iPhone15Proは概ね好評ですが、15無印は評判が悪い面も良い面もあります。無印で十分な人と買わない方が良い人の区分けについて解説します。
iPhone15の評判悪い話。実は無印は前モデルとほぼ変わってない
まず、無印は非常に微妙な立ち位置です。性能があまり変化しなかったため、型落ちの13や14でもいいじゃん感あります。
15Proとの違い(または14無印から変わってない点)
- ファイル転送速度が遅い(Lightningと同じ)
- デザインが変わってない
- マクロや望遠撮影は不可
- リフレッシュレート60Hzのまま
その他無印にはアクションボタンは未搭載。常時点灯ディスプレイも無。
逆にどうでもいいダイナミックアイランドだけきっちりつけられました。
下位モデルに望遠つけたりはさすがにムリでしょうけど、せめてリフレッシュレートくらいは上げてほしかったところ。
一方、今回の目玉であるtype-cになったことや、メインカメラがProと同等の48MPに変更されました。
ただし、type-cになっても中身はUSB2なので、有線でつないだ時のファイル転送速度はlightningと同じです。
USB2の件は開発の事情もあったでしょうが、X(Twitter)でもトレンドになるほど評判悪いものでした。
さらに発熱の問題や、耐久性の問題でも指摘されているところがあります。
買うなら値下げの型落ち、整備済み品である14、13がいい
ということはtype-cとカメラの48MPを捨てられるなら、ほぼ13や14と同じということです。
48MPは基本的に10MP以上の画素で撮れば違いが分かりづらいです。なので、ズームを使わない人はあまり意味ありません。
type-cに関しては結構重要な項目ですが、2、3万円の価値があるかと言われれば、ちょっときついかもしれません。
iPhone14の値下げ幅(15発売時)
値下げ前 | 値下げ後 | |
---|---|---|
128GB | 11万9800円 | 11万2800円 |
256GB | 13万4800円 | 12万7800円 |
512GB | 16万4800円 | 15万7800円 |
iPhone13の値下げ幅(15発売時)
値下げ前 | 値下げ後 | |
---|---|---|
128GB | 10万7800円 | 9万5800円 |
256GB | 12万2800円 | 11万800円 |
512GB | 15万2800円 | 14万800円 |
発売日に無印は余裕で買えた。ProやPro Maxは待ちだった
実は発売前の予約状況では、iPhone 15 ProやMAXの購入は困難でした。
このへん意味不明なんですけど、予約前のさらに前に予約注文の準備というものがあり(もはや普通に予約させてくれや)、さらにその後予約しようとすると、なぜか配送が2週間後になっていたりしました。
事前予約が9/15。発売日は9/22。普通予約したら発売日に届くものですが、なんと10/9~10/26まで届かないという事態に。実際僕も争奪戦らしきものに負けたらしく、予約時間の21時00分組でアクセス制限を勝ち抜いた人じゃないと当日配送には無理でした。
コレ、予約の意味全くなくね?
と、ユーザーからは苦言を呈する話がチラホラ。
かくいう僕も、配送が遅すぎるのでapple storeまで取りに行くはめになりました。それでも発売日から1日遅れた9/23受け取りでしたけどね。もっと遅い人だとストア受け取りすらできませんでした。
Maxも同じような状況でした。
まあ、文句は置いといて、実はその間無印は普通に買えて普通に発売日配送でした。
需要が予測や在庫の範疇以下だった無印は、そこまで人気なかったともとれます。
それも当たり前で、Proはデザインから色々変わったのに、無印は前モデルからほとんど変わっていません。
無印の方がたくさん出荷されてるだろうし、一般層の多くは無印が占めるでしょうけどね。あくまで体感の話。
iPhone無印で十分な人・買わないほうがいい人
- 無印でOK → type-cが欲しい。古いのは買いたくない
- 買わない方がいい人 → 動画撮影する。目新しいものが欲しい
- 型落ち無印でOK → コスパを目指したい
わざわざ古いモデル買いたくないって人は無印で十分な人です。
一方、動画撮影する人はUSB2なので、4K動画とか転送するにはきついです。有線でもイマイチだし、ましてAirdropはって感じ。
それとデザインも無印は変更点がないため、目新しさが欲しい人もProを買うべきでしょう。
コスパでiPhone欲しいって人は型落ち品が安くなったので13、14あたりを買いましょう。もっといえば、PixelなどAndroidも視野に入れるべきです。