officeなしPCはデメリットか。結論デメリットというか、買い替えの多いノートパソコンなんかは不便です。別途office買う方が良いでしょう。
この記事の結論
- office有版ずっと買うか、別途office買ってモデルの選択肢増やすか、なら後者が良い
- ノートPCは買い替えが多くなるので、別途office買った方が結果的に安い
- 仕事用じゃなきゃ無料officeかgoogle系サービスでOK
officeなしはデメリットある?
まず、office有はお得に見えますが、基本office分の価格が上乗せされている状態です。
全てとは言えず、買った時の相場にもよりますが、基本officeなしの方が安いです。
例えば、富士通のLIFEBOOKを例に出すと、officeの有無で1万円弱違います。
officeって高いと3,4万するからお得だ!と思うかもしれませんが、どっこい。
ほとんどがプリインストール版(OEM版)です。
つまり、PCに元々組み込まれていて、このPCでしか使えないという特徴があります。厳密に言えば、他で使うのはライセンス違反。
大量の生産済み品だと、そもそもoffice有しか在庫がない場合もありますけどね。
ノートPCの寿命って3~5年と言われているので、買うたびにoffice有版の高い方を選ばなければいけません。
買切版のofficeだと2台までOKで、機能自体は実質ずっと使えます。ただし、10年くらいでセキュリティや不具合の更新がなくなります。
ノートパソコンofficeなしは不便ではない
普段からoffice有版を買っていると、やっかいなことが起きます。
例えば、macに乗り換えて使いたいときや、タブレットで使いたいときです。
これらでoffice有版って普通ないので、結局officeを買わなければなりません。
また、たまたま欲しいPCがoffice無版でも、これまたoffice購入を迫られます。
購入予定だったモデルが偶然office有とかなら良いでしょうが、ライセンス購入避けてずっと有版買うのは不便で仕方ありません。
なら最初からoffice無版と別途ライセンス購入しろよと。
自分が買いたいパソコンを選ぶ際、選択肢がかなり広がります。
いつmac欲しいな、とかなるか分かりません。
通販で安いofficeライセンス売られてるのは…?
オークションや通販で安いofficeライセンス売られていますが、アレに関してどうこうするってのはノーコメントです。
お金払ったけど使えないっていう、大ぴらな詐欺は少ないでしょう。(店によるでしょうけど)
仕組みだけ話すと、アレはOEM版です。さっき話した本来ならそのPCで使いますよ、というライセンスを売っている形です。
例えば、Microsoftが販売してるsurfaceってPCありますが、officeのプロダクトコードが付属しています。
こういうのを切り離して売ると安い値段で売れるわけです。
普通にライセンス違反です。
また、企業がライセンス購入すると、組織内でライセンス認証できるわけですが、それを組織外に売る人もいます。
いわゆる、ボリュームライセンスと呼ばれるものです。
home&bussinessじゃなくて、professional plusとかそんな名前になっているはずです。
実はこれ、2023年6月現在、権利自体は購入した組織に移行するので、売ってもいいのかグレーな状態にあります。
ただし、購入者が認証を通してしまうと規約違反です。認証が通らないときmicrosoft側からサポートを受けようとしても、「そんなん知らん」と言われると思います。当然、急に使えなくなったりもします。
買うならサブスクの365か買切か
officeにはoffice365と買切型のHome&Businessがあります。
365はオンラインというか、クラウド的な使い方を想定したもののため、アップデートも頻繁に入ります。
365 | Home&Business2021 | |
---|---|---|
価格 | ¥14,900/年 ¥1,490/月 | ¥43,980 |
最大使用デバイス | 5台 (インストール自体は無制限) | 2台 |
3年以上使うなら買切の方が安いです。
とはいえ、365の方が最大5台で使えたり(インストール自体は無制限にできます)、1TBのクラウドがあります。
この辺は使い方次第でしょう。僕は買い切り型で使ってます。
仕事用に使わないなら、無料のgoogle系サービスでOK
googleではそれぞれword、excel、powerpointなどの類似サービスを無料で使えます。
word → googleドキュメント
excel → googleスプレッドシート
powerpoint → googleスライド
google系で最も違うのは、クラウド寄りな操作感ということです。
複数端末でアクセスする場合なら、むしろgoogle系サービスの方が便利。
ただし、企業は基本officeソフトなので、互換性の面で影響が出てきます。
言い換えれば、仕事で使わないなら、google系でOKということです。
僕もofficeのライセンス持ってますが、基本は複数端末から編集しやすいスプレッドシート使ってますし。
officeオンラインなら無料で使える
google系を使う一方で、時折officeファイルを送ってくる人もいるでしょう。
閲覧するくらいなら、officeオンラインがあります。
これはマクロなど一部機能制限されてたり、オフラインじゃ使えない一方、閲覧したり軽く編集する分には困りません。
マイクロソフトアカウントがあれば、誰でも無料で使えます。
word、excel、powerpointあたりはofficeオンラインの対象内です。
Office365と何が違うの?って話ですが、あっちは有料でサブスク形式です。
仕事用ならofficeライセンス買え。個人なら無料でなんとかなる
結論、仕事用ならoffice買え。個人なら無料でなんとかなる、というのが僕の回答です。
学生はちょっと微妙です。資料作りだけならgoogle系でイケますが、会社入った時office慣れてないとちょっと…って思うかもしれません。
(まあ大企業はおおよそoffice固定でしょうね)
勉強の意味も込めて使うなら、office買った方が良いかもしれません。
中途半端にoffice有PCとか買うくらいなら、サクッとofficeライセンス買った方が良いです。
ただし、個人用としてしか使わないなら、無料で使えるgoogle系サービスやofficeオンラインを使いましょう。