コンバーチブルはクルクルするので壊れやすい印象があるかもしれません。実は使い勝手としては最高です。
コンバーチブルPCは壊れやすいとかデメリットはあるか
一般的に2in1にはコンバーチブルというキーボード取り外し不可型と、セパレートという取り外し可能型があります。
幅広い用途を考えたらセパレートの方が便利そうに見えますが、キーボードが薄くなってしょぼいというデメリットがあります。
他にも自立して立てないので、ヒンジを広げて立たせる必要があります。これが壊れやすいし折れないか怖い。
一方、コンバーチブルは通常のノートPCとキーボードが変わりないため、打ち心地に影響はありません。
結論、そんなに壊れやすいとかデメリットはありません。むしろメリットの方が大きいです。
ヒンジをクルクル回すため、通常のPCよりかは若干壊れやすくなるかもしれませんが、Surfaceなどセパレート型のヒンジの防御力に比べたらはるかに高いです。
実際僕も1年くらい使っていますが、未だに壊れる予兆すらありません。
ただし性能が良い分価格が高くなりがちです。
セパレートのデメリット
- キーボードがしょぼい
- ヒンジが弱い
- CPUがしょぼい
コンバーチブルのデメリット
- 重くなりがち
- 価格が高い
- 取り外しができない
兼用できるのでタブレットはさようなら
価格が高いと言っても、コンバーチブルには最大のメリットがあります。
それはタブレットと兼用できるということ。
つまり、タブレット代を節約できるし、機器も一つにまとめることができるという話です。
なんなら普通のタブよりも画面が大きいので扱いやすい。
ただし、タブレットと兼用できない面もあり、下記がそうです。
- 通常のタブレットより当然重い(学校のノートとかは微妙)
- 付属のペン以外は非公認(Apple Pencilとかは無理)
windows機は大体付属のペンがあるんですが、それ以外の他社製のペンとかはタブレットのように対応していません。
ぶっちゃけ非公認なだけで使えるとは思いますが、少なくとも動作保証はされていません。
当然ですが、Apple PencilとかはApple製品向けなので、ダメです。つまり、イラストとか勉強用のノートとして使うならiPad最高となります。
また、軽いやつでも1kg近くになるし、ノートにしてはデカイ場合が多いので、windows PCのコンバーチブルは向きません。
あくまで本見るとか、相手に向けて使うことが多いとか、そういう用途になります。
おすすめのコンバーチブルPC
dynabook VZ/HV
ビジネス用途なら、13~14インチくらいがおすすめです。
軽さも1kg切ってるPCも結構でてきました。
なかでもおすすめはdynabook VZ/HVです。これは僕も実際にいつでもどこでもブログ書けるように仕事用として持ち歩いて使ってます。
VZ/HV W6VZHV5CAL | 性能 |
---|---|
CPU | インテル Core i5-1240P |
メモリ | 16GB(16GB×1)/最大16GB |
ディスプレイ | タッチパネル付き 13.3型ワイドFHD (IGZO・非光沢) |
SSD | 512GB SSD |
Webカメラ | 前面:約92万画素 背面:約800万画素 |
指紋認証 | なし |
顔認証 | あり |
外形寸法 | 約303.9mm(幅) 約17.9mm(高さ) 約197.4mm(奥行) |
駆動時間 | 約24.0時間 |
重さ | 約979g |
1240Pと1260Pモデル両方あります。僕は1240Pで十分だったので、こちらを買いました。
コンバーチブルなので、電子書籍用としても使えます。もうkindle端末もタブレットもさようなら。そういう意味ではコスパ最良です。
同スペックと価格帯のPCは他にもあるんですが、コンバーチブル型はこれくらいです。
HPのElite Dragonflyも以前はできたんですが、G3になってから回転できなくなりました。なのでこれが唯一無二。
軽さ979g(公式)、僕が所持しているのは940gしかありません。もちろんPD対応。
ビジネス仕様なので、内臓GPUにして軽さや使い勝手に全振りしています。
欠点は顔認証あるけど指紋認証がないこと。なので別途USBに差す指紋認証リーダー使ってます。
常にカバンに入れて出歩くビジネス、もしくは大学生向けと言えるでしょう。
Dynabook公式は定価なので、amazonか楽天から買うと良いです。amazonではwebモデルが発売され、”VZ/H”という名前で販売されてます。こちらもVZ/HVと同じものです。
(同じくGZ/HVというのもあります。違いはVZが360°回転のコンバーチブル、GZが180までしか開かない廉価版です)
Lenovo Ideapad Flex 5 Gen8
- プロセッサーAMD Ryzen™ 5 7530U (2.00 GHz 最大 4.50 GHz)
- 初期導入OSWindows 11 Home 64bit
- グラフィックカードAMD Radeon™ グラフィックス
- メモリー16 GB LPDDR4X-4266MHz (オンボード)
- ストレージ1512 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe Gen4 QLC
- ディスプレイ14" WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチ
上記のdynabookより安くて買いやすいのがLenovoの Flex5です。
こちらは10万きっていて、搭載されているCPUも7530Uと廉価盤の中ではそこそこのもの。
当然指紋センサーやペンもついています。
コンバーチブル入門としては最適な一品です。