ゲーミングノートはゴミか、という話はしょっちゅう出ます。自分が買うべきじゃないかは、バッテリー駆動時間をよく見ましょう。用途にあってるか確認すれば、後悔したりしません。
この記事の結論
- ゲーミングノートはバッテリー駆動時間も短く、寿命も短い
- 幅広い用途ならデスクトップと軽量ノートを買おう
- ゲーミングノートは軽量で外に持ち出すか、ゴロゴロしながら使うならアリ
ゲーミングノートはゴミか。後悔&買うべきじゃない人像はバッテリー駆動時間を見ろ

ゲーミングノートのバッテリー駆動時間は高価な割に非常に短いです。
おおよそ10時間以下が標準となるでしょう。
つまり何を指しているかというと、バッテリーを酷使するためゲーミングノート自体の寿命が短いということです。
一般的に3年くらいが目安。
使い方にもよりますが、3年目以降はバッテリーのすり減りもかなり目立つようになりますし、5年くらい使えば能力的にもう潮時です。
もちろん故障せずに使うという意味では10年経っても壊れないかもしれません。
ですが、デスクトップより性能が劣るゲーミングノートは3~5年すればスペック的に戦力外になりやすいです。

グラボを例に出すと、2023年現在4000番台が主流ですが、2018年はGTX1060 6GBが主流。2080Tiなんかは20万近くでした。
また、バッテリーがやられたら交換って話でもありません。
メーカーに問い合わせれば買えるかもしれませんが、スペックが古くなってるノートをそこまで介護する?ってなります。デスクトップと違って電源だけ次のPCに使いまわすってこともできません。
聞けば聞くほど融通が利かないのがゲーミングノートだということです。
幅広い用途ならデスクトップと軽量ノートを買おう

ゲーミングノートに否定的なら、どうすれば良いのか。
予算や用途によって、以下のように分けられます。
- 仕事用、予算(高) → デスクトップ + 軽量ビジネスノート
- ひきこもり用、予算(並) → デスクトップ + スマホかタブレット
- 出先でゲーム・クリエイター作業有 → ゲーミングノート
- あまり使わない → 廉価ノートPC
用途によってはデスクトップとノートどちらも買った方がいいです。
ただし普通の仕事で使うくらいならグラボ搭載の重たくて高額なゲーミングノートはいりません。
1kg切ってるくらいの軽量ノートが適しています。

僕の場合は動画編集とブログ執筆、その他自分のやりたいことに使ってるくらいなので、デスクトップと軽量ノートどちらも持っているタイプです。
もちろん、これは使い勝手最高な分予算が張るので、先にデスクトップ買うとかでもいいし、やっぱりひとまとめにしたいからゲーミングノート買うとかでも間違った選択ではありません。
ただ、初手ゲーミングノート買った場合、あとでデスクトップとか揃えると使わなくなると思います。
その時売却しようにも、windowのゲーミングノートって需要も少なく、かといって安売りもしたくないので、売りづらいです。
macはある程度古くても欲しい人いますけど、購入時に比べて売却価格が安定しないのがWindows。あと、バッテリー残量とかも影響してきます。
おすすめのノートパソコン選(ゲーミング・軽量・廉価版別)
ゲーミング用途
まず、ゲームやクリエイター要素を求めるなら15.6インチ型以上をおすすめします。
目安ですが、グラボ積んで2kg切ってたら軽い部類です。
ASUS Vivobook Pro 16 K6602VV (K6602VV-KVI9R4060)
価格 219,800円 (税込)(2023/06現在)
発売日:2023年4月21日
インチ : 16.0型(120Hz)
解像度:2,560×1,600ドット (120Hz)
CPU : インテル® Core™ i9-13900H
OS : Windows 11 Home
メモリ : 16GB/16GB(標準/最大)
ストレージ : SSD : 512GB
グラフィックス : NVIDIA® GeForce RTX™ 4060
バッテリー駆動時間約7.4時間
バッテリー充電時間約2.3時間
重さ 約1.9kg
外部ディスプレイ出力:HDMI×1
USBポート:Thunderbolt 4 (Type-C)、USB3.2 (Type-C/Gen2) 、USB3.2 (Type-A/Gen1)×2
カードリーダー:SDXCメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDメモリーカード
オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
ASUSのVivobook Pro16は値段・軽さ・性能面からいって、かなりやばいモデルです。
CPUは上位モデル13900Hを積みつつ、グラボはRTX4060。さらに2kg切ってます。
モバイル版RTX4060はデスクトップ版なら3060Ti~3060、前世代ならモバイル版3080相当の性能があります。

またThunderboltがついていて、type-cでも給電できます。そして、解像度が2,560×1,600というおまけつき。
MSIやGigabyte、その他BTOメーカーでも20万円台だと、CPUが12世代だったり、もっと重かったりします。まして2560×1600なんてありません。
弱点といえば、バッテリーが駆動時間7.4時間とちょい短め。
あとは120Hzと、ゲーミング系にしては少しだけリフレッシュレートが低いことです。20万円台なら144Hz当たり前みたいなとこありますか
でもデメリットをはるかに上回るモンスターPCには変わりないです。
ちなみに上記はASUS公式のみのモデルですが、グラボ強化・ちょい重の上位機種はamazonでも買えます。
ビジネス用途

ビジネス用途なら、13~14インチくらいがおすすめです。
軽さも1kg切ってるPCも結構でてきました。
なかでもおすすめはdynabook VZ/HVです。これは僕も実際にいつでもどこでもブログ書けるように仕事用として持ち歩いて使ってます。
VZ/HV W6VZHV5CAL | 性能 |
---|---|
CPU | インテル Core i5-1240P |
メモリ | 16GB(16GB×1)/最大16GB |
ディスプレイ | タッチパネル付き 13.3型ワイドFHD (IGZO・非光沢) |
SSD | 512GB SSD |
Webカメラ | 前面:約92万画素 背面:約800万画素 |
指紋認証 | なし |
顔認証 | あり |
外形寸法 | 約303.9mm(幅) 約17.9mm(高さ) 約197.4mm(奥行) |
駆動時間 | 約24.0時間 |
重さ | 約979g |
1240Pと1260Pモデル両方あります。僕は1240Pで十分だったので、こちらを買いました。
コンバーチブルなので、電子書籍用としても使えます。もうkindle端末もタブレットもさようなら。そういう意味ではコスパ最良です。
同スペックと価格帯のPCは他にもあるんですが、コンバーチブル型はこれくらいです。
HPのElite Dragonflyも以前はできたんですが、G3になってから回転できなくなりました。なのでこれが唯一無二。


軽さ979g(公式)、僕が所持しているのは940gしかありません。もちろんPD対応。
ビジネス仕様なので、内臓GPUにして軽さや使い勝手に全振りしています。
欠点は顔認証あるけど指紋認証がないこと。なので別途USBに差す指紋認証リーダー使ってます。
常にカバンに入れて出歩くビジネス、もしくは大学生向けと言えるでしょう。
Dynabook公式は定価なので、amazonか楽天から買うと良いです。amazonではwebモデルが発売され、”VZ/H”という名前で販売されてます。こちらもVZ/HVと同じものです。
コスパ用途
IdeaPad Slim 5i Gen8 | 性能 |
---|---|
ディスプレイ | 14 インチ |
解像度 | WUXGA液晶 (1920 x 1200) |
メモリ | 16 GB LPDDR5-4800MHz |
CPU | Core™ i5-12450H |
ストレージ | 512 GB SSD |
グラフィック | CPU内蔵 (インテル® UHD) |
カメラ | 1080p FHDカメラ |
重さ | 約 1.46kg |
10万切って、12世代のHシリーズ、これは1240Pなどより若干高いベンチマークを誇ります。
また、メモリ16GBでSSDも512GB、WUXGAで縦への解像度も高いです。
価格重視でコスパ狙いならこれ以上にないPCと言えるでしょう。
欠点と言えば、内臓グラフィックがUHDというIris® Xeの下位版であることです。
コスパ狙いならこのへん割り切って良い部分だとは思います。
ただし、ノートPCは基本GPUや軽量化に力を入れるほど高価になります。
なので、最もコスパ良くお金をかけるならメモリです。
10万切ってもっと安い16GBが欲しいなら、DellのVostro3420という手もあります。
販売はDell公式のみです。
DELL Vostro 3420
価格 70,662円 (税込)(2023/06現在)
第11世代 インテル® Core™ i5-1135G7 プロセッサー
インテル® Iris® Xe グラフィックス
メモリ 16GB,(8GBx2) DDR4, 2666MHz
512GB M.2 PCIe NVMe SSD
(SSDやメモリはオプションでカスタマイズ可)