インスタでおすすめ(通称リールタブ)に乗れば再生数やいいねが急に増えます。しかし、おすすめ欄に乗るため、ある程度法則があることを知っていますか?実際に僕がリールタブに乗った例を挙げてお話したいと思います。
この記事の結論
- 法則とルールに従わないとリールのおすすめ欄にのらない
- ハッシュタグ・楽曲・エフェクト等はおすすめに関係ない
- リール、ストーリー、IGTVは全部動画だけど違う
インスタのリールでおすすめに乗る方法 再生回数が急に増えたアルゴリズム

日ごろから何十万も再生回数やいいねをもらっている上級者には当てはまりません。
僕のようにSNSに熱心でない人や、新規参入者向けの記事です。
おすすめ乗るための一定条件の話で、下記を実行してかならず乗るというネタではありません。
リールのおすすめに乗った時の状況

まず、リール投稿しておすすめに乗ったかはいいねの数や再生数で大体わかります。
普段全然投稿してないアカウントの僕でも意味わからんくらい再生されます。

ざっと百倍の違いです。
実は赤枠で囲んだ2つの動画は同じ内容です。
投稿の仕方が悪かったため、下は全然再生されていません。
「画像編集で数字いじってね?」と考えるのが普通だと思うので、僕のアカウントからウラを取ってください。
https://www.instagram.com/kurashikisan/reels/
つまり投稿内容自体はおすすめに乗るかは関係ないということです。
(もちろんバズるには動画の質が必要です)
おすすめ欄のリールタブに乗る方法
リールでおすすめに乗るためには、お約束事を守る必要があります。
2021年インスタ公式の広報Narasimhanさんはこんな発表をしています。

We are getting better at using ranking signals that help us predict whether people will find a reel entertaining and whether we should recommend it.
(面白いかどうか、リールで推奨するかどうか、のアルゴリズムを改善するよ!)
https://www.theverge.com/2021/2/9/22274332/instagram-algorithm-tiktok-watermark-recommendation-software-best-practices
具体的にどんな発表をしたかと言うと、
- Tiktokなどで使ったものを再利用してはならない
- 低画質な動画はダメ
- テキストで動画を覆う、ぼやけている、透かしやロゴ、境界線のある動画もダメ
- 縦型動画にすること
1は拾い動画はもちろん、自分の動画も転載か分からないから使いまわしはダメ、ということでしょう。
2、3は拾い動画を加工する行為の禁止を意味しています。
みなさんはそんなつもりはないと思うので、注意するのは4だけです。
縦型でないと、リールとして認められません。
しかし、縦型でさえあれば良いかと言うと、それも違います。
リールで急に再生数が増えた仕組み

上は公式の法則。
今度は僕がおすすめであるリールタブに乗った法則です。
おすすめ(リールタブ)に関係ある要素
- スマホから投稿すること(「PCからの投稿はリールにならない」に後述)
- 瞬間的なエンゲージメント率が必要
- 保存率もエンゲージメントの一部(恐らく"いいね"より重要)
- 自分でいいねしたり、エンゲージメント率をいじらない
- 元々横型の動画は縦型の解像度1080×1920に直すこと
- ハッシュタグをつけすぎない
(追記)
最近PCからでもリール投稿可になりました
エンゲージメント率とは、いいねとかコメントとか、何らかのリアクションのことです。
エンゲージメント率 = エンゲージメント / 表示回数
となります。
僕の初回の動画がおすすめに乗らなかったのは、横型だったり、PCから投稿していたことが原因でした。
一眼レフなどで撮影したものは、横型の解像度に直さないといけません。
一応、自分でいいねしても、おすすめには乗りましたが、繰り返すと悪影響があるかもしれません。
逆に関係あると言われていながら、関係なかった要素も存在します。
おすすめ(リールタブ)に乗るか関係ない要素
- ハッシュタグの有無。(タグ0で僕は乗りました)
- エフェクトや加工は必須ではない
- 楽曲のチョイス
- 普段の投稿頻度
- アカウントパワー(フォロワー数やアカウントの年季等)
ハッシュタグはあくまでどんな動画かユーザーに伝える物です。
例えタグをつけまくっても、わざわざユーザーが検索&上位表示されるかは微妙です。
でも結局エンゲージメント率の方はどうやって上げるんだよって話ですよね。
外国人にウケる動画はおすすめに乗りやすいジャンル

エンゲージメント率をあげるには、外国人ユーザーにもウケる動画である必要があります。
なぜなら、いいねのほとんどは日本人以外だったからです。
ジャンルとして、喋る系の動画は不利。
有利なのは動物、風景・旅行、赤ちゃん、ダンス、美女orイケメン系等でしょう。
僕のリール動画は風景動画になるため、世界中の方がエンゲージメントをくれました。
こればかりは、人によっては変えづらいかもしれません。
でもやり方次第だと思います。
つまり、新規参入者がおすすめに乗るには、言語を超えて分かりやすい動画づくりをすべきということです。
PCからの投稿はリールにならない
Metaが提供しているInstagramのSEOサイトクリエイタースタジオの画像です。

こっちはリールのおすすめに乗った方。

こっちは乗らなかった方です。
下は「動画」ではなく、「IGTV」になっています。
実はPCからはリールを投稿できません。動画を投稿するとIGTV扱いになります。
IGTVは普段の写真投稿が動画に代わっただけの代物です。
そのため、必ずスマホから投稿する必要があります。
SEOに役立つクリエイタースタジオを利用しよう
PCからクリエイタースタジオにアクセスして、インスタのアカウントとリンクしましょう。
https://www.facebook.com/creators/tools/creator-studio

ここから一括して投稿のデータがみられます。

例えば、発見タブでおすすめ(リールタブ)からどのくらい流入があったかも分かります。
SNSのSEOを真面目に取り組むなら必須のサイトと言えるでしょう。