PS5でゲームやろうってなると、当然安いモニターを求めます。じゃあ削れるところ削って4Kモニターは必要ないのか。結論必要あります。その他ゲーム(PC)や仕事、映画鑑賞などはどうでしょうか。
この記事の結論
- FHDモニターが用済みになる時代はすぐそこ。今から買っても効率が悪い
- ただしゲームは重視するジャンルによる
- 仕事も4Kがいい。でも4Kであれば高いのはいらない。
ps5に4kモニターはいらないのか。いや要ります4K買ってください

なぜ4Kを買うべきなのか
- 4Kが美麗 (って当たり前か)
- ゲームはシステムより、グラフィックの感動を味わうことが重点的になった
- どうせいつか4Kに移行する。どうせ買い替えるならFHD買っても意味ない
- WQHDは悩みどころだけど結局いつか4Kに移行する。特定用途以外で刻んでく必要ない
- スマホやタブレットすらとっくにWQHD以上の解像度が標準
- 4Kが高い時代は終わった。格安メーカーも多い
ざっと理由を上げるとこんな感じです。当たり前ですが、4Kの美麗さになれたらFHDなんてゴミみたいに思えます。だから4Kを買ってください。
4Kモニターは27インチ以上が良い説を前提に話しますが、映像が美麗だからって理由のほかに、FHDモニターが粗大ゴミになる時代も近いという理由が挙げられます。
というのも、今や4K27インチなら3万切る商品が珍しくないからです。
4K 27インチIPS(60Hz)
4K Japannext JN-V27UHD-IPS-D ¥26,980
WQHD PHILIPS 27E1N5500E/11 ¥23,800
FHD MAXZEN JM27CH01 ¥12,980
(2023年9月現在 最安値比較)
最安をキープしているのがJapannextという国内メーカー。27インチ4K 60Hzで¥26,980。1インチ1,000円を下回るようになりました。
え?おかしくね?って話です。4Kって少し前なら最低4,5万。もっと前の”4Kなんて買わねーよ説”濃厚だった時代には10万とか平気でしてました。
一方、FHD。最安値がMAXZENというこちらも国内メーカーで¥12,980。ここ5年あんまり値段は変わっていません。
モニターメーカーはBenQ、LG、DELL、フィリップスなどが挙げられます。4Kが安くなった理由として、安価な無名メーカーの台頭もあるでしょう。無名メーカーでも普通に使えます。
メーカーによって保証だったり細かい仕様だったり、ドット抜けがどうとかありますが、パネルやリフレッシュレートが同じなら使用感に大きな違いはないです。ドット抜け保証はDELL以外ないし運と言えます。(ただしアマゾンで買えば交換してくれる模様)
要するに値段が近すぎるんですよね。どうせそのうち4Kへ移行することになるでしょうから、あと1万出して今から4K買っとけばいいじゃんって話です。
ゲームジャンルによってモニターで重視するものは違う

さらにゲームジャンルによって重視してくるものが違います。
対戦型FPSならリフレッシュレート144Hz以上は欲しいところ。リフレッシュレートとは1 秒間に何回新しい画像を描画できるかのことです。多い分だけ動きが滑らかになります。
一定以上超えたらあんまり違いが分からないので、144Hzが一応の目安となります。
ずっと60Hzでオーバーウォッチとかやってたんですが、160Hzのモニターに代えて世界が変わりました。いかに60Hzがコマ送りだったか思い知りましたよほんと。
FPS以外のゲームならそんなに必要ありません。60Hzあれば十分です。リフレッシュレートは上がれば上がるほど嬉しい物ではあるんですが、結構値が張ります。
対戦型FPSなんかに特化したい場合は解像度を優先するよりは、FHDでも144Hzや120Hzなどのモニターを買った方がいいです。じゃあ4K144Hz以上のモニターにしようかなって人もいるかもですが、高額な買い物です。

先日購入したINNOCNの27M2Vが4K160Hzでおよそ10万円くらい。この手の最安値でHDR1000もついて非常にコスパ溢れる商品なのに、やっぱ高額になります。
リフレッシュレートか解像度か、自分はどっちのモニター買いたいか絞った方がいいです。どっちも欲しい人は27M2V買ってください。
ゲーム(PC)に4Kモニターは意味ないのか。それはグラボによる

じゃあPCでゲームをやる前提なら4Kモニターはどうか。これはグラボとゲームのジャンルによります。
4Kでゲームをやるには相応のグラボが必要です。ゲームによって違いますが、FHDなら4060Ti、WQHDなら4070、4Kなら4070Ti以上が目安です。ただしグラボは高い買い物なので、RTX4060とかしかないのに4Kモニター買っても、4Kで動かないので意味ありません。
グラボと解像度の目安(ただしゲームによる)
- 4090 → 4K
- 4080 → 4K
- 4070Ti → WQHD~4K
- 4070 → WQHD
- 4060Ti 16GB → FHD
- 4060Ti 8GB → FHD
- 4060 → FHD
AMDがどこの相当するのかというと、下記のような感じ。
- 4080 vs 7900XTX
- 4070Ti vs 7900XT
- 7800XT > 4070 >= 7700XT
- 4060Ti vs 6700XT
- 4060 vs 7600
対戦型FPSの場合は結局FPS値稼ぐために解像度ギリギリまで落とすと思うので、この場合ではありません。あくまで目安と思ってください。
各ゲームのグラボとFPSのデータは調べればすぐ分かります。
映画はもちろん4Kだけど、コンテンツが対応してるか

映画鑑賞に関してですが、当然4Kがおすすめです。ただしコンテンツ側が対応しているかによります。
youtubeはマジで投稿者のジャンルで違います。ゲームやエンタメ系は4Kとか多いですが、ハウツー系なんかは解像度不要で読み込み早くするため、みんなFHDで投稿してます。
Netfilxとかは4Kもありますが、対応している映画・ドラマは全部ってわけじゃないですし、なにより4K視聴可能なちょっと高いプラン契約する必要があります。
アマプラとかU-nextは普通の契約で4K見れるので重宝します。ただしアマプラはストーリーミング配信は現時点でFHDまでです。つまり対応作品を4Kで見たいならダウンロードが必要です。
この辺はコンテンツで色々違いますが、結局4Kで見れるものは見るって感じでいいと思います。普通に4Kを選びましょう。

おすすめなのはIPS Blackという技術でDELLが出してるモニター。これは黒をより黒く美しく見せるというモニターで、結構雰囲気が出ます。
HDR400ですが、HDRって値段の張るモニター買わないとあんま実感できません。リフレッシュレートも60Hzでゲーム向きではないです。観賞用って感じですね。僕の3つ使っているモニターのうち右側がこれです。
真ん中で作業とゲーム、左が資料閲覧、右が映画ダラダラ見る用のモニターになってます。
仕事に4Kモニターは意味ないのか

普通にありますよ。これも4Kにしてください。
文字が格段に見えやすくなります。
ただしFHD→4Kにすると画面の作業スペースがめっちゃ広くなる一方で、文字がちっちゃくなります。
なので、適度に拡大/縮小してください。Windowsだと以下の方法です。
- [設定] を起動する
- [システム] → [ディスプレイ] を選択する
- 拡大・縮小のスケールを確認する
- 拡大・縮小のスケールを変更する
僕は大体150%くらいで使ってます。
4Kにしても拡大したら意味ないんじゃ…とかもありません。普通に4Kで拡大した方が、FHDの100%よりずっと綺麗です。
文字のレンダリングに使われるドット数が4Kの方が多いですから、素のFHDよりスケーリングした4Kの方が見やすいことになります。
とはいえあくまで4Kはフルサイズ時、ゲームや映画鑑賞で使う目的なので、仕事用のためだけとかなら微妙です。
各用途おすすめのサイズとモニター
- 4Kゲーミング用途
→ INNOCN 27M2V - 4K映画鑑賞用
→ Dell U2723QX 27インチ - 4Kコスパ
→ Dell S2721QS 27インチ - 4K最安
→ JapanNext JN-V27UHD-IPS-D
サイズはどの用途でも万能なのが27インチ。もしモニター1つにして大きいの置きたいなら32インチでもいいかなと思います。もしくは湾曲型の細長いやつでも。その辺は好みです。
4Kコスパで選んだやつは僕が左で使ってるやつです。

最安モニターとかでも良かったんですが、DELLはドット抜けパネル保証しているので、DELLの中で一番安い4Kを買いました。
コスパ的には良いモニターだと思います。ていうか、目的がないならこのくらいのモニターが価格的にも良い感じなんじゃないでしょうか。