ROG TUF PRIMEの違い。ASUS Intel12世13世代マザーボード

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ROG TUF PRIMEの違い。ASUSマザーボードの見方とおすすめ

マザーボード購入時、TUF、PRIME、ROGという用語をみなさん見たことがありませんか。これはASUSの製品についたランクと用途別の表記です。何が違うのか、比較していきます。

ROG TUF PRIMEの違い。ASUSマザーボードの見分け方

ROG PRIME TUFのランク付け

価格帯ランク

ROG MAXIMUS、ROG CROSSHAIR > ROG STRIX >PRIME >= TUF

実はグラフィックボードも似た表記があります。

例えばRTX3070でもROGとかTUFとか、さらにメーカーの違いで表記も異なります。

BTOで最新版が組まれているように見えても、実際は安いメーカーや安いモデルが使われている場合もあります。

ROG TUF PRIME それぞれの特徴

Z790 DDR5 ATX版 比較

ROG MAXIMUSROG STRIXPRIMETUF
16X 3322
4X --11
1X-122
SATA6444
M.23444
VRM20+116+116+116+1
S/PDIF-
オーディオRealtek ALC4080Realtek ALC4080Realtek S1220ARealtek S1220A
USBUSB3.2 Gen2 Type-Ax5/Type-Cx1
USB3.2 Gen1 Type-Ax4
USB Type-C(Thunderbolt 4)x2
USB3.2 Gen2x2 Type-Cx1
USB3.2 Gen2 Type-Ax2/Type-Cx1
USB3.2 Gen1 Type-Ax4
USB2.0x4
USB3.2 Gen2x2 Type-Cx1
USB3.2 Gen2 Type-Ax2/Type-Cx1
USB3.2 Gen1 Type-Ax4
USB3.2 Gen2x2 Type-Cx1
USB3.2 Gen2 Type-Ax2/Type-Cx1
USB3.2 Gen1 Type-Ax4

ROG MAXIMUS&ROG CROSSHAIR

これが最上位モデルです。

ガチゲーマーなら候補として考えても良いかもしれません。

僕のガチゲーマーの分類は何かというと、大会クラスの人。

性能的に言えば、オーバークロックするかどうかです。

Intel製CPUは語尾に「K」がついているものがオーバークロック可能です。

オーバークロックとは?

クロックという処理の信号の速さ(Hz)を高めて、より早い処理性能を達成できるものです。

処理の速さはHzという単位を見ると分かります。

個人的には上位モデルCPUの処理速度ならあまり必要ないと思っています。

また、保証の対象外で自己責任。実用性がちょっと乏しく難易度が高いです。

ROG STRIX

最上位ではないものの、充分高いスペックを誇ります。

あと、ライティングを求めるならこのモデルです。

PRIME

この辺りから一般層向けになります。

汎用性が高いと言われるのがPRIME。

汎用性とか万能とか何だよって話ですが、差せるスロット数が多かったりします。

特にゲームに特化するか分からない。様々な用途が予想される。など無難に選択されます。

主力製品の価格帯としては2万円台くらいです。

PRIMEも「-P」とか「-A」とか色々ありますが、製品によってスペックが多岐に渡り過ぎるので今回は省きます。

TUF

PRIMEとそこまで値段が変わりません。

ASUSの位置づけとしては一応PRIMEより下ですが、同じくらいな印象です。

PRIMEとの違いは少なくともゲーム向けということです。

ゲームに必要なVRM強度が高いと言われています。

(VRMは電力供給や冷却性能に関係する用語です)

なので、汎用性のPRIMEに対し、耐久性が高い位置づけとなります。

ちなみにコスパ重視、ゲームそこそこ、4k動画編集などの用途で、僕は以前これを使っています。

Intel第12世代は600番台のマザーボードが必要 Z670 H670 B660の違い

同じマザーボードでも価格帯のランクが存在します。

マザーボード別ランク

Z670 > H670 > B660

Z790 > B760

ランクによってスロットの数が違ったり、高度な性能を誇ったりします。

モデル内容
~X語尾に「X」が付く超高性能CPU対応型
Z~オーバークロック可能型
H70が付く一般的な価格型
Bが付くコスパ追及型
H10が付く最も安価型

CPUが12~14世代(12000番台~14000番台)のものは、マザーボード600~700番台が使用できます。

その他購入時の注意

・電源

その他電源の種類がATX、Mini ATX、Micro ATX、ITX等あります。

マザーボードと合致する電源を買いましょう。

・メモリ

メモリがDDR4かDDR5かも確認が必要です。

マザーボードがDDR5用だった場合、DDR4の互換性はありません。

一般層ならPRIMEかTUFで充分。第13世代も600番台は使用可能

ガチなゲーマーやデザイナーでなければマザーボードにお金をかけるのはおすすめしません。

それよりもグラフィックボードやSSDにお金をかけた方がコスパが上がるからです。

嬉しいことにマザーボード600番台は13~14世代CPUも使用できるので、今買っても問題ありません。

動画解説(聞き流し用)

買ってはいけないグラボメーカーは? ~グラフィックボードの違いと比較

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