GIGABYTE(ギガバイト)はAORUS(オーラス)とGAMING(ゲーミング)というグラボにランク分けがされています。
また、水冷グラボという珍しい商品もあり、見逃せないメーカーです。
どちらかと言えば高級メーカーと評判のグラフィックボードです。
では、具体的にどのような違いがあるか、比較してみましょう。

GIGABYTE AORUSとGAMINGの違い ギガバイトグラボ比較と評判
AORUSとGIGABYTE(GAMING)はグラボのランク
AORUSとGIGABYTE(GAMING)はグラボのランクです。
上位モデルがAORUS。
下位モデルがGIGABYTE(GAMING)。
GIGABYTEは社名と混同をさけるためか、GAMINGとも呼ばれています。

さらにAORUSはWATERFORCE版と無印版があります。
AORUS WATERFORCE

AORUS WATERFORCEの大きな違いは、水冷グラボということです。
普通水冷はファンを思い浮かべますが、AORUSはグラボ自体が水冷です。

そのため、グラボがファンレス。
水冷によるメリットはファンと同じです。
静音性と、オーバークロック時の安定性が図れることです。
逆にデメリットもファンと同じ。まず価格が高いこと。空冷の倍近くします。
もう1つが水漏れの危険性があることです。

この辺は水漏れ検知器があるので、漏れたらすぐ判明します。
正直漏れないのが一番ですが、こればかりは水冷である限りどうしようもありません。
ファンのうるささに辟易している人は、一番の候補になるでしょう。
僕は面白い商品だと思います。


AORUS XTREME / AORUS MASTER

RGB発色が派手でコアクロック数が高いのがAORUS無印。
ピカピカ光らせるゲーミングPCっぽい装飾を求める人と、
オーバークロックする人は上位版のAORUSが良い選択肢です。

GIGAGYTE(GAMING)

GAMINGはいたって普通の廉価版グラボです。
ASUSで言うTUF、MSIで言うVENTUSの立ち位置です。
あまりPCを光らせたくない人や、安さを求める人向けです。


AORUSとGAMINGの性能差比較
大きな違いは以下のものです。
- クロック数
- デザイン
- 価格
- サイズ
- 推奨電源容量
気にすべきは価格とデザイン、人によっては推奨電源容量です。
水冷のみ省スペースになっており、他とサイズが大きく異なります。
AUROSの格付けはMASTER<XTREME<WATERFORCEの順と見てください。
RTX3080 10G比較
GAMING | MASTER | XTREME | WATERFORCE | |
クロック | 1710 MHz | 1845 MHz | 1905 MHz | 1845 MHz |
サイズ | L=320 W=129 H=55 | L=319 W=140 H=70 | L=319 W=140 H=70 | L=252 W=163 H=29 |
推奨電源容量 | 750W | 850W | 850W | 750W |
電源ピン | 8 pin*2 | 8 pin*3 | 8 pin*3 | 8 pin*2 |
MASTERとXTREMEはほぼ変わりません。
ここで悩むなら、相場で安くなっている方を買ったら良いでしょう。
電源ピンの違いは、多い方が動作が安定すると考えれば大丈夫です。
AORUSとGAMINGどちらがおすすめか
結局どれを買えばよいのかって話ですが、予算と好みによります。
僕としては、
予算はたっぷり・水冷とか面白そう
→WATERFORCE
ハードゲーマーorデザイン性重視
→MASTERかXTREME
なるたけ安く・地味で良い
→GAMING
という感じです。
ギガバイトは高性能なグラボと評判なだけあって、価格に見合った性能を発揮してくれます。
ちなみにもっと安いのが良い場合は低価格メーカーを選びましょう。
Palit、玄人志向、Zontac、Gainwardあたりが主要なところです。
また、メーカー全体で検討したい場合、この記事で高価格帯・低価格帯について詳しく書いています。
2022年9月現在なら、RTX3070や3070Tiあたりがねらい目のグラボでしょう。
推奨電源容量を考えるなら3070、割引率を考えるなら3070Tiです。
アマゾンで買うなら、新品同様を安く買えるAmazonアウトレットがベストです。
