僕が使ってるダイナブックは結構おすすめ
まず、メーカーの評判って個人感でしかありません。なので、僕が実際にダイナブック使った体感の話をします。
ダイナブックのメリット
- 軽量モバイルノートに強い
- あんま壊れない(筆者の経験)
最近は軽量モバイルノート系に強い
ここ最近、ダイナブックは法人・ビジネス向けの軽量モバイルノートに力を入れてます。前は6~7万の個人向けPCとかも売ってましたが、現在はほとんどビジネス向けです。
位置づけで言うとパナソニックのレッツノートに近いですが、あっちは高額だったり、色々癖の強いPC。今までの操作感で軽量モバイル欲しいって人はダイナブックがおすすめです。
軽さだけを見れば富士通のLIFE BOOKなんかがもっと軽いですけど、それなりのCPU積むと20万弱するものが多いので高い。
分かりやすく言うと、日本メーカーの軽量モバイル界はこんな感じ。
- 高級で頑丈な PC → レッツノート
- とにかく軽量 → LIFE BOOK
- コスパやバランス → dynabook
日本メーカーにもそれぞれ位置づけや特徴があるんですね。
あんま壊れない(個人感)
僕は今まで3機種くらいダイナブックのノートPCを使ったことがありますが、どれも壊れたりはありませんでした。
丈夫だし、長持ちする印象を持っています。日本製なので問い合わせ先も日本人が出るし、人によっては安心かもしれません。
作りは非常に堅実です。別の言い方すれば地味。これは後述します。
余談なんですが、東芝のダイナブックは1989年に生まれた世界初のノートPCです。別に長いから良いってわけじゃないですが、積み重ねてきたノウハウは最も長いメーカーってことになります。
実際、中でどんな感じにテストされているのか外部の人間が知る術はありませんが、僕が持っているVZ/HVだと、以下のような耐久テストが行われているようです。
なので、トラブルなく使いたい、という堅実性を求める人がダイナブックに向いていると思います。(それでも絶対はないですけど)
ただ、ノートPCのメーカー別故障率をきちんとした裏付けで出しているデータはほとんどありません。
もちろん各メーカーに部品や耐久テストのノウハウは違うので、故障率はあるでしょうが、それもモデルによって結構変わってきます。
なので、気に入ったパソコンがあったけど日本メーカーじゃないから不安、とかって話はいったん置いておきましょう。
こんな人はダイナブックやめとけ
- デザインがダサい
- 独自性が薄い
- 初期インストールソフトがうっとおしい
デザインがダサい
上記は僕が思うデメリットです。
ダイナブックはトラブルなく使ってきた半面、面白みに欠けます。
まず、デザインがカッコイイものがない。
最近は法人モデル(個人でも買えます)なんかでもmacにも劣らないカッコイイPCがたくさんあります。
僕の感覚ですが、ダイナブックはかっこいいのがありません。
あと決定的にマウスパッドがダサい。カマボコ型。これ見るとすぐダイナブックって分かるんですが、なぜこの形状を続けるのか良く分かりません。
あと、色味が微妙。15万超えるモデルってそれなりにカッコ良いものが多いですが、高価格帯のモデルもなんか色遣いが微妙なのが多かったりします。
下手したら、(これは好みもあるでしょうけど)今時左右のクリックボタンがあるモデルとかもあって、すごくおじさんPCっぽいです。
独自性がない
東芝は独自性のある機能ってあんまり積んでません。
同じ法人・高額モデルでもhuaweiならmacと同じトラックパッドを積んでるmatebook pro xとか、HPならPC側にのぞき見防止フィルター付けたelite dragon flyとか。
他にも富士通なら世界最軽量。ASUSのExpert bookならテンキーがマウスパッドについてます。
内部の技術的な話は別で、冷却性とか耐久性がって点は違いますけど、操作性の面での独自性がありません。
各メーカー高額モデルになると、色々考えて独自の機能を積んでいます。ダイナブックにはそれらしいものが見られません。よって、地味。
まあ操作性とは違って一応あるにはあるんですが、最近はバッテリー交換式を販売してたりします。うーん、地味笑。
昔はこういうの結構ありましたけど、まさか持ち運び先で使うわけじゃないし、1台のPCを後生大事に使ってくのは時代に逆行してるので、本当に微妙です。
初期インストールソフトがうっとおしい
これは日本製PCあるあるですが、不要なソフトが初期状態で多すぎです。
最近はマシになった方で、昔のダイナブック使ってた人なら知ってると思いますが、アザラシが画面で動いてるソフトとかありました。
(アレ謎に動作重かったし笑)
堅実性を求める人はダイナブックおすすめ
結局、地味でもトラブルの少ないPCが良いよねって人はダイナブック向いていると思います。マイナスなことの言いましたけど、魅力はいつも故障なく使えてるよ、というノートPC最大のメリットなので、あまり語ることないんですよね。
一方で、面白みに欠けると思ったらダイナブックはやめとけと言いたいです。
性能に対する価格はどうか。つまりコスパの話ですが、パナソニックのLet's Noteよりは安く、日本製の中では中くらい。
といっても、現在のダイナブックは個人向けPCが製造されておらず、ビジネスモデルを中心とした10万円以上の価格帯ばかり販売しています。
変な話ですが、ダイナブックって本当に日本メーカーっぽいです。右にも寄らず左にも寄らずって感じのPC。
でもこういうメーカーって安心感があるから、他でトラブルがあった人って信用を置きやすいのかもしれません。
それから、僕が使ってる東芝 dynabook VZ/HVを含め、以下がおすすめのPCです。
おすすめのノートパソコン選(ゲーミング・軽量・廉価版別)
ビジネス用途
ビジネス用途なら、13~14インチくらいがおすすめです。
軽さも1kg切ってるPCも結構でてきました。
なかでもおすすめはdynabook VZシリーズです。
僕はいつでもどこでもブログ書けるように仕事用として持ち歩いて使ってます。
OS | Windows 11 |
CPU | Core i5 1335U / i5 1355U |
コア | 10コア /12スレッド |
メモリ | 8~32GB |
画面 | 13.3型 |
SSD | 512GB SSD |
Bluetooth | Bluetooth(5.1) |
指紋認証 | なし |
顔認証 | あり |
寸法 | 約303.9mm ×約17.9mm ×約197.4mm |
駆動時間 | 約8.5時間 |
重量 | 約979g |
発売年月 | 2024年2月 |
CPUは2つモデルがあります。僕は安い方を買いました。
コンバーチブルなので、電子書籍用としても使えます。もうkindle端末もタブレットもさようなら。そういう意味ではコスパ最良です。
同スペックと価格帯のPCは他にもあるんですが、コンバーチブル型はこれくらいです。
軽さ979g(公式)、僕が所持しているのは940gしかありません。もちろんPD対応で専用充電器を持ち運ぶ必要がありません。
欠点は顔認証あるけど指紋認証がないこと。なので別途USBに差す指紋認証リーダー使ってます。
常にカバンに入れて出歩くビジネス、もしくは大学生向けと言えるでしょう。
Dynabook公式は定価なので、amazonか楽天から買うと良いです。
僕が持っているのがVZ/HVですが、現在は後継のVZ/MX、VZ/HWが主流です。CPUが12世代から新しい13世代になってます。
MXが廉価版CPUのUシリーズを積んでいて、HWが上位版のPシリーズを積んでいます。仕事で使うならPシリーズのHWでも良いかもしれません。CPUの見方は下記記事参照してください。
あとおすすめなのがGZシリーズ。コンバーチブルがなくなる代わりに180度回転。ただし価格が安くなって、しかも878gとVZより軽いという廉価版です。
コンバーチブルいらないから、とにかく軽くて使い勝手の良いPCが欲しい学生・ビジネスマンにおすすめ。これより軽いと富士通 Lifebookくらいしかないですが、あれは20万近くするので、10万ちょいちょいで買えるのは非常に優秀です。
コスパ用途
【HP 255 G10】
- CPU: AMD Ryzen 5 7530U
- グラフィックス: AMD Radeonグラフィックス
- メモリ: 16GB (8GB×2)
- SSD: 512GB
- ディスプレイサイズ: 15.6型
- 画面解像度: 1920x1080
- タッチパネル: 非対応
- OS: Windows11 home
- Officeソフト: なし
具体的にコスパ目的で選ぶなら、メモリ16GB・1.5Kg以下、それでいて8万円付近のものがいいです。
HPの255 G10は7730Uと7530Uの二つのモデルがあります。1万円くらいの差額です。
7730Uはゲーミング用途であるIntelのHシリーズのちょっと下くらい、7530Uはその一つ下くらいの性能です。
普通に使う分には結構良いCPUだということです。
あと、指紋認証もついています。電源はPD給電ではないのでACアダプターを使うため、持ち運びはもうちょっと重くなると思ってください。ただ、見た限り片手サイズのアダプターなので、許容範囲かと。
コスパならこのPCがおすすめです。
ゲーミング用途
まず、ゲームやクリエイター要素を求めるなら15.6インチ型以上をおすすめします。
目安ですが、グラボ積んで2kg切ってたら軽い部類です。
ASUS Vivobook Pro 16 K6602VV (K6602VV-KVI9R4060)
価格 194,800円 (税込)(2024/01現在)
発売日:2023年4月21日
インチ : 16.0型(120Hz)
解像度:2,560×1,600ドット (120Hz)
CPU : インテル® Core™ i9-13900H
OS : Windows 11 Home
メモリ : 16GB/16GB(標準/最大)
ストレージ : SSD : 512GB
グラフィックス : NVIDIA® GeForce RTX™ 4060
バッテリー駆動時間約7.4時間
バッテリー充電時間約2.3時間
重さ 約1.9kg
ASUSのVivobook Pro16は値段・軽さ・性能面からいって、かなりやばいモデルです。
CPUは上位モデル13900Hを積みつつ、グラボはRTX4060。さらに2kg切ってます。
モバイル版RTX4060はデスクトップ版なら3060Ti~3060、前世代ならモバイル版3080相当の性能があります。
またThunderboltがついていて、type-cでも給電できます。そして、解像度が2,560×1,600というおまけつき。
MSIやGigabyte、その他BTOメーカーでも20万円台だと、CPUが12世代だったり、もっと重かったりします。まして2560×1600なんてありません。
弱点といえば、バッテリーが駆動時間7.4時間とちょい短め。
あとは120Hzと、ゲーミング系にしては少しだけリフレッシュレートが低いことです。20万円台なら144Hz当たり前みたいなとこありますから。
でもデメリットをはるかに上回るモンスターPCには変わりないです。
Macbook Air
Macbook Air | |
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カラー | ・シルバー ・スペースグレイ ・スターライト ・ミッドナイト |
画面 | 13.6インチ |
ディスプレイ | Liquid Retina |
チップ | Apple M3 |
CPU | 8コア |
GPU | 最大10コア |
メモリ | 8・16・24GB |
SSD | 256GB・512GB 1TB・2TB |
端子 | ・MagSafe 3 ・3.5mmジャック ・Thunderbolt ・USB 4ポート×2 |
バッテリー | 最大18時間 |
サイズ | 30.41×1.13×21.5 cm |
重量 | 1.24 kg |
現状macbook proの一番下のモデルと同じM3を積んでいるので、下手なproよりairを選ぶ方がコスパが高いです。
キーボード、キーパッドはmacが至高なので、操作性の満足度は高レベル。
使いたいソフトがある、デザイン買いをしたい、良く分からんけど使ってみたい、という人はmacを一度試してみましょう。
僕はサブ機として使ってます。