マランツのmpm-1000は配信やyoutube撮りならコスパmaxです。一方でちょっとこもる傾向にあります。どんな人が買いのマイクか解説します。
マランツmpm-1000は音が小さい?こもる? 音質について
マランツmpm-1000はその安さとコスパの良さゆえに音質を疑われることもあります。
実際はyoutube撮影や配信に使う分には必要充分です。
1万円クラスのマイクと比べてもほとんど音質の違いが分かりません。
ただし、それはスピーカーで聴いた場合です。
ヘッドホンだとやはり、ちょっとこもって聴こえる感じがします。
なので、声が小さい印象を受けます。
裏を返せば、スマホ視聴や安いスピーカーくらいでは高価格なマイクとそんなに変わらないレベルなのです。
youtube目的なら付属品で全てそろう
この商品は必要充分な音質だけでなく、付属品が初心者youtuberや配信者に配慮されています。
なので、付属品が非常に充実しています。
XLRケーブル、ショックマウント、ウィンドスクリーン(マイクに被せるモフモフ)、スタンドがつきます。
あとはオーディオミキサーさえあれば、そのまま配信なりyoutube撮影ができるのです。
マランツmpm-1000の仕様
- タイプ:ピュア・アルミニウム、18mm口径ダイアフラム・コンデンサーカプセル
- 指向性:カーディオイド
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:-38 dB ±2dB(0 dB = 1 V/Pa @ 1 kHz)
- インピーダンス:Output:200Ω ±30%(@ 1 kHz)、Load: ≥1000Ω
- セルフノイズ:17 dBA
- 最大SPL:136dB(THD ~ 1%, 1 kHz)
- S/N比:77 dB
- 電源:9〜48 VDC、3 mA typical
- サイズ:約165 x 48mm
- 重量:約300g
(引用元: http://marantzpro.jp/mpm-1000/)
実質上位機種at2020との比較
youtuberがよく使うマイクとして、at2020があります。
高音がat2020の方が伸びる感じで、こもる感じはありません。
僕自身は2020のさらに上位機種at2035を使用しています。
ショックマウント付属でローカットやpadスイッチなどがあり、雑音が入りづらくなっているためです。
スピーカーやスマホ視聴では音質がそれほど違いはないならmpm-1000でいいんじゃない?って疑問があるかもしれません。
これは動画編集する必要があり、かなり長い時間ヘッドホンで自分の声を聴くことになるからです。
毎回マイクの質にとらわれるのも嫌だなーと思ってmpm-1000から買い換えました。
あとは雑音対策のためでもあります。
mpm-1000はコスパ抜群のマイク
正直僕は耳が良い方じゃありません。
それなりに値段が違うスピーカーの音質もあまり違いが分かりません。
その僕でもちょっとこもると思っているわけですから、値段分に音質の差はあるということです。
しかし、基本視聴者はスマホ視聴でしょうし、良く聴かないと分からないでしょう。
その辺ばっさり割り切るなら、mpm-1000は優良なコスパマイクです。