マザーボードで壊れにくいおすすめのメーカーとモデルは何か?ASUS、MSI、Gigabyte、ASRockなどメーカーとモデルは何が良いのか、個人的なおすすめをご紹介します。
この記事の結論
- メーカーは大手4社ならどれでも問題ない
- 用途によって拡張性が必要ならZ790、不要なら安価なB760
- 僕はASRock Steel Legend Z790を買った。家庭用なら安価なB760 Proとかでもいい
マザーボードのグレードの違いやおすすめ。違いが分からない人へ
マザーボードの選び方
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まず大前提ですが、マザボはメーカーのモデルとチップセット番号によって決まります。
赤字がモデル、青字がチップセット番号です。
ざっくり言うと、メーカーのモデルが違うと光るマザボか、USBなどのポート数はいくつか等が決まってきます。
安いのでいいって人は光らないマザボの方が安価ですし、ポート数も最低限あれば良いモデルを選ぶことになります。
このへん詳しく動画で説明しているので、こっちを見てみてください。
各社マザボのモデル
各社マザボのモデル
【ASUS】
ROG ,PRIME, TUF
【MSI】
MPG, MAG, PRO
【ASRock】
Steel Legend, PRO, PG
【Gigabye】
AERO, AORUS Elite, UD
左に表記されている物ほど高価です。
なので、拡張性とかメーカーにそれほどこだわりがない人は、例えばASRockのB760 Pro RSとかを買えば良いってことになります。
一番安いやつですから。
おすすめのマザボモデル
おすすめには光るデザインで高価格帯の上位版、安価な下位版、さらにデザイン性重視した3つのタイプがあります。
IntelとAMDどちらもご紹介します。
全体的にASRockが多めになっていますが、比較的ASRockは価格が安くて拡張性が高いためです。特にひいきにしているとかではありません。
Intel マザーボード
【ASRock】Z790 Steel Legend WiFi (上位モデル)
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拡張性も高く、価格も安いのがASRockです。
光るモデルで、ゲーミングデザインとしても使えます。
他モデルとどのように比較したかは後述しています。
現在メインPCに僕が使っているのも、このモデルです。
【ASRock】B760 Pro RS (下位モデル)
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安いモデルが良いならB760がおすすめです。
ASRockのPROシリーズはマザボでは最安値のモデルになることが多く、安く買いたいならこちらがおすすめです。
一応MSIにも同名のPROというモデルがありますが、あちらはDDR4版のみ。価格も若干ASRockより高いです。拡張性の面もほぼ同じような感じです。
【ASRock】Z790 LiveMixer(デザイン重視)
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ASRockはLiveMixerというめっちゃカッコ良いデザインのマザボも出しています。
その名の通り、配信者向けの仕様もなされています。
12Kコンデンサーが積まれていたり、Ultra USB Powerという+12V レールから変換した 5V 電源を供給できます。
要するに低く電圧降下を抑え、ノイズを防止することができる配信者向けポートです。
![B650-LiveMixer_io](https://www.asrock.com/mb/AMD/B650%20LiveMixer/img/slider/B650-LiveMixer_io.png)
AMD
【ASRock】X670E Steel Legend (上位モデル)
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_512,h_334/https://cybersocean.net/wp-content/uploads/2023/05/2023-05-20_14h30_34-1024x667.jpg)
AMD版もIntelとほぼ同様の理由でSteel Legendがおすすめです。
価格も安く、拡張性も十分です。
【MSI】PRO B650-P WIFI (下位モデル)
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B650 | ASUS TUF | MSI PRO | ASRock PG |
---|---|---|---|
SATA | 4 | 6 | 4 |
m.2 | 3 | 2 | 3 |
VRMフェーズ数 | 12+2 | 12+2+1 | 14+2+1 |
Displayport | 1 | 1 | 0 |
拡張性に問題がなければMSIのPROが安くておすすめです。
ASRockのPGはDisplayport出力ができないので、ここが痛いところ。
VRMフェーズに関してはオーバークロックしないならそこまで重要視しません。また、AMDは省電に長けているので、優先度は低いです。
一般家庭用ならm.2は2つあれば十分ですが、もし足りない場合はASRockのPGやASUSのTUFという選択肢もあります。
ただし、TUFは数千円程度価格が高めです。
このへん何を取るかによって、微妙に変わってきますが、一番バランスが良いのがMSIのPRO B650です。
【ASRock】B650 LiveMixer(デザイン重視)
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LiveMixerのAMD版です。こちらは下位のB650モデルにあるようです。
B650の中ではかなりポート数があるので困ることはないと思います。
(ただしUSB2.0が多め)
Steel Legend Z790を買った理由(このマザボを選んだ経緯)
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おすすめだけ見せられても、買うとき色々迷うと思うので、僕が実際に買った時の話をします。
まず、僕は下記の要素を重要視しました。
動画編集するにあたって、結構拡張性を重視した感じです。
動画が溜まっていくとHDDに保存が必要のため、SATAの数なんかも必要でした。
【重要視してたもの】
- ポート数
- type-cの数
- 白いデザイン
- sataとm.2もそれなりに
- OCしないけど、拡張性含め上位
で、Z790を買おうと思ったんですが、上位モデルのマザボには各社特徴があります。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_1024,h_683/https://cybersocean.net/wp-content/uploads/2023/05/DSC05754-1024x683.jpg)
結局ASUSのROGは拡張性、GigabyteのAORUSは値段が高かったのとUSB3.0の少なさ、MSIは価格というところで弾き、一番バランスが良かったのがASRockのSteel Legendでした。
ROG
→ SATA 4本, m.2 4本 ×
AORUS
→ 6/10 本 USB2.0 ×
MPG
→ 1万ちょい高い ×
Steel Legend
→ ポート数&USB数, 価格〇
僕と同じような需要がある人は、おすすめのマザーボードです