松島と言えば仙台から近くて東北旅行するなら気軽に立ち寄れる場所です。しかし気軽なだけじゃなくて観光すると結構面白いです。今回は、一人旅や女子旅用に歩いて回れるコースをご紹介します。
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仙台からひとり旅や女子旅。ブログで語る松島観光車なしモデルコース【写真多】
松島さかな市場・かき小屋・焼がきハウス
松島といったら牡蠣です。牡蠣で有名なお店というのが、かき小屋や焼がきハウスというお店。
なんでも、自分で焼いて牡蠣の食べ放題ができるらしいです。
食べ放題は45分で、席にも限りがあるので、待ち時間があるようでした。
こっちの焼がきハウスは予約不可。
ただし、売店的に注文できます。買ったやつはそばのテーブル席で食べる感じ。
とはいえ、寒い時期に待たされるのもアレなので、こっちの「かき小屋 MATSU」は予約できます。
実は松島のご飯処ってほとんどが15時くらいには閉まります。(さかな市場って朝早いから?)
松島についたら早めにご飯を済ませた方が良いかもしれません。なので、牡蠣食べ放題行きたい人は予約しましょう。
あと、牡蠣の旬は10月~3月くらいなので、時期がずれないように。
ちなみにウニなんかは4月~8月限定で、かき小屋の正面にあるお食事処で食べれるようです。
福浦島
(所要時間 約1時間)
松島と言えば、あの赤い橋が有名です。その先にあるのが福浦島。
小さい島なんですが、立ち寄って散策するにはもってこいの場所です。
松島って晴れの日ならびっくりするくらい雲や空が美しいです。陽の加減とか、水に反射する感じとか、素晴らしい。
日本三景とか絶対適当だろって思ってたクチなんですが、考えを改めました。
五大堂・周辺屋台・クルーズ
(所要時間10分)
五大堂は松島のシンボルらしいです。何なのか良く分かりません。
調べたところ、五大明王が祀られている、東北地方現存最古の桃山建築、国の重要文化財、という話でした。
正直現代の人にはほぼ関係ないので、サクッと見て回りました。
なんですが、ここからだと日の入りが良く見えます。地理的に出っ張ってるので。
また、夕日が見たい人はサンセットクルーズもあります。
大人一人1,500円。大体16時台らしいのですが、その時の日の入り時刻に合わせて出発するそうです。通常時であれば、これを締めに使う感じかと。
それからこの近辺では屋台が開かれています。ちょっと覗いてみてはいかがでしょう。
瑞鳳殿
(所要時間 約45分)
(写真はイベント時で夜のもの)
瑞鳳殿(ずいほうでん)は伊達政宗が眠っている霊屋、つまり死者の魂を祭っているところらしいです。
正直寺そのものは普通なのでなんも語ることがありません。門くぐって寺まで少し歩くんですが、むしろ道中の方が気になりました。
めちゃくちゃ高い杉の木があって、思わず見上げちゃいます。このあたりはすごく荘厳な空気でした。
あと、瑞鳳殿の前に参道というか、小さいんですが古風な通りがあります。
(通り自体は見るだけなら30分くらい)
円通院
(所要時間 約30分)
円通院は通常時のことを知らないので、紅葉ライトアップ時の話になるんですが、結構綺麗です。
紅葉ライトアップイベントは例年だと、10月下旬~11月中旬。
瑞鳳殿と円通院は通常だと夕方くらいまでしか入れないのですが、イベント中は夜も開放されます。瑞鳳殿は七夕イベントとかもあるそうです。
通常時も行く価値はありそうか?と言われたら、僕は行ったことないので良く分かりません。どのみちついでに寄れる範囲にあるものなので、とりあえず行ってみれば良いという感じです。
じゃらんnet mc=1">松島・仙台観光の道順
通常時(半日コース)
- さかな市場
- 福浦島
- 瑞鳳殿・円通院付近
- 五大堂・周辺屋台・(クルーズ)
- (松島離宮) or 仙台駅で牛タン
さかな市場で牡蠣や海鮮食って、福浦島行って、夕日まで瑞鳳殿やその周りを巡る感じです。夕日の時は五大堂が見えやすいのでここから見るか、サンセットクルーズに乗っても良いと思います。
紅葉時期じゃないけど、なんか夜のイベント見たいなーって人は、松島離宮は色々やってるみたいなので、代替え案としてはアリだと思います。
松島ハーバーライト in 宮城県松島離宮 2024 2023年12月8日(金)~2024年3月31日(日)
瑞鳳殿・円通院 紅葉ライトアップ時(半日コース)
- さかな市場
- 福浦島
- ずんだ餅・喫茶店
- 五大堂・周辺屋台・(クルーズ)
- 瑞鳳殿・円通院付近(夜間開放時)
瑞鳳殿、円通院の紅葉ライトアップ時は夜まで開放されます。通常だと夕方に閉まっちゃうので、これを機にぜひ行ってみましょう。
ライトアップのチケットは祝日は劇混みします。webチケット > 開始前 紙チケット > 開始後 紙チケットの順で待たされます。開始前までならチケット購入自体は待たされませんが、中に入るとき待たされます。開始後はどっちも待たされます。
松島って結構寒いので、サクッと入れるようにwebチケット買っときましょう。
(上記は2023年時の情報です)
あと、ずんだ餅は仙台の名産なので、福浦島から戻ってきたときにでも、お茶屋で食べてみてください。
3時間コース
- さかな市場
- 福浦島 or 瑞鳳殿
- 五大堂・周辺屋台
3時間で回るとなると、牡蠣食べて福浦島行ってギリギリと言った感じです。牡蠣がシーズンじゃなかったら、福浦島行ってから瑞鳳殿あたり行って、そこでお茶するのが良いかもしれません。
ご飯処レビュー
さんとり茶屋
漁港っぽいところじゃなくて、ご飯処で牡蠣を食べたいよって人はいくつか候補があります。
僕はこちらで食べました。結構おいしかったです。焼き、ポン酢、フライ、など色々な味が楽しめるタイプで、2,700円。
場所も松島駅から来た場合、最初の大きな通りにあるので、すぐに分かります。
ただ松島ってご飯処は15時くらいには閉まっちゃうので、祝日は並んでるところが結構多いです。
洗心庵
瑞鳳殿の近くにある茶屋です。ずんだを食べれる茶屋はいくつかあるんですが、このへん一帯は雰囲気が良かったので、こちらで食べました。
”ずんだ”は微妙って話聞くんですが、結構僕は好きです。えんどう豆をつぶしてペーストにするので、和菓子というよりおつまみの味?って感じで最初は違和感ありました。
でも甘すぎず口当たりが良く、確かに抹茶とかには勝てないですけど、もっと東京でも出されても良い味では?と個人的に思ってます。ポテンシャルは高い。
たんや善治郎(仙台駅周辺)
松島は夜になったらやることないので、仙台駅に一足先に戻ってきて、牛タンを食べましょう。
有名なのが"たんや善次郎"や、"旨味太助"。どうせなら仙台でしか食べられない店で食べたいですよね。
太助というのが牛タン発祥となった店らしく、のれんを分けたのが旨味太助。でも太助の分店は実は東京にもあるらしい(まあ違いはあるでしょうが)。
ということで、たんや善次郎へ行きました。いくつか店舗があるんですが、分かりやすい駅前の店舗へ。
だったんですが、夜になると待ちの人で一杯に。
そこで、南の方にある”たんや善次郎 別館”へ行くと空いてて簡単に入れました。ビジネスホテル群が並んでるところなので、宿泊する人はそもそもこちら側の方が行きやすいかも。
肝心の味はというと、歯ごたえがあって、とても美味しかったですよ。
というか、最初の印象「なんかすげー太くない?」ということでした。僕が食べたのが”上”で少し良いやつだったんですが、それでも「でかいなー」と思いました。
4枚、5枚、6枚の中から選ぶんですが、写真は5枚。これでも結構量多いので、食べない人は4枚でもいいと思います。
一応夢のないこと言うと、仙台の牛を使ってるわけじゃないので東京で食べようが仙台で食べようが肉自体には大きな差はないと思います。とはいえ、やっぱ仙台来たら牛タン食べたいですもんね。調理法だってこちらの方が歴史があるわけだし。
一応観光客的には予約しといた方が良いです。混みます。
たんや善次郎 仙台駅前本店 たんや善次郎 別館東北旅行の締めに松島を選ぼう
東北旅行をしていて、最終日遠くへは行けないけどどこか行きたいな、と思ったら松島が良いです。
仙台駅からも近いし、時間も取らない、その上観光していて面白い場所なので、松島が最適となります。
松島だけじゃなくて他にもどこか良い組み合わせはないか、って人は僕の他の記事を参考にしてみてください。