高いパソコンは無駄で後悔するものでしょうか。確かにゲーミングPCやらmacやら買ったけど使ってないって話はよく聞きます。結論、目的が明確なら無駄じゃありません。
この記事の結論
- ハイエンド機は一部の目的達成や時間への投資に買う
- 買う前に何に使うかはっきりしない人のためにコスパ機はある
- 欲しくて毎日悩むくらいなら、さっさと買え
高いパソコンは無駄で後悔の元か。パソコンに20万は高いと思う人へ

まず、高いパソコンって無駄じゃないかという話。別に無駄じゃありません。高額なパソコンは安いパソコンにはできないことがあるからです。
値段の大小において大きな違いはグラフィックボードにあります。これが最も高額なパーツだからです。
じゃあ20万円のPCでできて、コスパ型7~8万円のPCでできないことは何か。
- 4Kゲーム・最新ゲーム
- 一部プログラミング(データ分析やAI学習)
- 動画編集
- 3Dモデリング
- イラスト制作や画像編集
- (処理速度の向上による時間の節約)
まず、最新ゲームはたいてい高負荷です。今最も高負荷なゲームと言えばstarfield。もし4Kでまともに遊ぶならRTX4080クラスは必要で、グラボだけで15万以上はします。
ほかにもGPUを使う一部のプログラミングや、クリエイティブ作業に必要です。
全目線効果があるのは、処理速度がアップするので、時間の節約になるということでしょう。
もちろんこれらはコスパ型のPCにもできなくもないですが、動作がかなり遅かったりと、正直使えてるとは言いづらい場合があります。
別に全部やる必要はなく、一部でも使うなら買う価値あります。実際僕も20万ちょいちょいのPC使ってますが、使うのは動画編集と画像編集、あとは4Kゲームの3つです。
目的を明確にしてから買おう。ないならコスパ機でいい

目的が動画編集したいとかはっきりしてるなら問題ありません。
ゲームしたい人も必要スペックはfps値とかみれば分かると思います。
あと、将来的には高額PCは売れるので価格差はモロには出ません。
逆に問題は目的がはっきりしてるなら、買うのはやめましょう。そういう人たちがゲーミングpc買ったけどなんも使ってない人になります。
考えてみてほしいんですが、普通の人は動画編集なんてしないし、イラスト制作なんてしません。「もしかしたらやる可能性がある」とかなら、実際に作業が発生してから買った方がいいです。多分やりません。
毎日悩むならさっさと買え。時間の無駄

毎日悩んで安くならないかなーとかってサイト巡回するくらいなら、さっさと買った方が時間の損失を防げます。
そのくらい悩むなら心の中では決まってると思うんですよね。
目的はっきりさせてから買えとはいいますが、多分そういう人って自分で試して成功するなり失敗するなりしないと、納得できないと思いますし。
最悪、失敗したら売ればいいんですよ。ハイエンド機はそれなりの価格で売れます。もちろん金銭的な損失にはなるでしょうが、ハイエンド機買ってはじめて自分がどこまでの性能が必要だったかわかるものです。
コスパ機だとあんなことやりたいなーって妄想するだけですが、ハイエンド機持ってると色々できる状態で、使ったり使わなかったりするわけですから、本来自分が求めている性能が良く分かります。
なので、悩むくらいならさっさと買いましょう。おすすめはBTOならStormがコスパ高いです。
デスクトップとノートでは予算の使い方が違う

デスクトップは単純性能の強さが物を言います。つまり多少電力消費が激しいとかパーツが重いとかは大きな決め手にはならず、この価格に対してこの性能って見方をします。
ある意味すごく単純な物の見方です。
デスクトップなら下記記事を参照してください。
一方、ノートは話が別です。
高額なノートは主にゲーミング(グラフィック)性能に振っているか、軽量ビジネス用途に振っているかのどちらかです。
いくら性能が高くてもクソ重たいノートなんて価値が薄いわけですね。そんなのデスクトップPCでいいわけですから。
で、おすすめは以下。
おすすめのノートパソコン選(ゲーミング・軽量・廉価版別)
ゲーミング用途
まず、ゲームやクリエイター要素を求めるなら15.6インチ型以上をおすすめします。
目安ですが、グラボ積んで2kg切ってたら軽い部類です。
ASUS Vivobook Pro 16 K6602VV (K6602VV-KVI9R4060)
価格 219,800円 (税込)(2023/06現在)
発売日:2023年4月21日
インチ : 16.0型(120Hz)
解像度:2,560×1,600ドット (120Hz)
CPU : インテル® Core™ i9-13900H
OS : Windows 11 Home
メモリ : 16GB/16GB(標準/最大)
ストレージ : SSD : 512GB
グラフィックス : NVIDIA® GeForce RTX™ 4060
バッテリー駆動時間約7.4時間
バッテリー充電時間約2.3時間
重さ 約1.9kg
外部ディスプレイ出力:HDMI×1
USBポート:Thunderbolt 4 (Type-C)、USB3.2 (Type-C/Gen2) 、USB3.2 (Type-A/Gen1)×2
カードリーダー:SDXCメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDメモリーカード
オーディオ:マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1
ASUSのVivobook Pro16は値段・軽さ・性能面からいって、かなりやばいモデルです。
CPUは上位モデル13900Hを積みつつ、グラボはRTX4060。さらに2kg切ってます。
モバイル版RTX4060はデスクトップ版なら3060Ti~3060、前世代ならモバイル版3080相当の性能があります。

またThunderboltがついていて、type-cでも給電できます。そして、解像度が2,560×1,600というおまけつき。
MSIやGigabyte、その他BTOメーカーでも20万円台だと、CPUが12世代だったり、もっと重かったりします。まして2560×1600なんてありません。
弱点といえば、バッテリーが駆動時間7.4時間とちょい短め。
あとは120Hzと、ゲーミング系にしては少しだけリフレッシュレートが低いことです。20万円台なら144Hz当たり前みたいなとこありますか
でもデメリットをはるかに上回るモンスターPCには変わりないです。
ちなみに上記はASUS公式のみのモデルですが、若干構成違いの機種はamazonや楽天でも買えます。
ビジネス用途

ビジネス用途なら、13~14インチくらいがおすすめです。
軽さも1kg切ってるPCも結構でてきました。
なかでもおすすめはdynabook VZ/HVです。これは僕も実際にいつでもどこでもブログ書けるように仕事用として持ち歩いて使ってます。
VZ/HV W6VZHV5CAL | 性能 |
---|---|
CPU | インテル Core i5-1240P |
メモリ | 16GB(16GB×1)/最大16GB |
ディスプレイ | タッチパネル付き 13.3型ワイドFHD (IGZO・非光沢) |
SSD | 512GB SSD |
Webカメラ | 前面:約92万画素 背面:約800万画素 |
指紋認証 | なし |
顔認証 | あり |
外形寸法 | 約303.9mm(幅) 約17.9mm(高さ) 約197.4mm(奥行) |
駆動時間 | 約24.0時間 |
重さ | 約979g |
1240Pと1260Pモデル両方あります。僕は1240Pで十分だったので、こちらを買いました。
コンバーチブルなので、電子書籍用としても使えます。もうkindle端末もタブレットもさようなら。そういう意味ではコスパ最良です。
同スペックと価格帯のPCは他にもあるんですが、コンバーチブル型はこれくらいです。
HPのElite Dragonflyも以前はできたんですが、G3になってから回転できなくなりました。なのでこれが唯一無二。


軽さ979g(公式)、僕が所持しているのは940gしかありません。もちろんPD対応。
ビジネス仕様なので、内臓GPUにして軽さや使い勝手に全振りしています。
欠点は顔認証あるけど指紋認証がないこと。なので別途USBに差す指紋認証リーダー使ってます。
常にカバンに入れて出歩くビジネス、もしくは大学生向けと言えるでしょう。
Dynabook公式は定価なので、amazonか楽天から買うと良いです。amazonではwebモデルが発売され、”VZ/H”という名前で販売されてます。こちらもVZ/HVと同じものです。
コスパ用途

【HP 245 G10】
- CPU: AMD Ryzen 5 7530U 2.00GHz~4.50GHz
- グラフィックス: AMD Radeonグラフィックス
- メモリ: 16GB (8GB×2)
- SSD: 512GB
- ディスプレイサイズ: 14型
- 画面解像度: 1920x1080
- タッチパネル: 非対応
- OS: Windows11 home
- Officeソフト: なし
具体的にコスパ目的で選ぶなら、メモリ16GB・1.5Kg以下、それでいて8万円付近のものがいいです。
HPの245 G10は7730Uと7530Uの二つのモデルがあります。1万円くらいの差額です。
7730Uはゲーミング用途であるIntelのHシリーズのちょっと下くらい、7530Uはその一つ下くらいの性能です。
普通に使う分には結構良いCPUだということです。
あと、指紋認証もついています。電源はPD給電ではないのでACアダプターを使うため、持ち運びはもうちょっと重くなると思ってください。ただ、見た限り片手サイズのアダプターなので、許容範囲かと。
コスパならこのPCがおすすめです。