眠れないことほどつらい話もありません。なのに、根本的な解決策がほぼないに等しい。
高いお金払って医者に行っても「ストレスをなくしましょう」の一言。んなこと分かってるわ、という話。
結局自分でなんとかするしかありません。方法は二つ。
- リラックス用品
- 薬
アロマはリラックス用品に該当します。効果があるのか分からない…って人。個人的には一度使ってみたら?という感想。
ただし医学的根拠には乏しいので、あくまで気分を変える目的で使うことを推奨します。
無印アロマディフューザー
おすすめは中型くらいの”無印良品 超音波うるおいアロマディフューザー”。
小型コードレスはすぐ水がなくなるので、交換が大変。
一方加湿機能付きの大型も使ったことありますが、自動で精油を抽出するので、すぐにアロマがなくなります。
10mlくらいだと下手したら数日で消えます。そして部屋が広くないと威力が強すぎる。
ってことで、中型の超音波うるおいがちょうどよい。値段的にも出せるレベル。
- 外寸:直径16.8cm×高さ12.1cm、重さ約490g(本体のみ)
- コード長:約1.8m
- タンク容量:約350ml
- 消費電力:約15W
- 連続使用時の稼働時間:約3時間(専用USB_ACアダプター使用、満水時)
水入れてアロマを数滴垂らすだけで使えます。
使うアロマは無印でなくても良いです。無印の場合は高い。色々買って好きなのを見つけましょう。僕は安くて大量に使えるやつを使ってます。
アロマに医学的根拠はあるのか。ぶっちゃけないに等しい
大前提ですけど、アロマに医学的なリラックス効果とか疼痛緩和効果とか根拠を求めるのは期待しすぎです。
色んな論文が出てるじゃないかって話ですが、個人的に根拠に乏しいです。
理由は人のリラックス効果って数値にしずらいから。もっと言えば、厳格な調査が行われていないから。
"CiNii Research"ってサイトでアロマ研究の論文を色々見られるんですが、主に"主観的"、"客観的"な報告。
客観的部分は血圧や心拍数など。主観的要素は何かというと、1.快適だった、2.まあまあ快適だった…といったもの。つまりアンケートなんですよね。
アロマ使ったらなんとなく効果ありそう、くらいに被験者は前もって考えてるはずなので、ほぼ意味がない。ネットに出てる情報もほとんどが論文をもとにしてるので、同じく適当情報に近い。
NCCIH(アメリカ国立補完統合衛生センター)という、瞑想・マッサージ、ヨガといった効果が懐疑的なものを研究対象とする政府機関があるんですが、彼らはアロマに不眠症への影響力はないと言っています。
ただし、ラベンダーのように薬用として使われるものもあるので、アロマにしても効果がある…のかな?くらい。
要は医学的根拠としてはまだまだ乏しいのがアロマの現状なわけです。
医学的根拠とかどうでもいい。アロマは主観の世界
じゃあなぜおすすめしてるのか。
匂いは楽しむものであって、フィーリングの世界だからです。嗅いで「良い匂い」と思えばアロマの役割は果たせています。根拠とかどうでもいい。
アロマ使えば効果なんとなく効果ありそう、とりあえず気分を変えたい、興味がある。そういう人は買ってOK。
匂いって、視覚や聴覚より分かりやすく気分に影響します。どのアロマがどんな効用があるか…って楽しみ方も良いんですが、単純に自分が好きな香りを買えば一番満足度が高い。
僕の場合だと柑橘系が好きで逆にラベンダーとかイランイランとかは苦手なので、スイートオレンジとかレモンとかそのへんを多く使ってます。
こういう効用があるから、って言われても苦手な香りを無理して使う必要はないです。逆効果。
使って満足する。それがアロマです。
睡眠導入に効果はあるか。使い方次第
睡眠導入に全く効果がないかというと、体感そんなことはないです。
要は普段の部屋とどれだけ特別感出せるかと言うこと。
僕の場合寝るときの演出づくりに使ってるのは以下。
- 間接照明
- 空気清浄機
- 高級マットレス(エアウィーヴ)
今の時代睡眠にお金を使うのは非常にリターンがデカいです。
実のところ今は猫を飼っているためアロマは使えなくなってしまったのですが、いなかったときは上記にアロマを足してました。
やっぱりちょっと恋しくなるときがありますけど、代わりに猫の癒しが僕の睡眠導入剤になってます。
結局のところアロマは睡眠効果があるのかは、微力ではあります。色んな物と組合わせてリラックスできる環境作り次第。てことで一度使ってみてはいかがかと。