CPU Fやめとけは本当?予備グラボなし&内蔵グラフィックなしのデメリット

本サイトは広告を含みます PC

CPU Fやめとけは本当?予備グラボなし&内蔵グラフィックなしのデメリット

CPUでF付はやめとけ説があります。結構な方がF付を嫌っています。予備グラボなしだとデメリットがあるのです。

この記事の結論

  • 基本はF付より無印版買った方が無難
  • F付は内蔵グラフィックがないので、グラボが別途必要
  • F付きはいわば無保険の状態

CPU Fやめとけは本当?予備グラボなし&内蔵グラフィックなしのデメリット

Intel CPUのF付きというのは、内臓グラフィック未搭載モデルの事で、通常のCPUより数千円安く買える物です。例えば、Core i5 13700と13700FではFついてる方が機能が削られてて安いです。

グラボ搭載前提ならF付でも問題ないっちゃないです。グラボを使うときは内臓グラフィックは使いません。HDMIとかDisplayportなどのケーブルはグラボ側に差します。

グラボ使わないで内蔵グラフィックのみでPC使う場合はF無を使うわけですが、ノートならあり得ます。でもデスクトップPCでグラボないってあまり聞きません。

F付を買うときのデメリットは、グラボが壊れたとき代用品がないことです。

もし映像が出力できない場合、CPUのグラフィックで代用することが可能ですが、F付きはそれができません。つまりグラボの修理中ずっと映像が出力できないことになります。

また、グラボの故障を発見するには代替えのグラボか内蔵グラフィックに切り替えるのが一番早いです。故障の発見も慣れてないとやりづらいので、初心者ほど無印版を買う方がトラブルが少なくてすみます。

これが一番のデメリットになります。

グラボが故障したとき待ちの期間は結構長い。無印(F無)は保険みたいなもの

一般的な話ですが、グラボの修理には2週間から1か月かかることもあります。

普通の人って古いグラボとかとっとかずに売っちゃうと思うので、その間PCが使えないって終わってます。つまり無印版は保険付きプランみたいなものです。

じゃあお前はどうなんだって話ですが、僕はF付買ってます。理由はいくつかあって、まずグラボが故障することってめったにないということ。

グラボのRMA率(返品保証率)って2%以下です。保証期間内に壊れる確率が50台に1台くらい。保証って大体1年が普通、長くて3年とか4年です。パーツの中でも故障率は真ん中くらいだと思います。むしろマザボとか電源とかの方が高いんじゃないでしょうか。

まあ運が悪いと当たるって感じですね。この辺の数値は別記事参照してください。

で、人によると思うんですが、2%を気にして保証をかけるかどうかってことです。

iPhoneの故障率(画面割れも含む)が3年で10%くらいと言われているので、それならapple care+入った方がお世話になる可能性高くないですか?って考えだすと色々保証に入らないといけないですよね。

ということで、僕はこの手の保証関連はあんまり入っていません。F付そのまま買ってます。

1か月以内ならアマゾンとかは返品できますし、2年経過で壊れたら仕方ありません。新作グラボが出てる頃なので修理だけ出して新作購入します。戻ってきたやつは売却。

ただしその間の期間でグラボが壊れたら悲惨です。ちょっとでも気にするなら、無印版買いましょう。というか僕は気軽に買い替える性質なんでアレですが、普通はこっちのが無難です。友達にどっちにするかと言われたら無印版買えと言うかもしれません。

CPU F付でも無印版でもデュアルモニターやトリプルモニターは可能

時々グラボと内蔵GPUの両方使わないとデュアルモニター無理なのって思ってる人いますが、グラボだけでも可能です。

同じく、CPU側からだけの出力でもデュアルモニターやトリプルモニターは可能です。

ただし内蔵GPUは弱いので、安定的に動かすならグラボから出力した方がいいです。

CPU F付でオーバークロックはできるのか。各アルファベットの意味

できません。K付を買いましょう。KFでもいいです。

K付はオーバークロック仕様のCPUの事です。KFなら”オーバークロック+内蔵GPU無”の意味ですね。

普通のK付きより数千円安くなります。

語尾の意味一覧は以下のようになります。

Intel CPU

 語尾意味
無印通常版
Kオーバークロック可能
F内蔵グラフィックが非搭載
KFオーバークロック可能
グラフィック機能非搭載

AMD CPU

語尾意味
無印通常版
X上位版
GCPU内蔵GPU搭載

AMDの場合は5000シリーズなら"G"とついてれば内臓グラフィック有、なければ未搭載という形です。7000シリーズは内蔵GPU標準搭載となります。

おすすめのIntelCPU

てことでF付に魅力を感じるならFを、グラボ壊れたら馬鹿らしいって人は無印版買いましょう。


PC

2025/4/1

ryzen9000シリーズ性能比較。Core Ultraとどっち買う?

今やCPUの雄と言えばryzenでありAMD。値段・性能ともに強いryzen9000はIntel Core Ultraとどっち買うか、どれがおすすめか解説します。 Ryzen9000シリーズのベンチマーク まずこのCPU世代で覇権はすっかりAMDへと移りました。 Intelは14、13世代で壊滅的な不具合をぶちあげ、ゲーム性能でも圧倒。元々省電省発熱な面もあって、今やCPUの主流はAMDのRyzenとなっています。 Ryzen9000Xの特徴として、ゲームもクリエイター作業も無難にこなすし電力や発熱面で効 ...

続きを読む

PC

2025/4/1

Intel Core Ultra200シリーズと14世代性能比較。ultraは何が違うか

ついにcore iから刷新されたintelのCPU Ultraシリーズ。旧14世代と何が違うのか、そして買うべきか比較してみました。 この記事の結論 Core Ultraのベンチマーク まずこのCPUですが、ゲーム目的なら微妙です。ライバルであるryzen9000シリーズにはほとんど勝てていませんし、なんなら前モデルの14世代にも負けるデータが多いです。(細かいデータは後述) 一方で発熱や電力、マルチ性能などが向上。クリエイター系ソフトに強くなりました。 やるゲームによってCore i(14世代)が強かっ ...

続きを読む

PC

2025/3/31

Z890とB860。Z890とZ790の違いを比較【初心者用マザボ解説】

自作にしろBTOにしろ、PC初心者が分かりづらいのがマザボ。890とか860とかあるけど何が違うのって感じ。そこで初心者にも分かりやすくかみ砕いて違いを説明します。(この記事は初心者向けです) マザボのスペックの見方 まず、Z890とB860の違いは何か。 価格はZがハイエンド。Bがミドルレンジの価格帯。 そしてZ890はオーバークロック(OC)できます。OCとは消費電力や発熱量とともに性能を上げるもの。ただしメーカーが保証している状態から外れるので、壊れやすくなったり高負荷になったりします。 この二つが ...

続きを読む

お得な生活術

2025/3/25

toeic800点~900点のすごさとは。企業就職において人生変わったか【実体験と勉強法】

長年toeicは必要か。という議論はされてきました。結論ですが、そんなのは高得点とってから考えれば良いです。取れない人間が考えても意味ありません。 toeicできても話せるようになりませんけど、英語の基礎を学べます。英語はできた方がいい。ついでにtoiec取る。すごく単純な話です。 toeicを勉強する目的は英語の学習 まず大前提。なぜ勉強するのか。 よくいるのが、点取れない人が「toeic勉強しても話せるようにならない」というパターン。これは単に勉強や努力が嫌な人の言い訳でしかありません。 確かにtoe ...

続きを読む

ガジェット

2025/3/24

Macbook Air M4とM3の違いと簡易レビュー。M2以前なら乗り換えても良き

Macbook Air M4発売しました。結論M3とほぼ一緒なので、どっち買っても良いです。逆にM2、M1乗り換えなら良い買い替え先となります。 この記事の結論 M4とM3の比較 以下に、MacBook Air M4とMacBook Air M3の違いを分かりやすく表にまとめました。 項目 M4 (2025) M3 (2024) チップ M4 M3 CPU 10コア (P4+E6) 8コア (P4+E4) GPU 最大10コア 最大10コア Neural Engine 18コア 16コア メモリ 最大32 ...

続きを読む

-PC