最もステータスにならないクレカ楽天カード。実は非常に万能だったりします。年会費無料だし、使わないと利用停止とかないから、気軽な気持ちで作っておくべきです。
この記事の結論
- amazon、交通費以外ほぼ1枚完遂。とりあえず持っておくべき
- 使わないで放置でも利用停止とかはほぼない
- メインカード→楽天カード、amazon→amazonカードでほぼカバー可
- プレミアムカードはほぼいらない
楽天カードやめたほうがいい・おすすめしない系話は放置しよう
クレカ評判は無視。メリットデメリットをちゃんと判断しよう
クレカおすすめで検索するとステマくさい評判の切抜とかありますが、気にしなくていいです。
メリットデメリットにのみ焦点を当て、良し悪しを判断しましょう。
(JCB Wカードが謎の猛プッシュされてたりとか、大人の事情が散乱してます…)
楽天カードの得するからくり
- 楽天カード使って楽天市場で買い物する方が一部amazonより安い
- 投資信託(Nisa等)やふるさと納税等1枚でポイントが溜まる万能さ
- ポイントが使いやすく手間も無し
楽天カード使って楽天市場で買い物する方が一部amazonより安い
買い物と言えばamazonですが、一部の商品は楽天市場の方が安く、ついでに楽天カードを使ってるよりお得になります。
一般的に物はamazon>楽天>公式メーカーの順で安いです。
楽天はポイントをつけることでamazonとどっこいか、ちょい高いくらいになります。
なので、新品中古の概念がない物や、どこで買っても同価格の物はポイント分楽天の方がお得だったりします。
代表格で言えばApple製品などです。他にも例を挙げると…
商品例
医療品、美容用品、生活用品(服や靴、布団など)、カメラ機材、PCソフト等、新型のスマホ・タブレット、Apple製品
他にもあるし、物でも違うでしょうが大体このへんです。
一応高額商品はamazonと楽天両方の値段を見る癖をつけましょう。
結果、値段が同じなら楽天で買うべきです。
・amazonでアマゾンプライムカード分
→還元率2%
・楽天市場で楽天カード分
→還元率3%+SPU分
(3%の内訳 楽天カード通常分1%・楽天市場ご利用分1%・楽天カード特典分1%)
楽天は+αでSPU分がもらえます。
(SPU = 楽天会員だったり楽天モバイルだったりの条件クリアでポイントアップするやつ)
僕の場合は通常5~7%くらいつくので、じゃあ楽天カード持ってるし楽天市場がお得じゃんってなるわけです。
投資信託(Nisa等)やふるさと納税等1枚でポイントが溜まる万能さ
楽天カードって結構万能です。
Nisaのクレカ積み立てやふるさと納税等、旅行などカード1枚で一括してポイントが溜まります。
これは楽天自体が楽天証券や楽天市場のふるさと納税、楽天トラベルを展開しているためです。
いわゆる楽天経済圏というやつです。
バラバラのカード・ポイントの場合…
SBI証券 → 三井住友カード(0.5%還元)
→ Vポイント
さとふる→ エムアイカード(2%還元)
→ paypayポイント
じゃらん→ リクルートカード(1.2%還元)
→ じゃらんポイント
(どのカード使ってもいいんですが、専用カードじゃないとポイント無だったりポイント増が得られないです)
楽天カード・ポイントで一括する場合...
楽天証券 → 0.5%還元
楽天市場 → 3%還元
楽天トラベル→ 2%還元
→ 全部楽天カードと楽天ポイント
ポイントもカードも集約出来て便利です。
ちなみにau経済圏とどちらを使うか問題ですが、結論どっちでもいいです。
ただ、auPayカードは使用しないと年会費がかかります。
クレカの解約ってあまりしたくないですし、僕はいつでも逃げられて放置OKと言う理由で、年会費0円の楽天を使ってます。まあカードが年会費有になったら話は別ですが。
ポイントが使いやすく手間も無し
楽天ポイントは便利で、コンビニとかほとんどどこでも使えます。
ポイント申請の必要はなく、勝手に楽天アカウントに溜まっていきます。
使う場合はR Payか、楽天Point Clubというアプリをインストールしてバーコード決済するだけです。
デメリット
- 楽天市場の還元対象が税込→税抜に変更
- 問い合わせにフリーダイヤルがない
- ショッピング保険、国内旅行保険はついていない(プレミアム除く)
- メルマガがうざい(配信停止可)
- マスターカード版はamazonでは還元率がゴミ
楽天関連サービスの還元対象が税込→税抜に変更
改悪で2022年4月1日以降、楽天○○系で買い物をすると、税抜基準で還元になりました。
厳密にポイント数を求める場合は”税込価格を1.1で割る”と出てきます。
例えば税込100円は90.9円に対して還元率1%です。
ややこしいので、本記事の計算系の話ではとりあえず考慮していません。
問い合わせにフリーダイヤルがない
せこい話ですが、楽天カードの問い合わせ先にはフリーダイヤルがありません。
カードの問い合わせって結構待たされるので、地味に痛いです。
ショッピング保険、国内旅行保険はついていない(プレミアムを除く)
ショッピング保険、国内旅行保険はついていません。
ただ、海外旅行保険は”利用付帯”でつきます。
利用付帯とは支払い時に該当のカードを使うことです。
一方、自動付帯はカードを持っているだけでつくやつです。
楽天プレミアムカードになると、海外旅行保険も自動付帯となり、他の2つもついてきます。
メルマガがうざい(ただし配信停止可能)
メルマガがうざいです。楽天カードというか、楽天のあらゆるサービスにおいてです。
ただし、来たメールの末尾に"配信停止"のリンクがついているので、そこから停止できます。
いわば初回の手間の話です。
まあどこのクレカもあるでしょうけど。
マスターカード版はamazon還元率改悪=VISAかJCBのみ
2023年1月の改悪で、マスターカード版はamazonでの使用還元率が0.2%になりました。
でもあんまり関係ないです。
amazon利用はアマゾンマスターカードをおすすめするので、これで問題解決です。
どうしても楽天カード1枚で済ませたい場合は、JCBかVISA縛りです。
避ければ済む話なので、デメリットとも言い難いかもしれません。
楽天カードは使わないとどうなる?→利用停止とかないし1枚持つべき
作ったはいいけど、やっぱり使わないかもしれないし、と考えている方。
別にそれでも問題ありません。
作って放置したからと言って、利用停止になる例はほぼありません。
一応調べてみた結果。利用停止例は利用料金の延滞や、カードの不正使用、利用規約の違反などです。
むしろ危ないのは楽天アカウントの方です。こちらは長期利用がないと、不正利用防止のため停止する措置があるそうです。公式でも言及しています。
楽天カードに関しては証券・旅行・銀行・ふるさと納税等々、非常に万能なのでとりあえず1枚作っとけと言う感じです。
楽天プレミアムカードの損益分岐点。度々改悪するしノーマルでよさげ
楽天プレミアムカードの損益分岐点
楽天カードはノーマル、ゴールドカード、プレミアムカードがあります。
年会費がかかる代わりに還元率がアップするやつです。
年間どのくらい使えば得をするか、これを損益分岐点と言います。
比べる前に注意点ですが、ノーマルカードもプレミアムカードも通常還元率は変わらず1%です。変わるのは楽天市場での還元率のみ。楽天市場使わない or 年間使用が高額じゃない人は読み飛ばしてノーマルを選んでOKです。
楽天プレミアムカードと楽天カードの差額
年間利用 (税抜) | 楽天カード (還元率3%) 年会費永年無料 | 楽天プレミアムカード (還元率5%) 年会費-11,000円 | 差額 |
---|---|---|---|
10万円 | 3,000p | 5,000p 実質-6,000p (年会費-11,000円分) | -9,000円 |
30万円 | 9,000p | 15,000p 実質+4000p (年会費-11,000円分) | -5,000円 |
55万円 | 16,500p | 27,500p 実質+16500p (年会費-11,000円分) | 0 |
60万円 | 18,000p | 30,000p 実質+19000p (年会費-11,000円分) | 1,000円 |
楽天ゴールドカードは考慮不要です。
2021年4月に改悪され、楽天市場での買い物でポイント5%→3%に。
ノーマルと同還元率で年会費分を損します。
ラウンジ利用とか不要な特典しか残ってません。
何も考慮しないと、55万円でノーマルカードと同等です。
楽天プレミアムはコース選択があり、「楽天市場コース」「トラベルコース」、「エンタメコース」から選びます。
「楽天市場コース」で火・木のみ利用だと、37万円が損益分岐点になります。
プレミアムカードはほぼいらない
プレミアムカードは作った方がいいのか問題ですが、個人的にはいらないです。
理由は2つ。
- 楽天市場のみで55万も超えない。amazonあるし
- 楽天は度々改悪してるので、いつでも逃げれるように
楽天市場のみで55万も超えない。amazonあるし
amazonと楽天比較して同額か楽天が安いなら楽天市場を使うわけですが、そんなに機会がありません。
僕の使用感だと通販の1~2割くらいです。
楽天市場単体で55万ないし、37万円超える人はそうそういないので、不要だと思ってます。
楽天は度々改悪してるので、いつでも逃げれるように
損益分岐点超えているとしても、かなりの額超えてないとプレミアムに無理してする必要ありません。
55万円or37万円は±0にできる数値であって、得だと感じるにはもっと買い物が必要です。
楽天はゴールドカードもそうですが、度々改悪を繰り返しているので、年会費という荷物を背負うのは気が引けます。
メインカード→楽天、amazon→amazonカードでほぼカバーできる
通販においてはアマゾンマスターカード(アマゾンプライムマスターカード)と楽天カードでほぼカバーできます。
その他交通費はviewカードじゃないとポイントが付かないので、年会費無料のviewビックカメラカードあたりです。
この3枚があれば高還元かつ可能な限りポイント交換の手間を減らせます。
ちまちまポイント交換したり、クレカ大量に作ってポイ活するのは時間の無駄なので、あまりおすすめしません。
とりあえず楽天カードは何もステータスないけど、作っておけという話でした。