近江八幡を車なし電車とバスで観光するモデルコースをご紹介。ラコリーナや新町通りを見ながら、街歩きと食べ歩きをしていきたいと思います。ちなみに一日で回れます。
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近江八幡観光車なしモデルコース。ラコリーナや新町通りを電車でおしゃれ街歩き
まず、近江八幡で有名なのはラコリーナと八幡堀の水郷めぐりです。
ラ コリーナはジブリのような外観をした、田んぼ一帯に位置するスイーツ店の集合体です。
八幡堀は船が川に流れる観光地で、古い町並みである新町と巡ることになります。
ラ コリーナは18時、八幡堀の船が16時までなので、船に乗りたい方は先に八幡堀に行った方が良いです。
昼食をちゃんと食べたいって方も八幡堀周辺の方になります。
逆に昼はカフェで済ませたいし、船にも乗らないって人はラコリーナに先に行きましょう。
といっても、この区間は徒歩でも行き来できる距離ではありますが。
八幡堀で水郷巡り
(所要時間 街歩き1時間半、船とご飯込みなら3~4時間ほど)
近江八幡と言えば八幡堀の水郷めぐりです。
船がゆらりゆらりと川を回っていて、周辺には古風な街並みである新町通りがあります。
本来は桜か紅葉の時期に行くべきでしょうが、僕が言ったときは梅雨。アジサイがめちゃくちゃ綺麗でした。
近江八幡を築いたのは豊臣秀次(秀吉の甥)らしいです。善政を敷いて近江八幡を統治していたとのこと。
実は2代目となって秀吉の跡を継ぐはずが、秀頼が生まれたことで疎遠になり後に自害。
切腹か、どのみち大阪の陣かという、積みのような人生で、不遇な人物だったようです。
水郷巡りの元ネタは、八幡堀と琵琶湖で船を城下内に寄港させることで繁栄を狙ったことが由来だそう。
やはり古都と河って風情が合って良いですよね。
非常に癒されます。
前述の通り、船の乗船は16時までです。なので最悪でも15時までには着きたいところ。
予約とかは必要ないそうで、いきあたりばったりで行っても大丈夫です。
ただ、スタートには2人以上必要だとのこと。
ボッチの俺・私乗れないのかよって思うかもですが、他のお客さんと相乗りしても全然大丈夫そうな感じでした。
そのへんのフェリーとかと同じですね。
結構年配の方が多く来てた印象ですし、人の目も気にならないでしょう。
ちなみに八幡堀は名古屋駅 → 米原駅 → 近江八幡駅 → 新町(バス)って感じで行くことができます。
新町通りを街歩き
新町通りは国の重要伝統的建造物保存地域に指定されているだけあって、美しい街並みです。
決して観光地的に栄えているわけではありませんが、落ち着きのあって僕好みな場所です。
あちこちにお店開いている系ではないんですが、何気ない風景が心地よい街並みだと思います。
天気の良い日は特に映えますね。
ご飯どころは限られた場所にしかないんですが、近江牛が食べられてテラス席があるのが、「ほりかふぇ」というところです。
昼からでもがっつり、もしくはカフェ的に軽食を食べることも可能です。
ラ コリーナ近江八幡
(所要時間 見て回るだけなら1時間。お茶してたら2~3時間)
最初に言った通り、ラコリーナはアミューズメントパーク的な施設ではなく、スイーツ店の集合体です。なので入場料もありません。
田んぼ一帯の地域に建てられたため、そのまま田畑が残っています。
ジブリっぽい外観をしているため、インスタ映えを狙った女性が多く来ます。もちろん、家族できたりカップルできたり、そのへんのおじさんがいたりと客層は様々です。
スイーツといっても、あくまで観光地なんですね。
むしろスイーツに興味ない人でも、自然を楽しむ感じで来るのもおすすめです。
晴れの日はめちゃめちゃ空気が良いです。
内部は円周になっていて、ところどころにカフェや売店、スイーツ工房があります。
例えばこのお店。こう見えてスイーツの売店なんです。
中に入ると、はちみちの香りがむんむんと伝わってきます。
他にも工房があります。バームクーヘンが有名なんですが、実際に作っているところを鏡越しに見学できたりします。
バームクーヘンって切る前こんなに長いんだ、と思わぬ発見がありました。
この状態ですでに結構おいしそう。
もちろん、買って食べられます。1個300円くらいだったと思います。
実際食べてみると、風味がミルクっぽくて香しい感じでした。
味は超うまいかっていわれたら、「うん」とは言えませんが、普通においしいバームクーヘン。
他にも面白そうな場所があったり。
チョコのお洒落な包装箱が飾られてたり。
水蒸気に囲まれた謎の施設があったりしました。
中はスイーツやお土産屋になっています。
このバスの中でもお菓子が売っています。
手前にはリュリュという謎のスイーツが売られていました。
調べたところ、ゼリーのようです。
あと、マスコットもいました。
おまえらだいぶ高いな笑
カフェは外でいただくやつもあれば、室内もあります。
とりあえず、僕は天気が良かったので外でいただきました。
しかしなんでこんなに大自然豊かなんだと思ったら、元々ここは田んぼ。
そこにいくつか施設を建てたってのがラコリーナなんでしょうね。これでお客さんたくさん来るんだから、頭良いですね。
なので、出口から一歩でればそこは普通の田舎なわけです。
当日は日曜だったので、それなりにお客さんがいました。室内なんかは結構人も多いです。
ガラガラでゆっくり見たいって人は、やはり平日が良いかもしれません。
ちなみに八幡堀からは歩いたら15分。バス使ったら5,6分程度です。
「八幡堀八幡山ロープウェー口」 → 「北之庄ラコリーナ前」(バス)でつきます。交通系のICカードもOKで乗りやすいです。
近江八幡駅からダイレクトでラ・コリーナに行くには、バスに乗ります。6番口からラ・コリーナ行きが出ています。
ぜひ天気の良い日に行ってみてください。