アマゾンプライムのホラー映画で超おすすめランキングをご紹介。びっくり系から本格的な怖い系までお伝えします。
アマゾンプライムホラー映画ランキング びっくり系&怖いおすすめ洋画
ヘレディタリー 継承【1位】
グラハム夫妻のアニーとスティーブは、息子のピーターと娘のチャーリーと共に静かに暮らしていました。
しかし、アニーはなんらかの秘密を抱えており、それが家族を脅かすきっかけとなります。
グラハム一家は、ある日をきっかけに不気味な現象に悩まされるようになり、アニーは自分が母親から受け継いだ呪われた運命に向き合うことになります。
21世紀最高のホラーと言われる本作です。とにかく賛否が分かれます。
とはいえ、最高のホラーの一つとして数えられることは間違いないでしょう。
監督はアリアスター。何よりも(良い意味で)人の嫌がる映像を魅せることに長けた監督です。
主演トニコレットの顔芸が凄まじく、演技は絶賛されました。
不可解な現象に悩まされていくある家族の物語ですが、実は悪魔ぺイモンが関与しており、ジャンルはオカルトに近いです。
©A24,ファントム・フィルム
ドーン・オブ・ザ・デッド【2位】
看護師のアナは、夫と一緒に住むために、新しい家を探しに行っていました。その途中、街中で突如として発生した謎の疫病によって、多くの人々がゾンビと化してしまい、街は混乱の中に陥ってしまいます。アナは、夫を残して慌てて逃げることになります。
アナは、モール内にあるショッピングセンターに避難するため、他の生存者たちと合流。
しかし、次第にチームの間には不和が生じることになったのです。
昔深夜帯で見たとき、当時としては衝撃を受けました。
だってゾンビが全速力で走ってくるんですよ?
昔のゾンビと言えばノロマが定番でイマイチ怖さを感じませんでしたが、この映画を機に「うわーこえー」ってなりました。
その後、ウォーキングデッドの影響もあって世界では空前のゾンビブーム。B級ジャンルだったゾンビ映画が量産されることに。走るゾンビもちょいちょい見かけるようになりました。
しかし、2000年代にはこんな名作があったんだよ、ということでみなさんにぜひ見てほしいです。
©Universal City Studios LLC
ハッピー・デス・デイ / ハッピー・デス・デイ 2U 【3位】
主人公のツリーは、自己中心的な女子大生。その日は誕生日を迎えました。
当日キャンパス内で祝賀会を開き、酔っ払って帰宅します。しかし、その夜、彼女は殺人鬼に襲われて死んでしまいます。
しかし、翌朝ツリーは目を覚ますと、同じ誕生日の日を迎えていることに気づきます。
そして、彼女は同じ殺人鬼に襲われ、同じ運命を繰り返すことになっていくのです。
ツリーは、日を繰り返す中で、自分自身や周りの人々をよく観察することによって、殺人鬼の正体を見つけ出そうと試みます。
同じ日を繰り返すたびに自分の行動を変えたり、周囲の人々との関係を改善したりしながら、正体を探すのですが、天性のクソ野郎だったツリーは徐々に自身を見つめなおしていくことになるのです。
ホラーのみならず、サスペンス要素や、笑い、SFとふんだんにジャンルが盛り込まれていて、非常に面白いです。
しかしこの作品は盲点でした。普通は死ぬのが怖いのがホラー。
でも本作は死ぬ方法も同じじゃつまらないと、途中でふざけだしたりします。
犯人探しのため、手当たり次第殺されてみようと。
主人公もはっちゃけてて、魅力的。性格は本当にクズなのに、どこか愛着がわくんですよね。時折優しい面があったり、自分を見つめなおしたり。
ちなみに続編の2Uの方も面白いです。連続した話になっているので、必ず1から見てください。
©Universal City Studios LLC, 東宝東和
バクラウ 地図から消された村 【4位】
ブラジルの農村地帯にあるバクラウ。
村には、老人や子どもたち、農民たちが暮らしていましたが、ある日、彼らは村が地図から消えていることに気づきます。
しかも、村には携帯電話の電波も届かなくなり、村外との交通手段も途絶え、孤立してしまいました。
村の住民たちは、この異変に対して様々な考えを持ちますが、やがて、村の存続のために協力することに決めます。
まず、すごいのが、映画に漂う絶妙な不安感。
街が地図から消えるありがちな話でありながら、至る所に違和感が潜んでいます。
(ジョン・カーペンター学校なんてのもあるし笑)
村人も途中から出てくる来訪者もギリギリまで信用出来ない緊張感があります。
その先はアメリカへの強烈な皮肉と植民地主義への抵抗が待っています。
本作は伝承ホラー・サスペンスというだ側面だけでなく、貧困や権力に対する問題意識が強い作品です。
ちなみに本作は映画好きで有名なオバマ元大統領もお気に入りの一作だそうです。
©SBS Distribution, クロックワークス
キャビン 【5位】
主人公デイナたちが、友人の別荘であるキャビンに向かうところから始まります。
キャビンに到着したクルーたちは、中に入ると、奇妙な発見をします。
中には、古い日記帳やボードゲームなどがあり、その中に書かれた儀式を行うことで、何かを呼び出すことができると書かれていました。
儀式を行ったことで、森の中にいる何かが主人公たちを襲い始めます。
最初は、見えない何かが彼らに付き纏っているだけでしたが、やがて想像を超える怪物が現れます。
2000年代版スクリームに近い映画です。
「ホラーだからこういう展開だと思うでしょ?うーん残念でしたー」という予想外の展開やトリックエンディング。
さらに怪物たちの造形も色々な作品へのリスペクトがあり、非常に素晴らしいです。
©Lions Gate Entertainment Corporation, クロックワークス
以下6~10位は順不同。同じくらいおすすめです。
28日後…
物語は、ウイルスが蔓延したイギリスで、ウイルスからの遮断区域を守るために封鎖されたロンドンの街で始まります。
ジムという男性が目を覚ますと、街中に人影が見当たらず、静かな街並みが広がっていました。
彼は、病院に向かう途中、街中で孤独な生存者のサバイバルを見つけます。
ジムは、フランクという人物と出会い、彼からウイルスが伝染していることを知ります。
フランクは、ウイルスの感染者から逃れるために、地下の軍事基地に避難している人々がいることを教えます。
二人は、その基地を目指して行動を開始します。
この導入はウォーキングデッド1話目と同じです。
そして本当に怖いのはゾンビではなく人間だ、という作品の先駆けとなったものです。
(一応似たような作風は前にもあったでしょうが)
行く先々でそれぞれの事情を持った生存者たちに会うわけですが、お互いを信用できません。
この手の話が好きな人は実際に作品を見てみてください。
©Searchlight Pictures, Inc. , 20th Century Studios, Inc.
ミッドサマー
物語は、家族を失い、自殺願望を抱えるダニーが、彼女の恋人クリスとその友人たちとスウェーデンに旅行することから始まります。
クリスたちは、友人ペレの故郷である、小さな村に滞在することになります。
一行は、村で行われる伝統行事である「ミッドサマー」を目撃。
ミッドサマーは、夏至の祭りで、神秘的な儀式でした。初めは、美しい自然やミッドサマーの祭りに魅了される一行でしたが、次第に奇妙なことが起こり始めます。
とにかく奇妙な話で、でも先が気になる、という作品です。
監督はヘレディタリーと同じアリアスター。
本作は文化に優劣があるのか、という文化相対主義の主張もある一方、監督曰くこれはダニーの解放の話。
面白いのは絶妙に笑っていいのか、怖がるべきなのか良くわからんシーンがたくさんあるということ。
よくホラーとコメディは紙一重って言いますが、ミッドサマーは究極の紙一重映画です。
©A24, ノルディスク・フィルム, ファントム・フィルム
ミスト
主人公のデイヴィッドは、ある日スーパーへ買い物に行くと、町が突然の霧に覆われてしまいました。
そこで、霧の中から恐ろしい怪物たちが現れるのを目撃します。
デイヴィッドとその息子ビリー、そのほか大勢の客たちはスーパーで籠城しますが、夜になると光に引き寄せられた怪物たちが店内に侵入してくるのでした。
この作品は最も後味が悪い作品の一つと言われています。
個人的にはビョーク主演のダンサーインザダーク並みに嫌な気分になりました。(いやあれほどではないかも)
絶望の状況で究極の選択を迫られる主人公たちですが、どんなラストかは実際に視聴してみてください。
ちなみに映画の結末は原作スティーブンキングの作品と異なっています。
©MGM/ワインスタイン・カンパニー, ブロードメディア・スタジオ
遊星からの物体X
物語は南極の研究基地で起こる恐ろしい事件を描きます。
調査隊は、氷漬けにされた異星生物の化石を発見しますが、その後、調査隊員たちは、何者かによって襲われ、死体が発見されます。
物資が枯渇しつつある中、外部との連絡を絶たれ、お互いを疑い合いながら、不気味な現象が起こる中でサバイバルを試みます。
そして調査隊員の中に、人間の形をした異星生物が潜んでいることが判明。人間を寄生させ、完璧に模倣することができるため、誰が敵で誰が味方か分からなくなります。
今見てもクリーチャーの造形が独特のキモさがあってすごいです。
互いが寄生されていないか疑心暗鬼になるストーリーはよくありますが、本作ほどリアルな描写はなかなか無いでしょう。
監督はジョンカーペンター。B級映画界の巨匠です。
©Universal Pictures
フロッグ
グレッグ・ハーパー刑事は10歳の男児が誘拐された事件の捜査を指揮することになりました。
ある日、一家で奇妙な現象が起こり始め、誰かに監視されているような気配を感じます。
捜査が思うように進まない中、グレッグは妻のジャッキーの不倫問題も抱えていました。しかも息子のコナーはその件で激高しています。
その後、ジャッキーの不倫相手トッドが死亡する事件が起こります。
ジャッキーは、彼を殺したのは息子のコナーではないかと疑い始めます。
しかし事件の真相が次第に明らかになる中、一家とグレッグの秘密が交差し、衝撃的な結末に向かっていきます。
ホラーなだけでなく、非常にギミックが凝っている作品です。
何も前知識なく見た方が良いので特に語りませんが、よくある終盤までひたすら退屈な謎かけをされてラスト5分でどんでん返しみたいな安い話ではありません。
とにかく見てください。
©サバン・フィルムズ, クロックワークス
アマプラ期間外ならU-NEXTで視聴
アマゾンプライムは日々映画を入れ替えているので、見れないのは大体U-NEXTで視聴可能です。
とにかく映画の数が半端じゃなくて、ストックが尽きることはありません。
僕も実際に加入した上でアマプラ以上に映画を視聴しています。
永遠に加入する必要はないので、暇なときに加入して見まくるのが良いと思います。
Netflixと違って、加入前でも映画名検索できるので、試してみると良いでしょう。