macは価格が高いだけ、もしくは意識が高い系なだけでコスパが悪いのか。結論コスパ派良くありません。ただそれはCPU単体の性能とかであって、mac自体には様々な付加価値があるので、その辺も加味しましょう。
この記事の結論
- macはCPU単体で言えばコスパは悪い
- メモリやSSD増設は正直高すぎる
- プログラミングは別にwinodowsでもいい
箇条書きだけ見るとmacに対して否定的なことばかり並びますが、結論好きな方使いましょう。コスパが悪いからmacはやめようとか毛頭言う気はありません。
macは高いだけでコスパ悪いのか
CPUの観点から言えば、M1やM2と同じレベルのものはwindowsでもっと安く買えます。
例えばこれはM2とIntel CPUやAMDのCPUを比較したベンチマーク指標です。
シングルスレッドやマルチスレッドは、windowsで言えば1260PというCPUに近いと言われています。これはIntelの中でも中位くらいのCPUで、ゲームに重要とされるシングルスレッドはむしろ1260Pの方がやや高いくらいです。
2023年11月23日現在ですと、1260Pを積んでいるPCは10万~17万くらいで買えます。メモリ8GBクラスなら10万ちょい。いずれもインチが15.6インチとデカい機種です。
一方でmacがM2クラスを買おうとすると、13インチで164,800円以上。メモリ16GBにすると、ほぼ20万円近くなります。
もちろんmacはトラックパッドが優秀だったり、GPU機能も悪くないし、Apple製品と連携がスムーズだったりと様々な恩恵があるのでCPU性能だけでは決められません。
ただし、数字を重視する人だったら、やはりコスパ悪いと言われてしまうのがmacというわけです。
macはメモリやSSDの増設が高すぎる
macにはまだ問題があって、メモリやSSDの増設が高すぎるという話です。
windowsの場合、サポートはなくなるでしょうけど、自分で開けてメモリを増設するのは簡単です。
一方でmacの場合はメモリやSSDがはんだづけされていて、簡単にはとれません。
色々理由があって、薄型化のために基板に直付けした方がいいかららしいです。あと、appleは自分たちのルール外でいじられるのを嫌います。それはiPhoneとかもそうですよね?androidとは違い、ストアが認めてないアプリは脱獄以外で入れられないし、ホームだって全然いじれません。
でも本当にそれだけが理由でしょうか?
どう考えても8GBメモリや256GB SSDの増設で28,000万円は高すぎです。
コスパうんぬんいう人の多くはmacの本体のことより、このオプションを忌み嫌っているのではないでしょうか。
プログラミングはwindowsでいいのか
でもプログラミングするのはmacがいいって聞いたけど…って人。別にmacでもwindowsでもいいです。
彼らが言ってるのはスタート系のベンチャーや自社開発企業にはmac使うところが多いって話で、一般的な開発企業はwindowsが多いです。
単純な案件数で言えば世の中はjavaが支配しているので、ほとんどwindowsとも言えるでしょう。(mac×javaもなくはないですが)
ぶっちゃけiOS開発者になるんじゃなければ、というかプログラミング開発初心者なら自分が使い慣れたOSで勉強するのが一番です。じゃないとmacの使い方だけで苦闘する羽目になります。
ただしプログラミングの勉強で絶対通るであろうLinuxなんですが、macとコマンドは似通っています。なのでmac使ってた方がコマンドを覚えるのが楽です。
あとiOSアプリ開発用の言語であるswiftが使えるというメリットもあります。
これらメリットを生かせないのなら、自分が慣れ親しんだ方でプログラミング学習をしましょう。
無理してmac使う必要はないけど、使いたい気持ちがあるならmacを選ぼう
mac買う人の多くはプロモーションのカッコよさに惹かれて欲しくなる人多いと思います。その場合、大抵失敗するでしょう。やっぱwindowsでいいじゃんってなっちゃうんですよね。
失敗自体は全然悪いことでもなく、OS選びは自分で使わないと納得できないので、良い勉強になると思います。
実際僕も「うおーmacかっけーほしー!」ってなって勢いで買って、合わなかった過去があります。
でも全然後悔はなく、なぜmacはあの時合わなかったのか、を身をもって理解することができました。以降OSで悩むことはなくなりましたし、人の宣伝に左右されることもなくなりました。売却値もmacbookは高かったのですしね。
なので、無理してmac買う必要はない一方、使いたい気持ちがあるならどんどん使いましょう。