今やブログもインスタもステマだらけです。簡単に見破る方法があるので、ブロガーの観点からお話しします。
ステマの見破り方
- 専門機関だってステマはする。運営者情報を見よう
- 購入された商品か写真を見よう
- 宣伝なのにpr記載がない投稿も普通にある。リンクをよく見よう
ブログやネット検索はステマだらけ。見破り方
まず、ネットに散乱するお手本のようなステマは以下です。
- 権威性ドメインの悪用
- 謎のランキング
- 口コミ転載
②③はぱっと見分かりますが、①は何か。
例を出すと、美容クリニックの広告です。試しに”湘南美容クリニック 脱毛 おすすめ”とか調べると分かります。
なぜか湘南以外の内科とかが検索上位に上がってきます。これは全然関係ないクリニックのお小遣い稼ぎです。
googleは権威性・専門性を重視した検索結果を表示するため、政府機関や医療機関は優遇されるのです。
そのへん利用して全く関係ない一般のクリニックが美容クリニックの広告を張ってたりします。成約すれば一件何千円がチャリンとなるわけです。
専門機関だから信用できるとかありません。あっちも商売です。該当記事のずっと下に運営者情報とか載ってると思うんですが、大抵どっかの病院とか医療法人とかだったりします。
あとステマとは関係ありませんが、よくスポンサーって表記の記事が上位に出ます。googleにお金払えば自分の店舗・病院は上に表示ができるのです。"湘南美容外科 脱毛"ってワードを買えば全く違う病院を出すこともできます。
これ最近美容系なんかはgoogleにお金払うだけで意味ないってことで、大手同士はスポンサー広告出さない同盟組んでたりします。PC関連とかは未だ家電量販店同士が争ってますけど。
買った商品がない・行った形跡がない場合は怪しもう
普通ブロガーは商品紹介するとき、買った商品の写真を載せます。
ですが、価格ドットコムなんかの写真を転載して、あとはamazonとかの口コミパクって記事にする人は大勢います。
口コミ転載する理由は、使ってないから使用感が分からないからです。また、(かつて)googleは大量の文字数がある記事を優先する傾向があったため、文字数稼ぎにも使われます。
場所なら行った形跡がなんか載ってるはずです。
ただし、写真を公式から引用する場合もあります。僕の場合はPCパーツの写真を公式から使います。
だって1つ10万とかする商品をアラブの富豪でもない限り全部買ったりとか無理なので。
PCとかガジェット系はスペック表や性能が数値に出るので、ジャンルによって不要なものもあります。一方、ステマ界代表である美容系なんかは人の使用感が全てです。
買った形跡や使用した形跡がない、行った気配がない場合は、ステマを疑いましょう。
また、ランキング形式もしません。おすすめの商品に2番も3番もありません。1番だけおすすめすれば良いですし。
用途別とかなら複数紹介もアリですけどね。
インスタはステマだらけ。見破り方
2023年にステマ規制法によって#PRとか#広告タグをつけるよう規制がかかりました。
じゃあこれからはステマされる心配ないのか。
実は広告側は#PRタグなしで投稿してください+割増報酬出しますって交渉をしています。
タグがないからって騙されないとも限りません。普通に景表法違反ですけど、バレないからって話なんでしょう。
見破る方法はいくつかあります。
まずリンクを見て、idなんちゃら…って書いてあった場合。広告張る場合は誰の成果か分けるため、id番号が振られています。ただしamazonのように単に商品とかカテゴリ別のidが単に混ざってる場合があります。アフィリエイターやってると、「あれ?このURLってあのアフィじゃね?」と見分けられるんですが、そのへん慣れも必要です。
また、短縮URLを利用するとURLが隠れるので、ぱっと見分かりません。代表的なのがBitlyです。URLが”bit.ly…”から始まります。
アフィリエイトはリンクが長くなるので、文字数制限のあるSNSじゃ大抵短縮URLが使われます。もちろん、広告とかないけど見栄えが悪いから使われているだけの時もあるので、一概には言えませんが、僕はSNSで短縮URL見たら、大抵警戒します。
広告自体は悪じゃない。報酬はより良い情報を生む
広告張る人 = 悪とはなりません。僕も含めて、価値のある情報の対価として報酬もらってる面もあるからです。
無報酬なら誰も動画投稿や記事投稿なんてやりません。報酬があるから、みんな良い情報を提供してくれるのです。
本当に欲しい商品で、広告張ってる人の情報に感謝するなら、その人経由で買うのはなんら悪いことじゃありません。
ただし、良くもない商品を誇張していたり、全く使ったことない物・行ったことない場所を宣伝してるだけなら悪意しかないので、引っ掛からないようにしましょう。