RX7800XTメーカー性能比較やRTX4070比較でどっちがおすすめか

本サイトは広告を含みます PC

RX7800XTメーカー性能比較やRTX4070比較でどっちがおすすめか

RX7800はミドル帯ではメモリ多めで結構良いグラボです。メーカー比較どれが良いか、対抗馬のRTX4070比較どっちを選ぶか解説します。

この記事の結論

メーカー比較なら以下のモデルがおすすめです。色々データを出していくので、参照してみてください。

RX7800XTのスペックと立ち位置

https://www.kitguru.net/components/graphic-cards/dominic-moass/amd-rx-7800-xt-review/all/1/
GPUTimeSpyVRAMTDP
RX 7900 XT2650320GB300W
RTX 4070 Ti2280312GB285W
RX 7800 XT1911116GB263W
RX 6800 XT1866216GB300W
RTX 40701791212GB200W
RX 7700 XT1674712GB245W

7800XTの立ち位置は、4070Tiと4070の中間、旧世代の6800XTと同等くらいです。対抗馬はRTX4070となります。

使用目的はWQHDになると思います。といっても、軽いゲームなら4Kもいけます。

実は素の性能は6800XTとそんな大差ありません。ただ、6800は現在在庫も少ない上、7800はアーキテクチャがRDNA 3.0に進化していてレイトレ性能が強いです。価格も大体同じなので、7800XTを買いましょう。

RX7800XTメーカー比較のおすすめ

どのメーカーが良いかって比較は、発熱・ノイズのデータがあります。性能自体はメーカー差が大きくあるわけではないので、自分の用途に沿ったものを選びましょう。

データは2つあります。グレーアウトされているのは日本未発売です。

データ1

価格は23/10/30時点

(出典: https://www.techpowerup.com/)

(Q = 静音モード)

発熱の観点から言うと、ASUSのTUFが最も良い数値です。

静音性では検証されたモデルの中だとPower Colorが最も静か。次にSapphire。

価格ではASRockが一番安いです。もっと安いのが後述するGigabyteのGamingとなります。

実は7800XTはファンが2連と3連版があって、2連だと8万円台で買えます。ファンが少ないとそれだけ冷却性のが落ちます。

もし上記を見てそれほど関心がない人なら、安いモデルを買う選択肢が一番良いかもしれません。

データ2

データ2ではGagabiyteのGamingモデルが加わってます。

データ1とそれほど同一モデルによる数値の乖離がないため、合わせて見れる情報だと思います。

で、最も安いGigabyteですが、冷却性能では先ほどトップだったASUSのTUF並みかちょっと下という感じです。価格も一番安い。

じゃあ、買いだ!というのはちょっと早くて、実は騒音が問題です。41dBと他のモデルより飛びぬけて高い数値なのです。

静音性の高いQ Biosにすると今度は冷却も騒音もどっちつかずで、使い物になりません。

なので、価格・冷却性能だけを取るならGigabyte、静音性を取るならASUS TUF、バランスをとるならASRock あたりがチョイス先になります。

もちろん、データがないだけで、ここに載ってないグラボで安いやつを選んでも良いでしょう。

(データ2 出典: https://www.kitguru.net/)

RX7800XTとRTX4070比較どっちがおすすめか

スペック比較

RX 7800 XTRTX 4070
プロセッサ3,840基5,888基
ゲームクロック2,124MHz1920 MHz
ブーストクロック2,430MHz2480 MHz
メモリ16GB12GB
メモリバス256bit192bit
TDP263W200W

現在のところ、全体的な価格は7800XTの方がちょっと高いです。ただしメモリ数やメモリバスが高いことも考えると、十分価格差の価値はあります。

メモリバスが大きいと4Kで有利です。FHDなんかではあまり変わりませんが、高画質になるほど差が出てきます。4Kは大量のデータを必要とするので、広い通り道があるというイメージですね。

また、レイトレ性能やゲームによってはRTXの方が良いです。電力効率も長けています。

FPS値の違い

レイトレ&FSR2 or DLSS2有

まず、レイトレが入るとRTXの方が優勢です。ここでは平等にするためFSR2とDLSS2になっていますが、4070はDLSS3が使えるので、もっとFPS値は伸びます。

DLSSとかFSRは機械学習の事で、簡単に言えばこれをonするとFPS値が上がります。この技術はNvidiaが先行しているので、AMDの方が分が悪いです。

FSR3も最近導入されたので、ゲームが対応していけば徐々に差はなくなっていくでしょう。

また、FSR3が遅れている代わりに、AMDではHYPR-RXという機能が使えます。FSRと一緒に使うこともできるので、ハマればかなりFPSの向上が見込めます。

  • 「Radeon Boost」→解像度調整によるFPS向上
  • 「Radeon Super Resolution」(RSR)→ アップスケーリング技術
  • 「Anti-Lag」→ 遅延抑制

これらはドライバー適用です。つまり、ゲームが対応してなくても使えるということ。

難点として、まだまだバグがあったり、安定してなかったりする面があります。

レイトレ無+FSR or DLSS無

レイトレも機械学習もない素の状態だとRX7800XTが優勢です。

Witcher3のようにゲームによっては4070が勝ってる場合もありますけどね。

13のゲームの平均値を出した場合でも7800XTの方が高い性能を誇っています。といっても元々7800XTの方が高価格な傾向があるので、価格差なりといったかんじかもしれません。

構成: AMD Ryzen 7 7700X, MSI MPG X670E Carbon, Corsair Vengeance RGB DDR5-6000MHz

出典: https://thepcenthusiast.com/radeon-rx-7800-xt-vs-geforce-rtx-4070/

メリット・デメリット

  • 単純性能 → 7800XT
  • レイトレ → 4070
  • AIイラスト → 4070
  • 省電 → 4070

4070は重いゲームでレイトレやるのは向いてないんですが、7800XTよりは良い数値が出ます。

ゲームもやるし色んな機能使いたいってことであれば、総合的にRTXの方が良いと思います。

AIイラストの数値ははNvidiaが優勢。かつメモリが多い方が良いです。というかメモリはあればあるほどいいですAIイラストは。

別にレイトレ要らんし多くのゲームでFPSだけだせれば良いって人は7800XTを選択することになるでしょう。

RX7800XTのcpu組み合わせのボトルネック

組み合わせるCPUは何が良いのか。

ボトルネックというCPUとGPUを掛け合わせたときに、どちらかが足を引っ張らないかという目安があります。

4K基準で言うと、Ryzen5700以上、Core i5 13400以上なら大丈夫です。

この赤枠で囲われているところですね。

一応WQHDとかだとまた違うんですけど、求められるCPUが高くなりすぎるので、目安として考えてください。

結論

これはRTX4070もそうなんですが、2ファンモデルが良い人はもっと安く買えます。(これより上のモデルが3連しかない)

ただしサイズ的に問題ないなら3ファンの方がメリットは大きいです。全開で回したら別だけど、回転数が落ちるので音も静かになります。冷却性能にも長けています。

今のところASRock、SAPPHIRが販売しているようです。

その辺検討したうえで購入しましょう。

7800XT 2ファンモデルをAmazonで探す


ガジェット

2025/1/19

エアウィーヴって高いだけなのか。実際に使ってみた【Z01レビュー】

マットレスで有名なエアウィーブ。大々的に宣伝うってて高いだけじゃないの?って疑いたくなります。結論、高いけど良い商品。でも値段の価値があるかと言われれば疑問な印象です。 省スペースで寝心地も〇。大柄な人は特におすすめ まず、Z01は三つ折りなので、省スペースに優れています。 なのでワンルームや1Kとかに住んでる人に向いてる感じ。場所を取らないし、気軽に移動も可能。 折りたたむ寝具の最大のデメリットは薄かったり、寝心地が悪かったりすることですが、一般的に最低必要な厚さは以下のようなイメージ。 体重ウレタンフ ...

続きを読む

ガジェット

2025/1/18

アイリスオーヤマの安いドラム式洗濯機cdk832 レビュー。安さ重視だが普通に良い

アイリスオーヤマの10万円くらいで買える格安ドラム式洗濯機を買ってみました。安いし買ってはいけないやつなんじゃ...と思うかもですが普通に使えます。一方明確にデメリットもある商品なので、そこを許容できるかが問題になります。 この記事の結論 格安ドラム式アイリスオーヤマ CDK842。買ってはいけないのか アイリスオーヤマのドラム式で最も安いエントリーモデルがCDK842。なんと約10万円。 一般的にドラム式は15、16万くらいかかるので、破格の安さです。 洗濯容量  8 kg 乾燥容量 4 kg 標準コー ...

続きを読む

ガジェット

2025/1/17

eufy clean x8 pro with self-empty station レビュー

eufyで中位クラスのロボット掃除機買いました。今や色々商品が出まくってるジャンルですが、値段そこそこで一般人ならこのくらいだよね、にかなり当てはまる商品だと思いました。 この記事の結論 x8 proは条件付きのおすすめ まずX8Proにはselfなんちゃら(以下SES)と無印があるんですが、これは自動ごみ収集システムのあるなしです。あると縦型ボックスがついて掃除後にゴミを吸引してくれます。自分で捨てるのは2か月に1回くらい。ただし置き場所に高さが必要というデメリットがあります。 そのほかの機能は水拭き、 ...

続きを読む

買って良かった物2024後期

ガジェット

2025/1/19

2024年後期クラシキログ的買って良かったもの選

ガジェット系情報発信者のクラシキログが買って良かった物2024年後期版をご紹介します。 ランキングとかないので、買って良かった度を★3段階判定します。 買って良かった物 Apple AirPods 4 ★★★ 後期一番買って良かった感があり、一番使ってるガジェットがコレ。 とにかく3から改良されて開放型でも使えるノイキャン。長時間使用でも耳が痛くならない構造。 イヤホンは人によって合う合わないが激しいので全員に薦めることは無理ですが、僕はかなり波長が合った商品です。 KDD 5 in 1デスクオーガナイザ ...

続きを読む

PC周辺機器

2025/1/15

GPRO Superlight2 Dex logicoolレビュー。左右非対称で現状最強

GPRO Superlight2 Dexがlogicoolから最新ゲーミングマウスとして出ました。 現状左右非対称マウスとしては最強。ほぼ欠点のないマウスで、キーボード王者G913(もしくは後継のG915)と合わせれば完璧なゲーミング環境が出来上がります。 この記事の結論 やっと発売したlogicoolの左右非対称マウス ゲーミングマウス買う場合、サイズやボタンの配置も大事ですが、なにより好みが分かれるのが左右非対称かどうか。 いわゆる右手持ち形状とかエルゴノミクスとか言われますが、ゲームをするうえで非常 ...

続きを読む

-PC