メモリメーカーの違い メモリ増設は他社同士で統一しないで混在もOK?実際は8GBや16GBとバラバラに積んでも問題ない。

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メモリメーカーの違い メモリ増設は他社同士で統一しないで混在もOK?

メモリメーカーは数が多いですが、どれを選べば良いでしょう。また、バラバラの他社同士でメモリ増設するのはアリでしょうか。

この記事の結論

  • メーカーごとの性能差は誤差。
  • 統一した方がいいけど、他社同士バラバラでも動作する
  • ただしモジュール規格は合わせるべき

メモリメーカーの違いと種類

まず大前提ですが、メモリのメーカーによって大きな性能差が出ることは少ないです。

また、メモリは各メーカーでも永年保証をうたっている背景もあり、基本的に壊れにくいパーツでもあります。

なので、耐久性の面でもそれほど心配する必要はありません。

同じスペックなら、光るモデルかどうかで値段も異なります。当然光るゲーミングデザインがやや高い感じです。

で、メモリメーカーの種類ですが、めっちゃあります。軽く特徴とともにご紹介します。

Corsair(コルセア)

  • 高品質で信頼性の高いメモリ製品を提供。
  • ゲーマーやパフォーマンス重視のユーザー向けに特化した製品ラインナップ。
  • オーバークロックに対するサポートやRGB照明機能が付いた製品も多い。

ちなみにDDR5になってからは、僕もコルセアのメモリを使っています。

Kingston(キングストン)

  • 信頼性が高く、幅広いメモリ製品を提供。
  • 安価な価格帯の製品から、プロフェッショナル向けの高性能製品まで幅広いニーズに対応。
  • HyperXブランドはゲーミング層に人気。

Crucial(クルーシャル)

  • メモリとストレージ製品の両方を提供。
  • パフォーマンス追求や、安定性と互換性を重視するユーザーに向けた製品。
  • Micron Technologyが製造していて、高い品質と信頼性。

CrucialはDDR4時代に使用していました。

BTOメーカーなんかにもよく積まれていると思います。

また、SSDは毎回クルーシャルを使っています。

現在使っているのはCrucial P3。なんといっても安いですからね。

メモリも安いので、DDR4でとにかく安いモデルをって人もCrucialのCTシリーズを使う人が多いようです。

G.Skill(ジースキル)

  • ゲーマーやオーバークロッカー向けに高性能なメモリ製品を提供。
  • オーバークロックやエクストリームゲームに対応する高速メモリが人気。
  • RGB照明機能が付いたスタイリッシュなデザインの製品も多い。

派手で高価格帯のメーカーって感じです。

デザインもゲーミング系が多いので、好きな人は好きだと思います。

ADATA(エーデータ)

  • メモリやストレージなどのパフォーマンスコンポーネントを提供。
  • 幅広い製品ラインナップで、バジェットからハイエンドまでのユーザーに対応。
  • ゲーマーやパフォーマンス志向のユーザー向けに高速メモリやRGB照明機能を備えた製品がある。

メモリメーカー一覧

  1. Corsair(コルセア)
  2. Kingston(キングストン)
  3. Crucial(クルーシャル)
  4. G.Skill(ジースキル)
  5. ADATA(エーデータ)
  6. Team Group(チームグループ)
  7. Patriot(パトリオット)
  8. Samsung(サムスン)
  9. Micron Technology(マイクロンテクノロジー)
  10. Hynix(ハイニックス)
  11. Transcend(トランセンド)
  12. Apacer(アペーサー)
  13. Mushkin(マッシュキン)
  14. PNY(ピーエヌワイ)
  15. Silicon Power(シリコンパワー)
  16. Super Talent(スーパータレント)

ざっとメモリメーカーを網羅すると、これだけの数があります。

安価なものが欲しいなら、Crucialあたり。

高くてもゲーミングスタイルを追求するなら、G.Skillあたりもアリです

僕がCorsairのメモリを使っているのはケースがCorsairだったことと、このメーカーが好きだから、あとは価格的にも問題なかったからです。

メモリ増設は他社同士で統一しないで8GBや16GB混在でバラバラもOK?

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別にメモリメーカーを統一せずバラバラでも動作します。

また、8GBと16GBを混在させても動作します。

例えば、8GBと16GBを混ぜた場合は、24GBとして動きます。

実際僕もGB数の違うメモリ、メーカーの違うメモリをごちゃまぜにして4本差しして使ってたこともあります。

ただし後述する点で、気を付けるべき部分もあります。

メモリの規格は統一すべき

メモリにはDDR5かDDR4か以外にも規格というものがあります。

例えば、PC5-38400 (DDR5-4800MHz)とPC5-51200(DDR5-6400MHz)を同時に差した場合、4800MHzで動作します。

増設する場合は、現在どの規格がPCに差さっているか確認しましょう。

[Ctrl+Shift+ESC]でタスクマネージャー→パフォーマンス→メモリで見れます。

ちなみにメモリは2枚差しするとデュアルチャネルとなり、帯域幅(いわゆるデータの通り道)が2倍になります。

帯域幅はデータの通り道のことで、エンコードなら10~15%、フレームレートなら10~20fps高くなると言われています。体感できるかは別の話ですが。

中古のメモリはどうか?

PCパーツで中古はあまりおすすめしませんが、メモリは耐久性が高いし、それほど高価格帯ではないので中古もありだと思います。

特にDDR5は2021年に発売されたため、ある程度新しい状態で手に入れることもできると思います。

今やAMDはDDR5版しか発売していませんし、今後の拡張を考えたらDDR5版マザボとDDR5メモリを買っていくことをおすすめします。


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