グラボでコスパ良いおすすめ。4K60fpsで安いGPUの選び方2023

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グラボでコスパ良いおすすめ。4K60fpsで安いGPUの選び方2023

今回は4Kゲーム用で60fpsを追及、かつコスパが良くて安いグラフィックボードの選び方を解説します。

この記事の結論

①最上位

→ RTX4090、RTX4080

②4Kコスパ(レイトレ有)

→ RTX4070TiRTX4070、RTX3080も設定次第

③4Kコスパ(レイトレ無)

→ RX6900XTRTX3080

(安さ重視で6800XTも可)

④FHD派

→ RTX3060台より、6650XT 6600XTがコスパ◎

レイトレ使いたい

→ 機械学習面優勢のNvidia

レイトレいらない

→ コスパと省電力に長けるAMD

本記事は選び方に困る②③のミドル層用の記事です。

(2023/04現在情報)

グラボでコスパ良いおすすめ。4K60fpsで安いGPUの選び方2023

ミドル~ハイ帯のグラボ性能

https://www.videocardbenchmark.net/GPU_mega_page.html
https://www.videocardbenchmark.net/GPU_mega_page.html

現在、4070Ti~RTX3070くらいまでが10万前後で買えるミドル帯と呼ばれるグラボです。

(一応RX7900XTも価格が下がってこの位置になりつつあります)

上記はベンチマーク指標のTime Spyとレイトレーシング向けテストのPort Royalです。

傾向的にRTXの方がレイトレ性能が良いです。

一方、同じ価格帯で求める場合、RXの方が性能が良く、電力効率にも長けています。

例えば、RTX3080(10GB)は現在最安モデルなら10万円切るくらいですが、それはRX6900XTと同価格帯くらいの相場観になります。

性能上はRX6900XTの方が上ですが、レイトレを少しでも使うならRTX3080という選択肢も出てくるわけです。

レイトレーシングとは

光線などを追跡することで、ある点において観測される像などをシミュレートする手法である。レイ・トレーシングと表記されることもある。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/レイトレーシング

ざっくり言うと、光や影、水の反射とかの映りがすごいよって技術

例えば、こんなビルがあったとして、水面にどのように映るでしょうか。

上がレイトレ無、下がレイトレ有です。

レイトレーシングoff
レイトレーシングon Ultra設定

サイバーパンク基準の4Kとレイトレ時のFPS性能

やりたいゲームが決まってない方。おすすめのグラボ何?と聞いても、

いややりたいことによるよ…

と、返されますよね。

そこで、「とにかく4Kでゲームをそこそこ快適に!」とだけ思っている方はサイバーパンク2077を基準にすると良いです。

これができれば、おおよそのゲームはカバーできるからです。後で困りません。

おすすめはRTX4070Ti

GPU別 平均FPS値(4KUltra)

レイトレ無DLSS2.0
(FSR2.0)
Psycho
DLSS2.0
(FSR2.0)
DLSS3.0Psycho
DLSS3.0
Psycho
DLSS3.0
パフォーマンス
RX7900XT603430--
RTX 4070 Ti514542656488
RTX 3080 10GB403532
RX 6800402320
https://www.theverge.com/23538558/nvidia-rtx-4070-ti-review-gpu-graphics-card-benchmark-test
構成 Core i9-13900K、 Corsair Dominator Platinum DDR5 6600Mhz 32GB、 MSI MAG Z690 Carbon Wi-Fi

(Psycho = レイトレーシング最高設定)

現在なら、RTX4070Tiがおすすめです。レイトレ性能にも向いているし、素の4K性能も高いです。

競合のRX7900XTも同価格帯にいます。素の4K性能ならこちらが上。

ただし、RTX4000番台はDLSS3.0が使えるので、レイトレ含め4070Tiの方が有利です。

というか、この価格帯買う人ってもうレイトレありきとは思います。

基本的に、高負荷4KゲームはDLSSをonにして遊ぶことが前提です。じゃないと重くて動きません。

DLSSとは

DLSSは機械学習法の一つ。ディープラーニングで高画質化する。同じゲーム画面の高画質と低画質のデータを取得・比較して学習し、低画質から高画質へと変換するのが目的。

→ざっくり言うと、低画質と高画質のデータを覚えて、低画質出力のまま高画質でプレイ可。結果FPSの底上げができるよ!って技術

代わりに設定を強くしすぎると、映像がちらついたり、一部ぼやけたりしてしまう。

AMDではFSRという技術を使うことになる。

RTX4070Tiはグラボに20万も出せないけど、10万前後なら…って方には需要とマッチしています。

一方、もうちょっと価格を下げるとRTX3080(10GB)、さらに価格を下げるとRX6800XTあたりがいます。

RTX4070、RTX3080も設定次第ではレイトレいけるっちゃいける

4070Tiの価格はきつい、でもレイトレもちょっと使いたい、という場合RTX4070、3080でもいけるっちゃいけます。

この二つは同じくらいの性能なので、今なら4070を買う方が良いでしょう。

僕は4070を持ってないので、3080で検証しています。

サイバーパンク4K Ultra画質 FPS値 (RTX3080 10GB) + レイトレ有

RT+DLSS無RT+DLSS2.0
-クオリティバランスパフォーマンス
11313748
構成 Core i7 13700、CORSAIR VENGEANCE DDR5 5200MHz 32GB、Z790 Steel Legend

4Kレイトレ無は及第点だけど、レイトレ入れるとやはりちょっと物足りない感はあります。

一応DLSSにはウルトラパフォーマンス設定もありますが、ここまでいくとさすがに映像のちらつきや細部の粗さが目立ちます。

そういう理由でレイトレ入れるなら4070Tiを推しているのですが、金銭的にきつい場合は3080でも考慮の余地ありです。

もちろんこれはサイバーパンクの話で、他の多くのゲームは割と快適にできます。

サイバーパンク4K Ultra画質 FPS値 (RTX3080 10GB) + レイトレ無

RT無+DLSS無RT無+DLSS2.0
-クオリティバランスパフォーマンス
40485871
構成 Core i7 13700、CORSAIR VENGEANCE DDR5 5200MHz 32GB、Z790 Steel Legend

単純に4K+DLSS(FSR2.0)+レイトレ無設定なら、普通にプレイできます。

RTX3080クラスが欲しいけど、レイトレ使わないって人はRX6900XTの方が価格も同じで性能が高くなるので、そっちを買いましょう。

RTX4070Tiメーカー比較でおすすめのグラボモデル ~3080性能比較&CPU組み合わせのボトルネック~

機械学習のNvidiaとコスパ省電力のAMD

AMDはコスパに強いけど…

よくNvidiaかAMDかって話になりますが、2023年現在、レイトレ性能ではNvidia、コスパと省電力はAMDという図式です。

まずコスパの話です。

RTX3090($1,499)
RTX3080Ti($1,199)
RTX3080($699)

RX6950XT($1,299)
RX6900XT($999)
RX6800XT($579)

希望小売価格による当初の位置づけはこのような形でした。

しかしRadeonは元々価格が低いことや値下がりにより、

RTX3080 VS RX6900XT (10万前後)

RTX3070Ti VS RX6800XT(9万前後)

価格相場でRTX側からするとワンランク上モデルと並ぶようになったのです。

また、電力効率もAMD側に分があります。

レイトレ・機械学習面でNvidiaが先行

じゃAMD買えばいいのかっていうとそうでもなく、

比較的4KならRTXが強く、WQHD以下ならRX勢が強い傾向にあります。

しかもレイトレーシング性能はRTXの方が強いのです。

機械学習の対応面でもNvidiaが優勢で、サイバーパンクを例にすると、以下が最新の状況です。

・DLSS3.0 2023/01 対応
・FSR2.0(2.1) 2022/11月対応

現在機械学習の面ではNvidiaがDLSS3.0、AMDがFSR2.0を公開しています。

FSR3.0は2023年3月に詳細がでてきており、2023年内になんどか出せたら…という状態らしいです。

AMDはレイトレーシング使いたい人には一歩遅れている感があります。

しかもこのDLSS3.0が結構やばい技術です。

もちろんこれはパフォーマンスモード設定なのでちょっと出すぎだろうとは思いますが、それでもDLSS2よりパワーアップしています。

RTX3000番台はDLSS2、4000番台はDLSS3が使用できます。FSR2.0はどちらでも使用可能です。

つまりRTX4070TiならDLSS3を生かすことができるわけです。

FSRはライセンスフリーなので対応するゲームが一気に増えていきそうですが、NvidiaはDLSSでもFSRでもどっちも使えます。

結局レイトレ使うならNvidia、使わないならAMDでいいじゃんって形におさまります。

RTX4070Tiのせいで、3090台や3080Ti、3080 12GBは候補から消えた

ちなみにミドル帯にあった3080Tiとか3080 12GB版とかはって話ですが、RTX4070Tiに消されました。

https://www.videocardbenchmark.net/GPU_mega_page.html
https://www.videocardbenchmark.net/GPU_mega_page.html

現在価格12万円前後のRTX4070TiがRTX3090以下を抜かしている状態です。

これらは在庫が少ないことも影響して、高騰したままです。

しかもRTX4070TiはライバルRX7900XTに単純性能で劣る面もあり、7900XTより安く発売されました。

RTX3090Ti(20万超え)

RTX3090(20万前後)

3080Ti(12万前後)

3080 12GB(13万前後)

言い換えれば、これらのモデルは全てRTX4070Ti(13万前後)に集約されたということです。

しかも電力効率も優れているRTX4070Ti。

ただし弱点があり、それはVRAMやメモリバスが低いことです。

RTX4070TiRTX3090RTX3090Ti
VRAM12GB20GB24GB
メモリバス192bit320bit384bit

メモリバスの低さはデータ転送速度低下につながり、大量のデータ転送が必要な4Kではマイナス要素です。

なので、FHDならRTX3090Tiにも迫る性能なのに、4Kだとコロッと負けてしまう面も。

とはいえ、倍近くの価格がする3090シリーズ買いますか?って話。

在庫もない3090枠に収まったのが4070Tiというわけです。

GPU3DMark Time SpyTDPメモリ容量
RX 7900 XT25730300W20GB
RTX 4070 Ti22666285W12GB
RTX 3090 Ti21791450W24GB
RX 6950 XT21768335W16GB
RX 6900 XT20336300W16GB
RTX 309019932350W24GB
RTX 3080 Ti19608350W12GB
RTX 3080 12GB18855350W12GB
RX 6800 XT18792300W16GB
RTX 3080 10GB17692320W10GB
RX 680015713250W16GB
RTX 3070 Ti14825290W8GB
https://www.videocardbenchmark.net/GPU_mega_page.html

低価格帯はRTX3060より、RX6650XTやRX6600XT買えば良し

https://www.videocardbenchmark.net/GPU_mega_page.html

今回の主題じゃないですが、低価格帯は3060台よりRX6650XTやRTR6600XTを買う方がコスパが良いです。

理由は前述の通りAMDの方がコスパが良く、FHDに強く、しかもレイトレ目的じゃないならRTXにする必要性がないからです。

もちろん、ゲームによってFPS値が出るゲームもあるでしょうが、基本的にはRX6650XT、もう少し価格を抑えたいならRX6600XTをおすすめします。どちらも似た立ち位置なので、安くなっている方を買ったら良いでしょう。

ローエンド おすすめのグラボ

RX6650XT

MSI Radeon RX 6650 XT MECH 2X 8G OC

RX6600XT

MSI Radeon RX 6600 XT MECH 2X 8G OC

動画解説(聞き流し用)

グラボでコスパ良いおすすめ ~4K60fpsゲーム用途と安い選び方~

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