧客体験は神聖な物というのはベゾスの思想。その血が最も色濃く受け継がれているのが彼らです。
当時小売部門をまとめていたダグヘリントンという人物がいたんですが、彼は「カエルとサソリ」の話を持ち出します。

サソリが川の向こうに行くためカエルに運んでもらうように頼むんですが、途中で刺すのでは?と躊躇します。
「いやいや君を刺したら僕も溺れちゃうじゃん」とまっとうな説明をするサソリ。これを信じたカエルは載せてあげることにしたのですが、なんと途中で我慢できずサソリは背中を刺します。結局共倒れするという話です。
カエルは最初からサソリと関わらない方が良かった。多分言いたいのはそういうことなんでしょう。
小売部門は「試すまでもなくNo」、「絶対広告を入れるな」。これが答え。
話は決定権のあるベゾスに委ねられます。彼は至極まっとうな答え、というか中間地点を選びます。「まず少し試してみよう」と。
その後様々なデータが取られた結果、広告を出せば購入するユーザーは減ったのも事実。しかし莫大な収益が上がったのも事実。ベゾスの最終判断は「広告を出せ」ということでした。

そう決断した決め手もいくつかあります。
広告といえど、結局クリックしてもamazon内の商品ページを飛び交うだけだし、コストもかからない。
顧客体験を何より重視するベゾスですが、そこで得た利益は値下げにもつながるし、長期的に見れば投資にも生かせる。ベゾスはそう判断したわけです。
人は安い物に流れる

みなさんも経験あると思いますが、中華製品の多くは使えないことはない。
でもそのうちすぐ壊れたり、正規品と比べると物足りなくて結局使わなくなったり。ひどいときは明らかに使用不可だったりボロボロの状態で届いたりと。
数多くのトラブルを運んでくる死神みたいな存在です。
僕も今までいくつもの中華品と戦いを強いられてきました。

例えばrevoitの小型空気清浄機。これはゴミです。安く買えるから思わず手を出したのですが、3か月に一回フィルターを変えろとピーピーランプが点灯。しかもフィルターが高い。なんじゃこの詐欺商品は。となりました。
ちなみにこのrevoitはアメリカ企業で所在地もアメリカになってますが、明らかに中国系の人達が働いている会社。よくある中華隠しくさい企業です。
ほかにもmerossのシーリングライト。使って3か月もすると電球色と昼光色(ちゅうこうしょく)どっちかがつかなくなります。交換して使うと再び同じ現象。発狂しそうになりました 。
他にもMoya Goaとかいう謎メーカーの謎wifiアダプタ。1か月で接触不良。ゴミ。

DEEP COOLの水冷クーラーのファン。かつては自作PC御用達で今やamazonから消えたDEEP COOL。僕は2回も同じ商品で異音出ました。これもゴミ。
HACRAYとかいう骨伝導イヤホン。接触不良でゴミ。
あとハイセンスの冷蔵庫も異音騒音により1年以内にゴミ。

極めつけは最近始まったamazon haulの85円Tシャツ。あとで語りますが、超ゴミ。
ゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ。圧倒的にゴミ。
もちろん氷山の一角。まだまだあります。でもこれだけ痛い目見せられても人は安い中華製品を買います。
以前水圧で口の中を洗浄するジェットウォッシャーの動画をあげました。
15万再生くらいされてるんですけど、消費者の行動が良く見えます。
僕経由で買ってくれた人は何買ったか知ることができるんですが、僕が紹介したパナソニックの正規品ではなく、多くの人が1/4の価格で買える中華製品を買っていました。
稀に中華製品で結構良い働きをするんですよね。だから次もと買う。人はいつの世も中華ドリームを追いかけ続けます。
なぜamazonは粗悪品もある中華製品を置くのかと怒りを覚えるかもしれません。しかし根本的原因は買う人がいるからです。
人はリスクがあっても安い物に流れる。こうした根っこの原理がある限り、これからも粗悪な中華商品はなくならないでしょう。
激安の殿堂"Amazon Haul"の始動

2025年11月、Amazon Haul (ホウル)が開始しました。
TEMUやSHEINといった格安ECサイトに対抗したものです。
内容も似ていて、中国から直接無印商品が送られてきます。中国にある倉庫から送られてくるので到着も時間がかかるし、メーカー名すら定かではない商品がたくさんあります。
でも安い。とにかく安い。

しかもTEMUやSHEINといった怪しいサービスではなく、天下のamazonが展開しているわけですから。保証の面では期待できそうです。
しかし商品のクオリティは結局ノーブランドチャイナですからそんな変わらないと思います。あくまで母体はamazonだからその辺は安心だよって話。

で、さっそく85円のTシャツや200円のスマホケースなど買ってみました。
結論を先に言うと微妙。ザ・中華製品あるあるって感じ。

まず85円。超真空パックみたいなのが届いて、最初Tシャツって分かりませんでした。iPhone Airよりも薄い。
この時点で嫌な予感しましたが、中開けたらもっとやばい。スケスケTシャツすぎて乳首が浮くんですよね。

変態しか着れません。町歩いてたら逮捕されるやつ。
ゴミ。

気を取り直して、200円ケース。こっちは普通に使えました。耐久性もあるし、サイドボタンも普通に押せる。
良くある格安スマホについてくるフィルムとケースみたいなやつ。安っぽいけど、なんやかんや使える系。
今回はAmazon Haulの中でも特に安い商品買ったので微妙でしたが、1,000円くらいのやつもあります。そっちはマシなのかも。

でもそれなら本家amazon使うし、今のところHaulは流行らない気がします。競合しちゃうんですよね本家と。100円くらいならゴミの可能性大、1,000円なら本家で買う。で、Haulはどこに入り込むのって感じ。
恐らくですがHaulの狙いはTEMU等への対抗だけじゃありません。売れ残りや余剰在庫の処分。購買履歴のデータ収集といった目的が主じゃないでしょうか。
余った商品でTEMUあたりと食いあってくれたらいいよね。そんな感じ。
もちろん低価格層の取り込みも目指してるでしょうけど、今のところ商品のラインナップが少ないです。まだ未知数のサービス。https://note.com/embed/notes/nd6c9db73b2af
良く使ってる中華製品
中華製品のこと悪く言いまくってますが、全く使ってないというわけじゃありません。
それどころか普通の人より使ってると思います。中華といえど、ちゃんとしたメーカーを見つけていければ、コスパ良く買い物ができます。
ということで、中華の中でも割と信頼してるメーカー、さらにおすすめの商品をご紹介。
Switchbot シーリングライト 電球

Merossのゴミシーリングライトの後絶望してた僕が買ったやつ。
ちゃんと起動してます。それだけで満足。数年前ってマジでアレクサ対応の電気って前は少なくて、MerossかSwitchbotくらいしかありませんでした。
その他間接照明の電球も使ってるしハブも当然Switcibot。
Shokz OpenSwim Pro

プールで使え骨伝導イヤホン。ハークライとかいうゴミが壊れた後絶望してたところ、ちょっと高いけどこっち買ったら満足。
防水骨伝導は未だに安くて変なやつしかないので、ジムで泳ぐ人はほとんどこれ一択です。僕は旧品ですけど、今は後継機のProが出てるらしい。
Flexispot E7

かつて大量にyoutuber配られたステマ商品。しかし4年くらい故障せずに動いてくれるし、手前が曲がってるエルゴノミクスなんちゃらの天板も腕に跡がつかず使いやすい。
昇降デスクが流行ったのも彼らのおかげ。ちなみに当時僕はyoutubeやってなかったので自腹で買いました。
INNOCN 27M2V

4K、ミニLED、160Hz、HDR1000、量子ドットと全部盛りなのに10万切ってる化け物モニター。
60HzのDELLモニターからこれに変えてFPSやったときは衝撃的でした。
ちなみにINNOCNってたまに案件くれるけど、僕滅多に案件ウケないし、モニター商品にもそんなに興味がない。これも結局自腹で買っちゃったし。メーカーの人ごめん。
Ulanzi ZERO F38

サクっと撮影に入れるF38というカメラのクイックリリースプレートを使ってます。合わせて雲台や三脚もUlanziの高いやつ使ってる感じ。特に三脚はすごく使いやすいです。高いけど。

カメラにつけるフィルター。ミストフィルターやNDフィルターを色々駆使すると良い感じの絵がとれるんですが、ハメるのが面倒。
でもNiSiのSWIFTシステムはカポってハメるだけ。重宝してます。高いけど。
DJI osmo pocket 3

vlog御用達のジンバルカメラ。
ここカメラ何がいいかって、縦長でポケットに入るし、暗所でも綺麗に撮れる。
DJIも何買っても大体当たりの良メーカーです。
Hollyland LARK MAX 2 ワイヤレスラベリアマイク

ワイヤレスマイク。動きながら喋ったりFPSでVC使う時マイクは面倒ってときに使います。
音質も結構良いし、この手のやつは自動で録音してくれるのも良い。僕はMAX1だけど販売停止になって今は2になってるらしい。
UGREEN HDMIケーブル
ケーブル系は今や大体UGREEN。このガンメタリックの形状もかっこいいと思うし、今まで品質に問題があったこともほぼありません。
UGREENも何かと案件きますが、やっぱり興味ある物がない。ごめんメーカーの人。
なんか案件受けないのがカッコイイと思ってるとかじゃなく、単に欲しい物ないんですよね。あっても自分で買ってるだろうし。
僕は動画一本一本自分の作品と思って出してるから、他人にいじられるのは死ぬほど嫌。案件と相性悪いんですよね。
Anker Eufy ロボット掃除機 X8Pro with SES

長毛種の猫がいるので毎日稼働させてるロボット掃除機。
Ankerは僕が紹介するまでもないでしょう。
実はAnkerとロボット掃除機については動画作成候補になっています。なのでそのうち動画作る(かも)。
中華も広告もただの選択肢

中華製品や広告でamazonの顧客体験に弊害があるのは事実。
じゃあクラシキさん、今のamazonについてどう思ってるの?それでも使ってくの?と聞かれたらどう回答するか。
「いや別に。普通に使います」
これだけamazon汚染について話したにもかかわらず、変な答えかもしれませんね。けど一番メリットあると感じてるので当然です。
だって今更高くて面倒な実店舗で買いますか?
「買いません」
さらに検索が見づらい楽天市場をファーストチョイスにしますか?
「しません」
衰退する商店街やそこの並ぶ個人商店を応援するために買いますか?
「買いません」
2020年、米連邦議会の下院司法委員会がamazonはセラーを公正に扱っていないのではないかと調査に乗り出したことがありました。これはamazonによるセラーいじめじゃないのか…と世論が動いたことがあります。じゃあ買い控えしますか?
「いいえしません」

僕はいち消費者であってそれ以上ではありません。即日配送即日返金してくれる。サービスが一番良いと思う所を使う。これが市場の原理に最も即した形であり、最も健全です。だから僕はこれからもamazonを第一に使っていきます。
ただ粗悪な中華品で事故ったり、スポンサー広告があったりとマイナス面もあります。そこは甘んじて受け入れます。ノーデメリットのサービスなど存在しません。
結局、中華も広告も嫌ならサービスから遠ざかればいいんです。でも、
「中華製品は悪だ!」
「広告は悪だ!」
と一辺倒に言う前に、それぞれメリットとデメリットは何か。
色んな角度から見ると、本当にそのサービスから離れるべきなのか分かってきます。その結果amazonから離れたなら…それはそれでいいんじゃないでしょうか?https://note.com/embed/notes/n1e95fd40c03e










