ポップガードは破裂音防止などに使いますが、こもるしいらない説あります。スポンジ型とか金属のアミアミとか色々使ったけど、効果があるのでしょうか。
この記事の結論
- 個人感ポップガードはおまじない。こもる感じはないけど、理屈的にはない方が音質は良い
- ポップガードよりマイク自体を変えて破裂音は激減した
- 正しい使い方と発声が最強。でも素人に分からんしできんので機材力で解決
youtubeのナレーション目的が前提の話です
ポップガードはいらない上にこもる?
ポップガードは「ボフッ」という不快音を防ぐ目的で使われます。
特に「ば」行「ぱ」行あたりは「ボフッ」てなりやすいです。
で、試した結果、体感あんまり効果は感じません。
ポップガードつけるとこもるって話も聞きますが、あんまり変わりません。理屈的にはこもった声になってもおかしくないですけどね。
マイクはAT2035。動画上がポップガード無。下がポップガード有です。
どっちもボフッってなっています。
マイクとの距離とれって話もあるでしょうが、僕は声張ってしゃべりたくないし、アンプのゲイン上げて雑音も拾いたくないしってことで、こんな感じになっていました。
マイク自体は結構良い物だと思うんですけどね。きちんと発声すれば宅録で1万円台のコンデンサーマイクってコスパ良いですし。
スポンジと金属どっちが効果あるのか
ポップガードにはスポンジかぶせるタイプ(ウィンドスクリーン)と、網を使った金属型があります。
こちらも結論としては効果に大差はありません。ていうかおまじない的な感じで、大きくポップノイズが減った感覚はありませんでした。
もしかしたら一定の効果はあったのかもしれませんが、毎回動画撮るたびにどこかで「ボフッ」ってなってました。
ただしこれは僕のナレーションの発声が悪いのが元で、きちんと距離を取れば効果をだしていたのかもしれません。
で、発想の転換を図りました。
マイクに近づいて話すのはありきだとして、マイク自体がそういったノイズをカバーしてくれるものを使えば良いんだと。
ダイナミックマイクを使ったら破裂音は激減した
一般的には感度の高いコンデンサーマイクがyoutuberに使用されていますが、ダイナミックマイクを使う人もいます。
- ダイナミックマイク → 低感度、電源不要、安い、丈夫
- コンデンサーマイク → 高感度、要電源、高い、湿気に弱い
で、僕も有名youtuberが使っているダイナミックマイクを使うことにしました。
shure sm7bというマイクです。有名な人だとヒカキンさんや、東海オンエアさん、SHAKAさんなんかが使用しています。
問題点としてはオーディオインターフェースが必要なこと、感度が低いため音量を上げなければならないことなどです。
声が小さい人(僕みたいな)や、しょぼいインターフェースだとマイクプリアンプという音を増幅させてくれる物が別途要ります。
しかしポップノイズが明確に減り、今ではほとんど気になりません。
参考の動画がこちら。
とはいえ、それなりの費用を払って聞きざわりを気にするかどうかは、人によると思います。
おまじない感覚なら、ポップガードやウィンドスクリーンでも良いと思います。
一方で、根本を変えたいならマイクそのものを変えることも考えてみてください。