RTX4070Tiメーカー比較でおすすめのモデル&7900XT性能比較

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RTX4070Tiメーカー比較でおすすめのモデル&7900XT性能比較

ミドル帯おすすめのグラボは4070Tiや4070Ti Super。また、どのメーカーとモデルを選ぶかですが、おすすめはGigabyteかPalitです。いくつかのデータを基に解説します。

この記事の結論

  • 4070Tiと4070Ti Superは全く別のグラボ
  • 冷却性のGigabyte、安さのPalit、万能だがデカイのがPNY
  • Gigabyteを静音にするとPalitと似た性能。僕は結局Palitを買った

4070Ti Superおすすめ

4070Tiおすすめ

RTX4070TiとRTX4070Ti Superどっち買うか

70Ti無印と70Ti Superはほとんど別物です。

VRAMとメモリバスが違います。

RTX 4070 Ti
Super
RTX 4070 Ti
CUDAコア84487680
ベース
ブースト
2340 MHz
2610 MHz
2310 MHz
2610 MHz
VRAM16GB12GB
メモリ幅672 GB/s504 GB/s
メモリバス256 bit192 Bit
TGP285W285W
MSRP$799$799
最低価格137,128円119,980円
価格は2024/02/24時点

MSRPというのはメーカー小売り希望価格です。

海外では同額のはずなのでsuperってなんてお得なんだという話ですが、日本ではきちんと価格差がつけられています。

要するに、性能自体は違うものと思ってください。

70Ti Super vs 70Ti無印 vs 7900XT比較

スコア最低価格
7900XT26442122,800円
4070Ti S24333137,129円
4070Ti22796119,980円

4070Tiや4070Ti Superの対抗とされるのが7900XTです。スコア的に7900XTが一番強く、価格とのバランスも優れています。

一方で、レイトレーシング機能が加わると4070台がFPSを稼げますし、AIイラストやるならNvidia一択の状態。

このへん加味して考えましょう。

激重とされるStarfieldでも、機械学習であるDLSSやFSRを入れるとレイトレ4Kでもプレイできます。

ただしmodとかを入れると厳しいかも。

一方、これまた重いとされるAlan Wake2は4Kレイトレでプレイするとなると結構厳しいです。

RTX4070Tiメーカー比較でおすすめのモデル

データ①

4070Tiと4070Ti Superがありますが、基本は変わりません。下記のデータは全て4070Ti無印のものです。

データ1つは信ぴょう性にかけるので、データ1、2に分けて解説します。

本来、同価格帯や同ランク比較するところですが、モデルはデータ参照元に基づくため、このようになっています。

= 最高値 = 最低値 (デフォルトモード時)

(Palitは現在国内で販売はOC無版だが、データはOC版のもの。 ブーストクロック値や理論値、多少の構造は異なるが、基本的には同じ物という前提。最安値の表記は国内OC無版の価格)

データ参照元 https://www.techpowerup.com/
最低価格は(23/06/21時点)

Q = Quiet BIOS 静音モード(冷却低・騒音低)、 G = Gaming BIOS ゲーミングモード(冷却高・騒音高)

まず、データ一つ目ですが、GigabyteのGaming OCが最も冷却性能に長けています。代わりにめっちゃうるさい

そうなると、静音モードであるQ BIOS前提で使うことになります。

静音モードでも冷却性能的には十分高いですし、騒音レベルも並みになります。

逆に静音性に長けているのはMSI Suprimと、PNYのEPICです。SuprimはMSI最高モデルなので高額。よって除外。

PNYはもろもろバランスが良いので、良いチョイス先になりますが、サイズが他モデルよりデカイ。

331.8 x 136.8 x 66.5 mm; 3.3 Slotです。66.5mmって多分4070Tiモデルでは最も太いでしょう。

ちなみに、アイドル時はみなファンはストップします。

今度は別のデータも見てみます。

データ②

データ参照元 https://www.techtesters.eu/
最低価格は(23/06/21時点)

データ②でもGigabyteの冷却性の高さが伺えます。また、電力面でも非常に優秀。

AEROは高価格モデルなので、廉価版のGaming OCを選んだとしてもコア、メモリ共に50℃台。

高温部分でも60℃台と高い冷却性能を誇ります。

ただ、どっちのデータにしろ騒音がきついのは確かなようです。

爆音が嫌ならQ BIOSの静音モードで使うことになります。

結局、Gigabyteの良さは適応力。夏はデフォルト、冬は静音などに切り替えて使えるなど万能性が高いとも言えます。

ちなみにTUFは全体的にパッとしませんが、サイズに理由があります。

他が長さ330mmのモデルに対し、300mmがTUF。本来なら上位モデルのROGと比較するべきですが、データがないのでTUFになってます。

言い換えれば、TUFはサイズの割に結構検討しているともとれます。

モデルでゲーム性能はそこまで変わらない

Spider-man remasterd 1440p

平均FPS
ASUS TUF190FPS
Gigabyte Gaming OC190FPS
Gigabyte AERO OC191FPS
MSI Suprim X191FPS
Palit GamingPro OC193FPS

Doom Eternal 1440p

平均FPS
ASUS TUF404FPS
Gigabyte Gaming OC406FPS
Gigabyte AERO OC406FPS
MSI Suprim X406FPS
Palit GamingPro OC407FPS

God of War 1440p

平均FPS
ASUS TUF171FPS
Gigabyte Gaming OC173FPS
Gigabyte AERO OC172FPS
MSI Suprim X173FPS
Palit GamingPro OC174FPS

(参照元 https://www.techtesters.eu/)

基本的なゲーム性能はほぼ一緒です。

まあ、チップが同じなので当たり前と言えば当たり前でしょう。

細かい冷却性能によって影響がでたり、検証による誤差くらいの違いしか出ません。

Palitをなぜ選んだか。Palitはなぜ安いのか

なぜPalitを選んだか

個人的な話をすると、購入の候補としては3つ。データのないものは今回候補に入れませんでした。

  • Gigabyte Gaming OC
  • Palit GamingPro OC
  • PNY EPIC-X

で、第一候補だったGigabyteのGaming OCではなく、Palitを僕は買いました。

上述したとおり、静音モード前提で使うなら、Palitの性能とそれほど差はありません。

なら、価格的に2万程度安いPalitでいいじゃないかと。

PNYはサイズ的にさすがにでかすぎました。サイズと性能って等価交換的な感じなので、間を取って弾きました。

Palit Gaming ProPNY VERTO EPIC-X RGB
328.9(L)×132.9mm(W)×63.4mm(H)331.8mm(L)x136.8mm(W)x66.5mm(H)

体感ですが、4070Tiは長さ330mm、高さ60mmくらいが一般的。

ちょっとの差かもしれませんが、PNYは4070Tiグラボの中でも最もデカイ部類に入ります。

あと、価格差もPalitの方が1万円ちょい安いです。

性能的にもデータ上は若干PNYが勝るくらいで、1万円を覆せるかっていうと微妙な感じです。

結果、僕はPalitのGaming Proの購入に至りました。

Palitはなぜ安いのか

Palitが安いのは代理店を経由しないからです。

国内ではグラボの代理店は株式会社ASK。

ここで税金のように金額が上乗せされているため、他メーカーは高額になるのです。

一方、Palitはドスパラが直接卸しています。

ドスパラは実店舗やBTOなども多数展開しており、このブランド力があるからこそできる価格とも言えます。

ちなみに、ドスパラはグラボにおいては大抵最安のものを売っています。保証面でも僕は以前返金保証してもらったことがあり、かなり良かったです。

結論、GigabyteかPalit、PNYあたりがおすすめ

4070Ti Superおすすめ

4070Tiおすすめ

僕はPalitを買いましたが、汎用性を求めるならデュアルbiosで汎用性のあるGigabyte、デカくても性能バランスを求めたいならPNYでも良いと思います。

動画解説(聞き流し用)

RTX4070Tiメーカー比較でおすすめのグラボモデル ~3080性能比較&CPU組み合わせのボトルネック~

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