アマプラでおすすめホラー映画紹介(アマプラ入会者なら無料有)のご紹介をしていきます。本当に怖い邦画や洋画を解説していきますが、ホラージャンルだけでなく、別ジャンルだけどホラーだろコレってのも取り上げています。
アマプラでおすすめホラー映画(無料有)。本当に怖い&胸糞悪い邦画や洋画達
マーターズ(2008)
リュシーは子供の頃に廃墟となった食肉処理場で何者かによる長期間の監禁・拷問を受けていました。
なんとか自力で脱出したもの、以後心の傷に苦しむことになります。
リュシーは15年後にとある家族を銃殺するのですが、それはかつてリュシーを監禁に関与していた者達でした。
彼女から電話を受け取った知人のアンナは、リュシーの様子がおかしいことに気が付きます。その後、彼女は訳も分からず自害してしまうのでした。
その後偶然地下室で別の女性が監禁されていたため救出しようとするアンナでしたが、謎の老婆とその仲間達によって監禁されてしまうのでした。
風邪気味の時見て、吐きそうになりました。
僕はアメリカ産スプラッター物とか見てても全然問題なく、グロ耐性普通だと思いますが、劇中可能な限りの拷問が行われてとにかく気持ち悪くなります。
そして胸糞映画と言われる「ファニーゲーム」とか目じゃないくらい胸糞です。
本作はフランス映画で、ハリウッド的な抑制がないため、イケるとこまでいった感じ。
一番の謎は、なぜ老婆達は女性を監禁しては拷問するのか?ということ。監禁された女性には性的暴行をされた気配はなく、本当に痛み以外の目的以外で拷問をされていません。
これ実は結構深いような訳分らんような目的で動いており、話自体は興味深いものがあります。
僕は2度目は見たくありません。逆にグロが好きな人は本当に好きなんだと思います。
ちなみにハリウッドリメイクされていますが、あっちは全くグロ要素なく見事なゴミ映画になりました。
©Wild Bunch
Smile スマイル
セラピストのローズは大学院生のローラを診察します。
ローラは、数日前に美術史の教授が自殺で亡くなるのを目撃したと説明し、その直後ローラは床によろめき叫び始めたのです。
ローズが助けを求めた後、ローラは立ち上がり、なぜか不気味な笑みを浮かべていました。
そして割れた陶器の破片で喉を切り自殺してしまったのです。
その後数日間、ローズは恐ろしい幻覚に悩まされていくのです。
このパッケージの女性は主人公じゃありません。
でもとてつもないインパクトを残して物語は始まっていきます。
美人なのに絶妙に薄気味の悪いこの笑顔があったからこそ、劇中に出てくる笑顔に一層恐怖を感じます。
きっとキャスティングした人は「うわめっちゃ良い女優見つけた」って気持ちだったに違いありません。
ちなみにソシーベーコンというケビンベーコンの娘が主役として出演しています。
©Paramount Pictures Corporation
赤い影
ジョンとローラ夫婦は、ある日娘のクリスティンを事故で亡くしてしまいます。
心に大きな傷を負った二人でしたが、その後建築家のジョンは新たな仕事を引き受けてヴェネツィアに滞在することになります。
一方、ローラは未だに娘の死を乗り越えられずにいました。
ヴェネツィアでの滞在中、ジョンは2人の姉妹、ヘザーとウェンディに出会います。
超能力者であるヘザーは、亡き娘のクリスティンの霊が「ベニスを去らなければ危険が降りかかる」とメッセージを告げていると言ったのでした。
オチを知った時「ぎゃーなんじゃそのオチ!」と驚愕しました。
今だったら怒られるかもしれませんが、70年代ホラーということで、伝説的になったのでしょう。
本作は日本では無名ですが、本国イギリスでカルト映画として知られています。
主演は「24」のジャックバウアーで有名なキーファーの父、ドナルドサザーランド。
舞台は水の都ヴェネチア。さらに赤が強調された絵面。
美しく怖い映画であるとともに、実は男女の隔たりを描いた考察映画だったりもします。
©British Lion Films, Paramount Pictures Corporation
キャリー(1976)
主人公キャリーは、非常にシャイで内向的な高校生。
彼女は学校でのいじめや母親からの過度な干渉など、過酷な環境に苦しんでいました。
体育教師のコリンズがいじめの収集をつけるため、キャリーをいじめたクラスメイトたちを体育館に呼び出し、「毎日居残りで体育授業、それが嫌ならプロムパーティーの参加禁止」との課題を突きつけます。
その後、キャリーをいじめた罪滅ぼしとして、スーは恋人であるトミーに、キャリーをプロムパーティーに呼び出すように頼みます。
一方、キャリーのせいで自分がパーティーに出られないと逆恨みするクリスは、恋人のビリーと共に恐ろしい計画を実行します。彼らは養豚場で豚から血を抜き取って、あるいたずらを考えたのです。
「こっわなにこれ」というのが、率直な感想です。
当時無名だった主演のシシースペイセクが絶妙に不幸な顔つきをしていて、マジで人を呪い殺しそうです。
本作は陰鬱としていて、物語の大部分は結構退屈なのですが、ラストシーンでバーンと来ます。
なんか70年代のホラーって映像が古めかしいものあり、不思議な怖さがありますよね。
もし、主演がシシースペイセクじゃなかったら、多分そんなに怖くなかったし、有名にならなかった映画だと思います。それほど役者の演技が際立っています。
ちなみにクロエグレースモレッツが出ているリメイク版もありますが、あっちは駄作。超能力もXメン?的な印象しかありませんでした。大体あんな美人な子がキャリーって合わんだろって感じです。
©United Artists Digital Studios
レクイエム・フォー・ドリーム
4人の男女が薬によって人生が崩壊していく物語です。
ハリーとマリオンは、恋人同士であり、ヘロインの使用と売買によって生計を立てています。
彼らはアメリカンドリームをを夢見ており、現実と大きくかけ離れた彼らの夢は、それぞれの人生を破滅へと導くことに。
また、ハリーの母サラは、憧れの司会者がいるテレビ番組へ出演したいと願い、少しでも見た目を良くしようと薬物に取りつかれます。
物語は各登場人物の選択と欲望がどのように破滅へと導いていくかを描き、薬物依存や夢と現実のぶつかり合い、家族の絆の崩壊などを強烈なラストが待っています。
厳密にはサスペンスですけど、これホラーですよ。ドラッグ中毒者の視覚的映像が非常にリアルに再現されています。(見たことないから知らんですけど、そうらしいです。というかかなり説得力があるレベルで映像がキマッてます)
登場人物4人はみな、薬によって人生を破壊されてとんでもなくひどい目に遭います。
かつてアイドル女優だったジェニファーコネリーも相当体張った演技してますし、中でもエレンバースティン演じるサラはとんでもなく悲惨な目に遭います。
劇中で彼女は薬に手を出すような人間ではなく、比較的良心的な存在なのですが、根は善人でも心に劣等感や弱みがあると薬に蝕まれてしまう、という警告的な役割でした。
「薬なんて手を出すわけないじゃん」と思っていても、いつしか自分が薬物中毒者側に回っているというのは、この上なく恐ろしい状況でしょう。
視聴後はがっつりと胸焼けする映画です。
©Artisan Entertainment
震える舌
ある日、マンションの近くで泥んこ遊びをしていた女の子・昌子が、落ちていた小さな釘で手にケガをしました。
数日後に歩き方がおかしいことに気づいた父の昭と母の邦江が聞いてみると、昌子は「歩けるけど、歩きたくないの」と言い、話し方もどこか違います。
両親が病院に連れていくものの、全く取り合ってもらえません。
やがて昌子は痙攣を引き起こして、自身の舌を噛み切り始めたのでした。
検査の結果、昌子は破傷風であることが判明。隔離された病室に入院することになったのでした。
医療物とか難病物に見えるあらすじですが、明確にオカルトホラーです。
エクソシストの子役リンダブレアがアメリカのホラー界天才子役だとしたら、こっちは日本版。
とにかく女の子の泣き声が恐ろしく、両親が精神的に疲弊していく姿が見ていてつらくなります。
©松竹株式会社
ライフ
国際宇宙ステーション(ISS)のクルーが火星から地球に持ち帰った土壌サンプルから、初めて火星で発見された生物を発見したことから始まります。
この生物は「カルヴィン」と名付けられ、地球上では前例のない速さで成長し進化することが発覚。
最初は興奮と喜びがクルーを包みますが、やがてカルヴィンが知覚能力を持ち、侵略的で危険な存在となっていくのです。
いわゆるエイリアンとかプレデター物なのですが、こういう話めっちゃ好物です。
面白いのが、カルヴィンはただの化け物ではなく、生存本能を持つ普通の生き物だということです。
人間からしたら脅威の生態系であろうと、相手からすれば同じこと。生き残るために必死の抵抗をしてきます。
登場人物がアホな行動して物語を進めるとかではなく、普通にみな優秀な乗組員。しかし不測の事態のためちょっとした判断ミスをつかさず突いてくる知能系エイリアンという図です。
ちなみに日本人の真田広之さんがジェイクギレンホールやライアンレイノルズといった大物と出演しています。
© Columbia Pictures Industries, Inc.
ソイレント・グリーン
近未来のニューヨークでは、人口過剰、資源の枯渇、環境の汚染などにより、地球は深刻な危機に瀕しています。
政府は人々に対し、食糧供給を維持するために新しい食品製品「ソイレント・グリーン」を提供していますが、その正体は謎に包まれていました。
主人公の刑事ソーンは、富裕層が住む高層アパートメントで殺人事件を解決することに。同居人の老人ソルの協力を得て調査を進めます。
ソルは「ソイレント・グリーン」の正体について重要な情報を持っていました。
ジャンルはSFサスペンスですが、ある意味ホラーなのでチョイスしました。
「ソイレントグリーンは○○だ!」というので有名な映画です。
オチを知っている人も知らない人も、設定がかなり凝っているSF映画で、非常に見ごたえがあります。
©MGM
REC レック
消防士を密着取材するために、通報があった建物に同行していったテレビクルーは、未知の感染症で狂暴化した人々を発見。
感染拡大を防ぐために建物は封鎖され、彼らは感染者ごと隔離されてしまうのでした。
「ブレアウィッチプロジェクト」的な主観物なんですが、非常にスピード感あって面白いし怖いです。
本作はスペイン映画で、なんとなく早口で喋る印象があるスペイン語と緊迫感のある素早い展開がマッチしています。
この映画は当たり、以後シリーズ化していきます。でもやっぱり初代が一番面白いと思います。
©フィルマックス
クライモリ (間違ったターン - Wrong Turn)
森の中で迷ってしまった医学生のクリスとその一行。
一行が電話を借りようと中に入ると、食事をした跡など生活の気配はあるものの、中は荒れ放題でした。
しかも、冷蔵庫には人の臓器と思しきビンがたくさん保存されていたのです。
4人は即刻家を出て行くつもりだったのですが、住民らしき人物が車に乗って帰ってくるのでした。
やべーやつらの領域に入ってしまう「死霊のいけにえ」系映画です。
別にストーリーはあってないようなものなのですが、ガチでやばいやつら。
見つかるか見つからないかの瀬戸際にドキドキします。
もちろん相手は胸糞なやつらです。
(この作品は「間違ったターン」というタイトルのときもあります)
©20th Century Studios, Inc.
アマプラ期間外ならU-NEXTで視聴
アマゾンプライムは日々映画を入れ替えているので、見れないのは大体U-NEXTで視聴可能です。
とにかく映画の数が半端じゃなくて、ストックが尽きることはありません。
僕も実際に加入した上でアマプラ以上に映画を視聴しています。
永遠に加入する必要はないので、暇なときに加入して見まくるのが良いと思います。
Netflixと違って、加入前でも映画名検索できるので、試してみると良いでしょう。